日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

香川の家は日本一寒い

2023-01-29 09:47:40 | 日記

 この間の寒波は、うちの周辺での、今年一番の積雪をもたらした。朝いちばん、外を見ると、駐車してある車にうっすら雪が。こんなに積もったことは、近年にない。

  

 別宅の庭では、この間の強風でユーカリの枝が折れた。ユーカリは風に弱い。これを敷地の隅に運んで燃やすと、油分を多く含むこの木は、凄い勢いで燃えあがる。その炎の勢いを見るたび、オーストラリアの山火事での、可哀そうなコアラを思う。

 私の畑もうっすら白い。エンドウの小さな苗が、頑張って冬を越しているだけだ。暖かくなるとどんどん成長して、沢山収穫できる予定。

 先日、香川県の家が、全国一室内の温度が低いと、NHKの「クロ現」で話題になっていた。可笑しくて苦笑。讃岐のほとんどの人は以前から知っている。

 北海道から来られたお客様から、何度か、「こちらの家は寒いねえ」と言われている。暖かい地域だからかな、家全体を暖かくして快適に過ごすという習慣が昔からないのだ。炬燵とかストーブとか、スポット暖房なのだ。しかし、この頃の新築の家は、二重、三重のサッシ、気密性高く、ソーラー発電設備を備えた娘の新しい家は、年中暖かく涼しく、実に快適だ。古い家は、窓から冷えてくるし、隙間風も入ってくる。それでも、一月2月の極寒を凌げば春はすぐそこ。昔の人は我慢強いのである。クロ現では、生活環境病、ヒートショックに気を付けましょう、と言っていた。とはいえ、暖房費節約は必須である。


10年に1度の寒さ

2023-01-24 12:50:11 | 日記

 今日これから、すごい嵐になりそう。明日は、朝起きたら雪景色だろうか。年末に寒気が来たけれど、雪はチラホラ舞っただけで積もるに至らなかった。もう何年も、田畑の雪景色をみていない。不謹慎と言われそうだが、明日の朝が楽しみだ。寒さを好む動植物もいるだろうが、大部分は寒いのは嫌いだ。

  

 お正月のあいだ、玄関に飾ってあった巨大柚子、腐ってはもったいないので汁を搾ろうと切ってみた。この大きさ、さぞや大量のジュースがとれるかと期待したが、なんと中身は小さかった。それに、圧迫しても汁が出てこない。残念。さて、ジャムにするかな。

 庭の梅、開花宣言。2日前、一輪、可愛らしく咲いた。今年は少し遅かったかな。


カモシカ

2023-01-23 11:07:44 | 日記

 未明から雨が降っている。今週は寒気がやってくるそうだ。昨日日曜日は、数日前の予想よりずっと天気よく、登山を楽しめた。年末の大量の降雪は、赤星でも日増しに薄くなっていくのが観音寺からでも充分見えていた。雪は期待できないなあ、でも久しぶりに「元気の会」の方々に会いたいなあ、と思って、トレーニングがてら登ることにした。彼らは楽なコース、中尾集落からの山行だ。私は車のアプローチが近い、北から登る。頂上到着の時間に合わせて、調整しなくてはいけない。冬は長いランチタイムはとれない。

 登り始めて10分もたたないくらい麓で、ふと見上げると登山道に獣が立っている。イノシシ!どうしよう、落ち着いて、と自分に言い聞かせて、人間は怖いよと思ってもらえるよう、ピッケルを構えてジッと退いてくれるのを待っていた。彼はずっとこちらを見ている。スマホを取り出してゆっくり写真を撮れるほどに、何分間も。たたずまいも犬みたいに可愛く、大人しい。彼もこの道を下りたかったんだ。私が脇をよじ登って通してあげてもいいけど、ちょっと厳しいなあ。10分くらいたっただろうか、突進する気配なく、漸くゆっくりと山側に歩きだして、私は進むことが出来た。

 ところが、今朝エントツ山さんの掲示板に、ある方が「カモシカに遇いました」と写真をアップしていて、ビックリ。昨日の獣はカモシカだった! 納得、そういえば姿がイノシシじゃないなあ。イノシシなら、数秒間見つめあったら、すぐ逃げていく。ウーン、カモシカとは思わなかった。徳島で2度遇ったことがあるが、足はもう少しシュッと長く、私のイメージでは、イノシシよりシカの方に似ている。昨日のはズングリしている。でも、顔はカモシカだ。愛媛の瀬戸内側にカモシカがいるんだろうか。

 みんなに「イノシシに遭ったよー」なんて写真をみせてフレてしまって、お恥ずかしいかぎり。

   


庭師さんの真似事

2023-01-14 10:02:42 | 日記

 庭仕事に打ってつけの天気が続き、庭師さんの真似事を始めた。写真はビフォーアフター。

 毎年冬、造園業が入って、4日間延べ8人で剪定をしていた。去年は、人件費、ごみ処理、消毒、これらで26万円かかっていた。母が亡くなって、いくらかの現金は残してくれているが、これを使って家を維持しようとするとすぐに底尽きてしまう。なので、できることは自分でやらなくてはいけない。庭師さんが綺麗に形を整えてくれているので、私は伸びた枝を伐るだけだ。脚立を使ったり、時には木に登って伐る。いい年して木から落ちて怪我した、なんて、カッコ悪いことならないように、用心して登っている。しかし、松の木と数メートルもある高い木はどうしたものか。

 これまで、人にまかせっきりだった庭木たち、枝の伐り方によって花がどのように咲くか、いろいろわかってくると思う。春の花の付き具合が楽しみでもある。

 そして、よそのお宅の庭木にも自然と目が行く。ここは綺麗に散髪しているなあとか、ちょっと伸びているなあ、いつ伐るのかなあとか。サザンカは、うちの場合、整えて伐りこんでいるが、放っておいた方が花がたくさん咲くのかなあとか、よその庭木をみてどうしたものか考えている。金木犀は、よその庭でも、やはりまるく刈り込んである。大きな木なので大変だけど、マキタでトリマーを買って頑張るか。


初詣

2023-01-01 22:09:19 | 日記

 風無く、暖かいお正月だった。雲辺寺の山脈が、この間の雪で、ほんの少し白いのが確認できていた。まだ完全には溶けていない。初詣で雪があるのは、最近ではめずらしかった。長年雲辺寺登山を一緒に続けてきた山友が、今年からは外れることになった。終に引退となった。仕方ない、いずれおとずれる事態だ。

 境内に着くと、人が沢山いるのに驚いた。コロナ前でも、これほどには参拝していなかったと思う。第8波に入っているのだけれど、インフルエンザのようなものだと考えて、これまでの我慢を解放したのだろう。

  

 お茶でもしようかと「天空のブランコ」まで行った。元スキー場のレストハウスは営業していなかった。番人さんはいなかったので、自由に休憩してよさそうだった。外に、クレープと飲み物を売る小さな店があり、小さな列ができていた。コーヒーを買って屋内で飲もうと思ったが、列が全く進まないので、あきらめて持参のおやつと飲み物で休憩させてもらった。小さなカプセルのような箱の中で、一人でクレープ焼いたり、飲み物作ったりしている。出来上がるテンポがあまりに遅く、商売になっていないように見えた。そして、かつてのレストハウスは、調理器具や冷蔵庫が揃っているのに全く利用していない。こんなにたくさんの人が遊びにきているのに、簡単なものでも売ればいいのにと思う。三が日だけでも相当儲けると思う。商売気ないなあ。惜しいなあ。