12月半ば、観音寺市豊浜町、特産の梨畑をすそ野に持つ高尾山を、大野原町田野々から周回した。この山域は稜線が刈り込まれているので、比較的歩きやすい。春には蕨の宝庫となる。稜線を歩き続けるとどこに下りるか、以前から気になっていた。あまり長い周回にならないように、GPSで絶えず確認しながら歩いた。車まで戻るのに7時間くらいだったので、まあ適当な運動になった。
田野々の空き地に、茶色のヤギが繋がれていた。この頃、ヤギをよく見る。大野原では、昔キウイを栽培していたのか、野生化した実がたくさん生っている。右端の写真。残念ながら、酸っぱかった。
今年の登り納めは、12月25日のチチ山だった。翌日は数年に一度クラスの寒気がやってくるという、ギリギリの天気だった。登り始めは曇り、次第に青空になった。雪はほぼ融けていが、樹氷は素晴らしい。
山専用の、軽くて保温力のいいテルモスを買った。チチ山頂上で、充分カップラーメンができる温度だった。6000円だけのことはある。冬山の屋外ではガスを使うのは難しい。暖かい汁物を摂るには、テルモスが便利。
さて、明日元旦の雲辺寺は雪があるだろうか。最近は、雪のない正月登山が続いている。日本海側や関東ではすごい積雪になっているようだ。こっちに分けてほしいくらい。この頃、局所で豪雪豪雨になるから災害が起きるんだね。