この間の寒波は、うちの周辺での、今年一番の積雪をもたらした。朝いちばん、外を見ると、駐車してある車にうっすら雪が。こんなに積もったことは、近年にない。
別宅の庭では、この間の強風でユーカリの枝が折れた。ユーカリは風に弱い。これを敷地の隅に運んで燃やすと、油分を多く含むこの木は、凄い勢いで燃えあがる。その炎の勢いを見るたび、オーストラリアの山火事での、可哀そうなコアラを思う。
私の畑もうっすら白い。エンドウの小さな苗が、頑張って冬を越しているだけだ。暖かくなるとどんどん成長して、沢山収穫できる予定。
先日、香川県の家が、全国一室内の温度が低いと、NHKの「クロ現」で話題になっていた。可笑しくて苦笑。讃岐のほとんどの人は以前から知っている。
北海道から来られたお客様から、何度か、「こちらの家は寒いねえ」と言われている。暖かい地域だからかな、家全体を暖かくして快適に過ごすという習慣が昔からないのだ。炬燵とかストーブとか、スポット暖房なのだ。しかし、この頃の新築の家は、二重、三重のサッシ、気密性高く、ソーラー発電設備を備えた娘の新しい家は、年中暖かく涼しく、実に快適だ。古い家は、窓から冷えてくるし、隙間風も入ってくる。それでも、一月2月の極寒を凌げば春はすぐそこ。昔の人は我慢強いのである。クロ現では、生活環境病、ヒートショックに気を付けましょう、と言っていた。とはいえ、暖房費節約は必須である。