日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

東京に居ます

2018-09-24 10:32:50 | 日記

 私は今、東京に居る。22日土曜の朝家を出て、22日と23日は東京の娘のところで孫たちと留守番、24日は千葉に住む3女を訪問、25日夜自宅に戻るので、3泊4日のお休みである。気候のいい時期にお休み? 気が引けたが、さいわい、お遍路さんの予約は全く入らず、昨日やっと申し込みがあった。「申し訳ありません、臨時休業しています」とお詫びした。お遍路さん全体の動きはどうなんだろう。お客がないのはもしかしてうちだけ?

 

 羽田に降りて、京急線、山手線に乗って渋谷に行く。京急線で危く横浜へ行くところだった。車内アナウンスをきいて、急いで飛び降りた。年寄には東京は難しい。外国人、よく東京で電車や地下鉄にのれるなと感心する。

 渋谷に辿り着くと、ハチ公を探す。ここからでないと、私は娘の家に行けない。ハチ公、109ビル、東急百貨店と、目印を探していく。さもないと迷子になる。ハチ公の前は記念撮影の観光客が次々と集まる。彼らは香港か中国か?

 

 今日は、孫娘を学校に送り届けるという重要任務がある。彼女はブリティッシュスクールに通っている。日本の学校とは休日が違うようだ。お弁当やおやつも持参する。家から歩いて行ける距離なのでよかった。NHKの前を通って、小雨の中ゆっくりと歩いて行った。ちょっとした散歩で楽しかった。

 

 途中、区役所の傍を通ると、仮囲いに工事現場を再現したカラクリ装置が。建設工事で迷惑かけますのパフォーマンスだろうか。面白いことするな。

 休日、孫たちと代々木公園へ行くとか、デパートで買い物して食事するとか、どのように過ごすか考えていたけれど、彼らは外に出たがらない。お兄ちゃんと妹は、ずっと家のなかで、積み木やレゴで遊んでいた。なので私もずっと家の中。安全と言えば安全だが。


民泊で様々なトラブルが

2018-09-19 10:56:09 | 日記

 昨日、ラジオNHKのニュース解説で、民泊に関する苦情についてしゃべっていた。夕食の支度の手を止めて、聞き入った。

 請求に清掃料金が含まれていた、とか、キャンセルしたのに料金を請求された、とか、現地で鍵の場所がわからなくて家にはいれなかった、等等。民泊宿泊サイトに申し込みをしたら、英語の説明のメールが来ることもあるらしい。客側の確認が足りないゆえのトラブルも結構あるようだ。勿論、悪質な業者もいる。6月からの新ルールでは営業許可が必要になったが、それを受けてない業者がいる。「民泊始めませんか」と持ち掛けて、多額の資金を巻き上げる輩もいる。

 うちも、ANBから申し込んでくるお客様が、外国人日本人、共に増えている。日本人のお客様は、「初めてANBを使いました」というかたが多く、不安な気持ちでお出でる。民泊サイトだから普通の家なのかな、一戸建ての家かな、とか想像するらしい。うちが旅館で、私たちオーナーが同じ建物に住んでいると分かって、安心される。完全に別の家に宿泊する場合、緊急連絡先を予め確認しておくことが大切。

 私は、申し込みのあったお客様については、自己紹介や、宿側からのレビューを調べることにしている。お客様も宿のレビューを読んでから決めた方がいい。新しく登録した宿では、それがないだろうけど。

 うちの場合、4.8の星マークをいただいている。評価はその方の考え方次第、時と場合にもよるので、一喜一憂することなく、ご意見をいただいたら、できるかぎりの対処をする。この夏も、ゴキブリが出没してハラハラした。不運にもお客様の前に現れたら、「古い建物で隙間だらけ、どうしようもないのです」と謝るしかない。ANBの会員になって最初の頃、やはり外国人への対応に不慣れであったので、もてなしが行き届かないところがあった。枕はそば枕でなく、大きめの柔らかいものに換えた。私の能力の範囲内で、できるだけコミュニケーションする。

 観光、サービス業を取り巻く環境がすっかり変わったこの頃、政府も民間も対応が忙しい。香川県では、全国一、外国人の観光客が増えたそうである。静かな田舎の通りを歩く、欧米人やアジア系の観光客がよく見かけられる。観音寺を楽しんで、いい思い出を持って帰ってほしい。


雨のトライアスロン

2018-09-11 12:23:20 | 日記

 今日は、久しぶりに晴れた。気温は、初秋を通り越して、10月の爽やかさ。窓からの風が心地よい。

 9日は、雨の中、トライアスロン選手権大会が行われた。前日のキッズトライアスロンは、用心してか中止になった。5年生の孫が、どういうわけかこれにエントリーしていた。彼はどうも、走り回ったり、泳いだりが好きみたいだ。なので、初めての孫の参加を楽しみにしていた。残念。

 今年は国士舘大学からのエントリーはひとりだけ、応援を含めて10人の宿泊だった。

 

 いざ、出陣

   

 財田川の水は泥水、スイムの会場有明浜はどうだろう。私は例年、浜までスイムを見に行くのだが、丁度雨足が強くなったので、今年は行きそびれた。選手の話だと、やはり濁っていて、波も高かったらしい。ランのときには、次第に小降りになっていった。いつものように、叔父がバケツを打ち鳴らし、応援している。お天気がこうでは、一般の人の応援はほとんどいない。寂しい大会となった。

 急な申し込みであったが、予想外で部屋が空いていたので、3人のお遍路さんにお泊り頂けた。本当なら満室のはず、3人の方とはご縁があったんだね。

 ベルギー、北海道、名古屋からのお遍路さん

 北海道の方に「地震大丈夫ですか?」と尋ねると、「停電で冷蔵庫のベーコンがダメになっただろう」とおっしゃった。娘さんが東京でスープカレーの店をやっていて、ベーコンを作って提供しているのだそう。

 以前お泊りくだっていた勇払郡追分の根深さん、どのようにお過ごしですか?

