日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

風邪のばい菌に負けた

2015-10-29 20:26:45 | 日記

 この間夜、ほんの少し雨が降ったけれど、またカラカラ天気が続く。

 母の家の庭のコスモスがほぼ終わったので、引き抜いて燃やしている。少しくらいならよかろうと、庭の隅で野焼きする。本当は野焼きは禁止である。でもこの田舎では、農家さんはまだまだ昔のように田んぼの畔で草を焼いている。落ち葉や枯草を燃やすと、パチパチ気持ちの良い音をたてて、勢いよく燃え上がる。灰は畑に撒く。当然、煙は敷地外に流れていくが、拡散するので、離れた隣のお宅にはさほど迷惑かけることもないだろう。

      

 毎年、庭は一面コスモスだらけになる。殆どやさしいピンク色であるが、ときに濃いピンクがあり、たまに白もある。突然変異か、縁取りがついたのや白に近い薄いピンクのが稀にある。珍しいのを選んで種を取っているが、優勢種のピンクと交配して、きっと、ほとんど大半を占める、あのピンクの花が咲くのだろう。

  

 母の家に住んでいるネコ。私が外の用事をはじめると、傍で日向ぼっこをしたり、ムシをとって食べてみたり。この子は昆虫が好物らしい。野良ネコになっても生きていける。

 私の白血球の元気が落ちたか、はたまた空気の乾燥のせいか、風邪のばい菌に負けてしまった。初日、喉がヒリヒリ痛くて眠れなかった。二日目、くしゃみと鼻水発症。鼻づまりで眠れないので、夜、置き薬の風邪薬を飲む。うちのお客様のなかに、置き薬を販売している薬屋さんがいる。今はこの方おひとりだが、以前はこのような薬屋さんが4,5人いた。薬はなるたけ飲まないようにしているので、置き薬は手元にあるものの、使うことはなかろうと思っていた。ところが、どうにも苦しくて手を出さずにいられず、一回だけ飲んだ。薬はたいへん良く効いて、眠れたので、薬屋さんに感謝した。三日目、喉の痛みと鼻づまりは緩和したが、頭が少し痛い。五日目の現在、頭痛なく、粘液質の鼻汁がまだ残っている。ほぼ快復したので、明日はジムに行って少し運動しようかな。

 


柿が赤くなると医者が青くなる

2015-10-22 21:50:39 | 日記

 

 我が家の柿、今年も例年のように、家族と、あまり多くないお客様のデザートにだせるくらいには実った。鳥にいくつかは狙われたが、ほとんどは人間様の口に入った。他所に、もっとおいしい食べ物があったのだろうか。藤棚に這わせたアケビ、今年は3個収穫。ほんのり甘い果肉、おいしいんだけど、種を吐き出すのが大変。

 「柿が赤くなれば医者が青くなる」

昔から、秋によく聞かれることわざだ。その意味は、柿は栄養的に優れているので、食べると病気にならず、医者の出る幕が無くなる、と一般的に思われている。先日、ラジオでアナウンサーが言っていた。その意味は、柿が熟れる頃は気候がよいので、体の調子も良く、病気に罹りにくいということらしい。ほとんどの人は、前者が正しいと思っていたのではないか。私も、柿はビタミンCがたくさん含まれていて、体にいいから、一日一個食べましょうという意味だと思っていた。今まで使ってきた言葉で、思い違い、勘違い、結構ありそうだ。


雨乞いしたい気分

2015-10-19 21:44:23 | 日記

 何日も雨が降っていない。カエルがゲコゲコ鳴く声が聞こえると、雨を期待できるかなあと、心待ちするのだけど、めずらしいほどに晴天が続いている。畑はカラカラに乾いているので、この間、種物屋さんで買ってきて植えつけた、野菜の苗の水遣りに通う始末である。

 きょうも、朝は冷えたけれど、日中は25度まで上がった。

 ゲコゲコ鳴くカエルは、まさかこの小さなアマガエルではないと思う。このごろツチガエルとか、トノサマガエルを見なくなったなあ。自然環境が変わったせいだろうか。昔、田植えが終わった水田には、浮草がたくさん浮いていて、アメンボやカブトエビも泳いでいた。お百姓さんは、本当にシンプルな木製の道具を水面に滑らせて、イネの間の草取りをしていた。最近の水田はどうなっているんだろう。草は生えないんだろうか。

 子供の頃、まさに土色をした、きたないツチガエルは、家の周りにいっぱいいて、捕まえては遊んでいた。カエルやムシは、田舎の子の遊び道具だったのだ。カエルをエサにするのだろう、ヘビもよく見かけた。さすがにヘビは、よう捕まえなかった。でもヘビを毛嫌いするわけにはいかない。私はヘビ年なのだから。

 昔、周辺で見られた生き物たちが消えてしまった、それは環境の変化であると納得してしまっていいのだろうか。生活が楽になり、暮らしやすくなった代償に失ったものも多いはずだ。


雑談

2015-10-14 10:52:45 | 日記

 

 10月の週末は、観音寺周辺の何処かで祭りがおこなわれている。車を走らせて用事をする場合は、時間に少々のゆとりを持って出かけなければいけない。

 この間の土日は、私の実家ので秋祭りがあった。たまたま民家の軒先で獅子舞が行われていたので、車を停めて見学。

 子供の頃、お祭りは最大級の行事だった。自分の住む地域と、母親の里のお祭りと、二回行けた。昔は、母親が子供を連れて実家に遊びに行くことは、そう度々あることではなかった。盆正月、秋祭りくらいだろうか。私が小学校の高学年くらいだった頃、母は車の免許をとったので、実家といい、観光地といい、結構あちこち外出していた。あの時代、車にのる女性は田舎ではとても珍しかった。初めての自家用車は、マツダのキャロルという小さな車だった。職業婦人の母は、かなりとんでいたのかもしれない。今91歳、老健施設で寝たきりの生活を送っている。おしゃれでしっかり者だった母の、今の姿を、誰が想像し得ただろう。一番哀しいのは、思いもかけない人生を過ごしている本人には違いない。自分は心臓が悪いから早死にすると口癖のように言っていたが、一族でいちばん長生きしている。健康で長寿ならば最高なのだが。

 

 母の家のミモザ。このミノムシたちに食べられて葉っぱはない。ミノムシのマンションのように無数にぶら下がっている。

 今は動かず、じっとぶら下がっているだけだが、一か月くらい前は、風もないのにブラブラして、じっと見ていると枝先を移動しているではないか。移動式の家だったんだ。

 二年くらい前だったか、このミモザの枝を見ていたら、偽装しているムシを発見。ナナフシの仲間だ。小枝にそっくり。家の周りにも面白いものがたくさんある。

 私が掃除を始めるとロクが邪魔しにくる。使用済みシーツの中に潜り込む。

 ロクちゃん、きょう入院した。3週間前、後ろ足の関節のあたりに、咬まれた傷があった。傷は小さいから舐めて治すだろうと放っておいた。しかしジクジクと治らず、昨日から3本足で歩きだしたから、これはいけないと思い、医者に連れて行った。ばい菌が入って、関節部分に水がたまっているから手術しないといけないらしい。

 こんな重症になるとは・・・。可哀そうに、病院の檻に入れられて、恐怖と不安で泣き叫んでいた。はやく退院できればいいんだけど。お医者は、何日かかるとも言わなかった。甘えん坊がいないとさみしいな。