日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

マツタケは見るだけ

2022-10-25 11:36:19 | 日記

 昨夜は久しぶりに雨が降った。お山のキノコたちも生き返る。実家の藤棚にキジバトのヒナがいる。夕べは寒かっただろうなあ。去年12月にハトが巣立ったとき、こんな寒い時期にも繁殖は成功するんだと驚いた。今年も寒さに耐えなければいけない日には、ヒナが持ちこたえられるか、私は心配するだろう。

 先ほど、昨日稲積山で採ってきたキノコと、この間別子で採ったショウゲンジを、キノコ汁で食べた。仕事が混んでいて、今年はろくろく山に行けていない。時間が取れそうなときは、キノコを探しにちょこっと里山に行く程度だ。

 昨日、3時ころから、近くの、「天空の鳥居」で有名な稲積山へキノコを採りにいった。ずっと雨は降らないし、寒くなっているしで、もう時期は過ぎたかなと期待せずに行くと、アミタケが沢山あって、私は帰れない。1時間半くらいで1.5キロくらい採った。乾燥しているので嵩はあって、袋はいっぱいになった。

 キノコの好きなOさんにすぐ持って行った。私はイグチと思っていたが、これはアミタケと教えてくれた。イグチの仲間なのでイグチといってもいいようだ。ネットによると、チチアワタケという毒タケがこれと似ているらしいが、茹でると紫色に変わるのがアミタケなので、私が採ったものは可食である。

 平日なのに、県外ナンバーの車がひっきりなしにやってくる。稲積神社も全国的に名が売れた。

 

 10月半ば、二度目、別子にショウゲンジを採りに行った。日浦駐車場には、軽トラなど作業者らしい車が何台か停まっていた。登山者風は少ない。歩きだしてすぐ、下りてくる二人の男性に遭った。一般的登山者ではない。私は、山で何か作業してるのかなと興味津々で聞いてみた。

 「今日は何をしてるのですか?」

 「探し物、けれども無かった」

ああ、マツタケかと気が付いた。この山はキノコ採りには入山料が要ると、友人から聞いたことがあった。マツタケを採るには、住友にお金を払わなければいけないのだ。時々パトロールに来るらしい。駐車してある軽トラのフロントグラスには、入山許可証が見えるように置いてあった。

 雑談するうちに男性はザックを下ろして、中身を見せてくれた。

 マツタケはあるんだねえ! 初めは、「ない」と言っていたのに、話をするうちに見せたくなったのかな。

 私にはマツタケを見つける能力はない。せいぜいショウゲンジを採って楽しもう。この日は大収穫、6キロくらい採った。時期が良かったのか、他にも美味しそうなキノコがいろいろあったけれど、怖いから食べない。

 


栗ご飯でおもてなし

2022-10-19 16:57:52 | 日記

 今朝テレビを見ていて、宮崎県の話だが、牛を自然の牧草で育てているという。今輸入の飼料が1.5倍になっているので、国内の草で賄っているこの畜産家が注目され、皆が研修に来ていた。この方が山の荒れ地を牧草地に変えようとしたのは、15年も前のことだ。ようやく努力が実り、輸入から国産の飼料で飼う畜産業に、皆の関心か集まったわけだ。

 私の実家は田んぼの中にあった。現在は、まわりは耕作放棄の荒れ地ばかり。近代的な新しい住宅もいっぱいできた。確か、子供の頃、背丈ほどの草を作る畑があって、その中でかくれんぼして遊んでいたら叱られた。農耕用の牛を農家は飼っていた時代である。牧草ならすぐにできそうな気がするけどなあ。

 多くのものを輸入に頼っている日本は、今物価上昇で大変な目に遭っている。田んぼが放棄されないように、政府は支援できなかったのだろうか。旅行支援より大事だよね。

   

 栗をいただいたので、毎日栗ご飯を炊く。東京からいつものお遍路さんがおいでた。新ハイキングクラブという登山グループの山行の一環として、毎年八十八か所参りが催される。先達さんの杉崎さん数見さんが、メンバーを案内しておられる。栗の皮を剥くのは指が痺れたが、喜んでくださって私もうれしい。お客様の一日の疲れをとり、笑顔で出発されるのを見送るのが役目だ。遣り甲斐のある仕事と思っている。

 

 


楽しいキノコ採り

2022-10-04 18:40:34 | 日記

 今日も暑かった。明日は7度も気温が下がるらしい。こう毎日暑いと、「さむーっ」という感覚が懐かしく、明日はどのくらい涼しいのか楽しみである。

 キノコ採りにはまっている。今日は稲積山だ。イグチが採れると聞いている。

 不動の滝から登り始める。乾燥しているから、キノコはないかもしれない。尾根近くまで登って、登山道に大きなキノコ発見。

 調べるとカラカサタケのようだ。可食。

 天空の鳥居まで歩く途中、ようやくイグチが採れ始める。 

 駐車場には、相変わらず、県外ナンバーが多い。

 丸亀から来ていた年配のご夫婦に遭う。二人とも袋を下げているので、すかさず聞いた。

 「キノコ採りですか?見せてください」

 袋の中は、イグチ、ハッタケ、アケビ。

  

 奥様としばらく立ち話をした。以前ここでたくさんキノコを採って、以来、季節にはとりにくるんだそうな。このあたりの人は採らないのか、と不思議がっている。坂出に住むわたしの友人は、産直で山のキノコを買うのを楽しみにしている。このあたりの産直で山のキノコを見たことはない。用心して食べないんじゃないかな。

  

 きょうの私の収穫。やはりイグチとハッタケ。

  

 大きくりっぱなツボを持ったキノコ。これは採らない。

 

 休憩していると、高知からわざわざここに登りに来た、山の好きな3人組に遭った。話を聞くと、香川の山にはよくくるようだ。私の知らない里山はいっぱいある。私は専ら、愛媛や徳島へいくから。

 キノコがあったというから、神社へ下ったら、車まで5キロ以上、下道を歩いた。暑かった。

 

 1日、土曜日、新居浜別子にショウゲンジを採りに行った。

去年同じころ、もっと沢山とれた。自然のものは気候次第だな。タイミングがうまく合わない。

  

 ショウゲンジ、わからないきれいなキノコ、触ってはいけないと最近放送されていたカエンダケ。と思っていたら、ベニナギナタタケである可能性が高い。

 私は、山中で滑って事故死するか、キノコ中毒で死ぬか、ではなかろうか。