日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

サクランボ収穫

2021-04-27 20:11:40 | 日記

 小さなサクランボがいっぱい採れた。沢山実をつけそうだったから、ネットを被せた。そうしないと、私の口には入らない。すると、一昨日、スズメより大きい黒い鳥が、可哀そうに、ネットに絡まって死んでいた。収穫の喜びが一転、暗い気分に変わった。強欲な婆さんのところのサクランボを食べると怖い目に遭う、と小鳥たちは怖がってか、近寄らない。独り占めしなくていい、半分こでよかったんだけど。

 小鳥の死と引き換えに、サクランボは笊2杯とれた。木に生っているのをつまんで食べると、甘くてとても美味しいけれど、うちに持ち帰ると、小さくて面倒で食べる気がしない。

 

 せっかくのサクランボ、種をひとつひとつ取って、ジャムを作った。木にあと少し取り残しのサクランボがあるので、また事故が起こらないように、ネットはすべて取り除いた。細いナイロン糸のネットは危ないな。私自身も引っ掛かって手間取った。来年は、鳥が気が付くようなネットを買おう。


アケボノツツジ

2021-04-25 20:54:09 | 日記

 

 先週日曜、東三森山から野地峰まで、H子さんと車2台使って縦走した。1台は折宇にデポし、大田尾越に向かった。羽根鶴山が少し白いのが気になっていた。峠に着くと、寒いこと。ピューッと風が吹くとパラパラと白いものが。霰だった。想定外の天気に、H子さんと笑ってしまった。この日、予報によると、天気はまあまあいい方だったし、黄砂がやってくると言っていた。きっと暖かいはず、半袖着るかな、スニーカーでいいかな、なんて思っていた。だから、冬装備は家に置いてきた。

 アケボノツツジがチラホラ咲いている。けれど、積雪1,2センチの冬景色。たまに雲がきれてお日様が出ると、暖かさにホッとする。こんな寒い日は、ひたすら歩く。おかげで歩行時間は短縮できる。野地峰で、ようやく高松からのグループに遇う。

 今日は、あれから1週間経った日曜。ゴールデンウィークのころ、鋸山は、カタクリ目当てに沢山登山者が押し掛ける。今年は、花の見ごろは1週間早い。鋸山から豊受山まで、久しぶりに歩いた。この山域には10年近く来ていない。

   

カタクリは、健在、大群落だ。道に寄ってきたものは無残に踏まれている。アケボノツツジは満開、ハイカー達は大喜びだ。

   

 登山道からほんの少し入ったところで、クマガイソウを発見。ここにあるなんて、驚き。5株しか見つからなかったが、あと1週間くらい後に、咲いているところを見に来たい。そのそばに山シャクヤクの群生もあった。ヒトリシズカはそこここに。

 

 秋田犬を連れた4人家族が、豊受まで登ってきた。ロシアのフィギュアスケート選手がペットとして飼っているマサル、あれから有名になった? ちまちまっとしたかわいい顔をしているが、体はすごく大きい。

 松山から登りに来た人も結構いたけれど、山は密にならないからいい。距離をおいてお話する。初めてアケボノに遇った人たち、感動して山にはまるかな? コロナのおかげで、海に山に、自然と親しくなった人たちが増えたのでは?


庭で過ごす

2021-04-22 04:55:30 | 日記

 

 ある日、里山の麓をドライブしていると、原っぱにヤギの親子が。写真を撮りましょうと、車から降りて数歩近寄ると、逃げの体制になって緊張感が漂った。ヒトも動物も、子供は本当に可愛い。心がホッコリする。

 

 この頃、コシアブラを知る人が多くなった。人が歩く山道に生えた小さな木の先っちょは、すべてもぎ取られている。なんとか脇目が出てきて枯れずに成長している。コシアブラのお母さんは天高く伸びて、高枝切りでもとても届かない。枝の先の大きく膨らんだおいしそうな若芽を見上げるだけだ。上の写真は、数年前、屋敷に移植したものだ。私の背丈くらい大きくなった。

 フジの花が満開してとてもいい香りを放っている。ミツバチのような小さな虫たちがブンブン羽音を立てている。この棚の下にテーブルとイスを置いて、お茶したいなあ。なんと優雅なこと!

 母の家の庭で過ごすのが大好きで、仕事が暇な今、ほとんどの時間、ここで草抜きをしている。草抜きが好きなのは、きっと頭が要らないから。面倒なことを考えずに黙々と草を取る。いつの間にか、その周辺はサッパリと綺麗になっている。一週間も経たないうちに元の木阿弥、毎日草抜きしなければいけない。夏になるまでの、しばらくの間の楽しみである。


コロナ第4波のさなか、山は大丈夫?

2021-04-13 17:14:52 | 日記

 都会に限らず、田舎でも感染が止まらない。去年のゴールデンウィークは自粛だった。お寺も閉じていたのでお遍路さんはいなかった。今年は「気を付けて来てください」という感じか。ずっと休業している宿もあるようだ。宿も遍路さんも、考え方次第だ。

 私のところは、営業する。ただし、二家族以上は受け入れない。この間から、GWの予約は少しだけ入っているが、まだキャンセルはない。皆さん遍路に行きたくてウズウズしているんだ。ただ、うちでさえ予約があるんだから、人がどっと動くはずだ。何処へもいかず、大人しくしていた方が本当は良い。GW終わってどんな結果がでるか、恐ろしい。

 一昨日、友人と3人で、石鎚水晶尾根を登るつもりでロープウェイ駅へ行くと、なんだか閑散としている。嫌な予感。4月10日から2週間、設備点検のため運休となっている。コロナだ。愛媛県は沢山感染者が出ている。公共施設は皆閉じているらしい。麓駅を越えて300メートルくらい走ると、登山口がある。車が10数台停まっている。ほとんど県外ナンバー。皆さん仕方ないので、自分の足で頂上に向かったようだ。なかなかしんどいよ。

 さて、私たちはロープウェイを使ったとしても10時間かかる行程なので、水晶尾根は諦め、瓶が森周回に変更。車一台を東之川登山口におき、西之川から登った。

 

 こちらから登る人は他にはいなかった。ひどく崩壊している箇所があり、ロープ2本渡してあった。慣れない人にはちょっと厳しい道だ。

 ヒトリシズカが咲いていた。山シャクヤクが下の方でつぼみ、鳥越から上ではまだ丈の小さい山シャクヤクの群生だった。東之川の登山道より植物の種類が多く、崩壊地やがれ場の急斜面があるけれど、西之川のほうが面白い。

  

 ようやく瓶が森らしいなだらかなササ原に出た。左は瓶壺

   

 石鎚が見える。瓶の頂上には二つのグループがランチをしていた。ロープウェイは閉鎖だが、UHOラインは開いているので、みなさん車で来ていた。久しぶりに天気のいい週末、ハイキングにはもってこいだ。春の山を満喫した。