日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

朝ドラ

2012-03-20 13:36:42 | インポート

 この間から、家の周りにいる野良猫たちが発情期をむかえているので、毎晩やかましいこと。今朝は、うちのウェイと野良が、ガラス越しに喧嘩している。ウー、フゥーッ、シャーッ、とかなり激しく遣り合っていた。ガラスがなければとっくみあいの大喧嘩だ。ガラスの向こうからネコパンチをやってくるから、おかしくて笑ってしまった。ウェイは、脱走しないようにしっかり見張ってなくてはいけないな。

 私はテレビドラマを殆ど見ないけれど、朝の連続ドラマと大河ドラマは欠かさないよう見ている。この間から、ヒロインが尾野まちこから夏木マリに変わった。初めはなじめなかったけれど、今では、尾野まちこの小原糸子をすっかり忘れている。夏木マリという女優さん、ベテランだなあと感心しながら見ている。彼女のつぶやきがまたとてもいい。老いてゆく不安、寂しさ、培ってきた自信、誇り、それらをゆっくりとした老婆の口調でかたる。うんうん、そうなんだよねえ、とすんなり共感している自分がいる。私も老いていくんだねえ。

 今週から糸子がいちだんと年取って、88歳である。夏木の首のメイクがすごい。皺くちゃのお婆さんだ。デジタル放送で細部まで映ると、メイクさんもたいへんだろう。

 大河ドラマ「平清盛」を汚いと言ったどこかの知事さんがいたようだが、へエーと驚いた。あの時代、あれくらい汚いのが当たり前と思っていた。貴族さんは、風呂もシャンプーもそうは頻繁にできなかったろうし、武士の身分は低く、身なりも良くなかったとおもう。前のドラマ、「江」は、衣装、女優さんがきれい過ぎて、あんなの嘘だよねと思った。草木染では鮮やかな色はでないだろうし、建物だって埃っぽくて汚いはずだ。私はリアルな映像のほうは好きだ。

P1040372

P1040369


「黒部の山賊」誰か持っていませんか?

2012-03-17 12:32:40 | インポート

 今日は、彼岸の入りだ。いつものことだが、花を買いにいったらいつもの2倍の値段がついている。高くても買わなければいけない。花つくりの農家にとってはかきいれどきだ。うちでは、盆正月関係なく、一律、一泊二食6000円なんだけどなあ。

 去年の夏、槍ヶ岳直下の殺生小屋で泊まったとき、天候快復を待つ間、時間潰しのつもりでここのライブラリーを覗き、1冊の本を手に取った。それが、「黒部の山賊」という本である。パラパラとめくると、三俣山荘あたりに恐ろしい山賊が住み着いていた、というような内容だった。昭和20年ころ、新聞を騒がせた、山賊に関わる事件があったらしく、それについて書いてあるようだった。掻い摘んで読んだところでは、親切な山小屋の主を装って、登山客を油断させておいて、身包み剥ぎ取って命まで奪う、ということだ。「へえーっ」と思ったが、在り得る。昔は山賊、海賊、追い剥ぎ、そのような無法の輩がいたと思う。たまに時代劇をみていると、杖をもって、背に小さな包みを背負って、一人旅する武家の娘が出てきたりするけれど、あり得ないな。女の一人旅なんて命がけだ。

 今の世の中、なんと平和で安心なことか。女一人で黒部にはいったところで、なにも心配要らない。立派な小屋ときれいな布団、おいしい食事にありつける。

 さて、この本、下に降りてどこかで探して読んでみたいと思ったが、図書館にはなく、ネットでも結構いい値段だ。どなたかお持ちの方貸してください。大好きな黒部の山々の歴史を知りたいと思います。

 

P1040154

秋に山でみつけたムキタケ。これを発見すると飛び上がるくらいに嬉しい。汁に入れて食べた。気をつけないといけないのは、毒キノコ、ツキヨタケと類似していることである。

P1040136

きれいな色のキノコ、毒ではないはず。

P1040196


東京で遊ぶ

2012-03-06 19:04:40 | インポート

 不老の栄養素、ビタミンEを摂り過ぎると骨粗しょう症になるそうだ。体いいからといって過剰に摂取するのは、何に関しても、禁物なのだ。アメリカでは、ヴィタミンEをサプリメントとして10パーセントの人が用いるらしい。日本人はそれほどではないにしても、健康食品やサプリメントの好きな人は多い。私は、そのような類のものは、一切体にいれない。毛嫌いしているのでなく、今まで食べてきたものを普通に食べていれば充分と思っている。化学的に合成されたものを口にいれるのはどうだろう。かといって、野菜や魚が昔のように安全である、とはいえない。が、とにかく、私は、液体や錠剤で栄養を補給するより、もっと容量のおおきいもので胃袋を満たしたいだけだ。食事を楽しみたい。食い意地が張っている。

 サプリメントを必要以上に摂ってはいけない。食事はバランスよくいただきましょう。

P1040301

土曜の夜、長女宅にお邪魔して夕食をいただいた。マンションは婿の好みで、シンプルで洗練されたインテリアである。

夕食のメインはしゃぶしゃぶだが、デパートで買ってきた刺身や鯖の押し寿司もならんだ。ところが、3日後の火曜日、朝からどうも食欲がなく、さてはインフルがうつったかと思って、午後から布団にはいった。土曜日と日曜日、インフルに罹っていたこの家の家族と接触している。布団で安静にしているものの、熱は37度以上は上がらず、ムカムカするだけである。どうもおかしい。次の日、電話で次女も寝込んでいると確認、そして長女も。食中毒と断定、3人が食べたものの記憶を辿る。鯖寿司があやしいと結論する。有名デパートで買ってもこんなことはあるのだ。娘2人は2日後に嘔吐下痢の症状が出たが、私は3日後、ムカムカで終わった。人によって症状が違う。食べた量にも因る。においや味は全く異常ないのだから、このような食中毒は避けられない。不運だった。

P1040344

代官山の蔦屋書店

娘婿のお気に入り、おすすめの店である。電動自転車に乗って、自宅から5分で来るそうである。ゆったりしたソファーでお茶しながら本が読める。席が空くのを根気よく待たなければいけない。周りには古い本や雑誌 がたくさんある。昔の娘さんたちが読んでいたアンアンや装苑なども創刊号からある。すごい。マニアにとってはたまらないかも。

1泊2日の東京見物、年寄りには疲れました。