この間夜、ほんの少し雨が降ったけれど、またカラカラ天気が続く。
母の家の庭のコスモスがほぼ終わったので、引き抜いて燃やしている。少しくらいならよかろうと、庭の隅で野焼きする。本当は野焼きは禁止である。でもこの田舎では、農家さんはまだまだ昔のように田んぼの畔で草を焼いている。落ち葉や枯草を燃やすと、パチパチ気持ちの良い音をたてて、勢いよく燃え上がる。灰は畑に撒く。当然、煙は敷地外に流れていくが、拡散するので、離れた隣のお宅にはさほど迷惑かけることもないだろう。
毎年、庭は一面コスモスだらけになる。殆どやさしいピンク色であるが、ときに濃いピンクがあり、たまに白もある。突然変異か、縁取りがついたのや白に近い薄いピンクのが稀にある。珍しいのを選んで種を取っているが、優勢種のピンクと交配して、きっと、ほとんど大半を占める、あのピンクの花が咲くのだろう。
母の家に住んでいるネコ。私が外の用事をはじめると、傍で日向ぼっこをしたり、ムシをとって食べてみたり。この子は昆虫が好物らしい。野良ネコになっても生きていける。
私の白血球の元気が落ちたか、はたまた空気の乾燥のせいか、風邪のばい菌に負けてしまった。初日、喉がヒリヒリ痛くて眠れなかった。二日目、くしゃみと鼻水発症。鼻づまりで眠れないので、夜、置き薬の風邪薬を飲む。うちのお客様のなかに、置き薬を販売している薬屋さんがいる。今はこの方おひとりだが、以前はこのような薬屋さんが4,5人いた。薬はなるたけ飲まないようにしているので、置き薬は手元にあるものの、使うことはなかろうと思っていた。ところが、どうにも苦しくて手を出さずにいられず、一回だけ飲んだ。薬はたいへん良く効いて、眠れたので、薬屋さんに感謝した。三日目、喉の痛みと鼻づまりは緩和したが、頭が少し痛い。五日目の現在、頭痛なく、粘液質の鼻汁がまだ残っている。ほぼ快復したので、明日はジムに行って少し運動しようかな。