 

 


高校茶道部の茶会

2018-09-09 07:41:44 | 日記

  

 母校、観音寺第一高校の文化祭

 昨日は、大雨だったり、小降りになったり、傍を流れる財田川は泥水が増水。晴れならば自転車で気持ちよく走りたいところだが、帰りに大降りになったら困るので、近いけれど車で行く。駐車場は泥べちゃの河川敷、大きな水たまりやぬかるみの中に入っていく。たちまち車は泥んこに。大きなワゴン車も、軽自動車も、頑張って突き進んでいったんだね。車高の高い四駆の私の車でさえ、スリップして振られている。

 私の茶道の先生が、高校生の茶道部を看ている関係で、毎年、私たち社中の者が、文化祭の茶会の水屋の手伝いにいく。

 お茶菓子は、「きせわた」という銘の練り切り。ピンクの菊の上に、ふわっと、綿をイメージした黄色の餡が乗っている。お持ち帰りしたときに、少しつぶれた。

 きせわた? なんのこっちゃ?

 わからないことはすぐにネットで調べる。「菊の着綿」とは、平安時代、宮中で、9月9日の重陽の節句に行われた行事である。菊の花の上に、染料で黄色に染めた真綿を被せ、一晩おく。翌早朝、朝露がしみこんだ真綿で体を拭うと、菊の薬効により無病である。雅ですなあ。

 9月8日、9日の文化祭と節句が重なったので、このようなお菓子になったんだね。着綿、ひとつ勉強しました。忘れないようにしよう。

 茶会を開くのって、大変だ。道具、お軸、茶花、菓子、お客様をもてなすために綿密に計画しなくてはいけない。茶道って奥が深いね。


エントツ山さんに初めてお会いする

2018-09-04 09:45:41 | 日記

 なんと、私がオッカケをしているエントツ山さんと、この間の日曜日一緒に山行をさせて頂いた。「山と元気の会」7名での沢登り、である。一週間前の計画書では彼のお名前はなかったが、急遽参加されることになったようで、私にとってすごいサプライズだった。

 エントツ山さんのホームページは、10年くらい前から見せていただいている。GPSの軌跡を参考に、9年前天ヶ峠へ行けた。エントツ山さんとマーシーさんは健脚なので、殆どの山行は、とても真似できない。最近では、ハネヅル周回を歩いたが、最後に薮漕ぎ付きで、結構面白かった。

 今回の沢は床鍋谷である。初心者向きポピュラーな沢ということで、私は7回目だ、多分。沢歩きは、自分の好みや力量によって、自由に登って行けばいい。岩に自信がなければ巻く。濡れたくなければ端を歩く。エントツ山さん、ライフジャケットに沢用ザックという完全装備で積極的。泳ぐ、シャワークライミング、充分楽しんでおられた。これが、本当の沢登りの醍醐味だね。私が去年まで属していた山の会では、皆さん泳ぐの苦手だったのか、不本意に落ちる以外は、あまり泳がなかった。エントツ山さんを初め、男性陣は結構水遊びを楽しんでおられて、私もついでに真似して、最高に面白い沢登りを経験できた。

 

 小滝を登ったところで、先頭を行くSさんがアメゴを発見。20センチ以上ありそうなおおもの。まだ生きている。私はその何分か前、大きめの鳥が木の枝で羽ばたいているのを見ている。獲物を仕留めた丁度そのとき、私たちの気配で飛び上がったのだろう。可哀想に、魚はSさんにヨコドリされた。Sさん、思いがけない晩御飯のご馳走でしたね。運の悪いこの鳥、ややグレーっぽい羽をしていたから、アオサギなんだろうか?

 10年くらい前、同じく別子、日浦谷を登っていたとき、水の中から突然入道のような男の人が現れて、ビックリしたことがある。ウェットスーツを着て、モリでアメゴを捕っていた。30センチもあろうかという大きなアメゴだった。

   

 ランチタイム、エントツ山さんが皆に温かい紅茶を入れてくれた。冷えた体を内から温めてくれる。

 先週、寒風山で出遭った3人の熟年女性、そのうちのお一人がピオーネさん、もう一人は、知り合いのいとこさんだった。山で名を名乗ると、意外と繋がりのある人だったりして、驚くと同時にとても嬉しい。ピオーネさんは、私がオッカケしている「むらくも」さんの奥様である。山で出遭った人とお話ししてみるのもいい。

 3人は、花の写真を撮るのが目的で登っている。ホームページを見せていただくと、とてもきれいな写真がアップされている。「花はあまり興味ありませんか?」と聞かれる。30年くらい前、山登りを始めたころは、花を見つけては撮りまくり、図鑑で花の名を覚えることに一生懸命だったが、今は山歩きの目的が変わり、花は「おまけ」になった。丁度花が咲いていれば儲けもの。「目的はピークハントですか?」ときかれても、そうでもない。山の中を、道を捜してただウロウロするだけのときもある。この頃は、地図とコンパスが必要なところで、目的の場所に行くことに、達成感と楽しみを感じている。GPSをもたないので、よく自分が居るところが分からなくなるし、勘違いもする。目標は、見当が当たった時の達成感かな。それと、未知の山を行く緊張感も好きだ。

 人それぞれ、好みの山があり、楽しみ方がある。