日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

ポートダグラス

2012-06-30 11:09:19 | インポート

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ポートダグラスで泊まったホテル

ここは海辺のリゾート地なので、皆車でやってくる。だから、モーターインである。

オーナーは6,70歳くらいの夫婦だった。

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部屋は15くらいありそうだった。1泊7000円台とか言ってたが、部屋はきれいで充分だった。レンジ、冷蔵庫、食器、簡単な調理道具が備えられている。スーパーで、出来合いのものを仕入れてきてチンすれば安上がりだ。3軒のホテルに泊まったが、バスタブのあるのはここだけだった。皆シャワーしかしないのかなあ。バスタブに湯を張ってつかってみたけれど、湯が飛び散らないようなカーテンもなく、私が湯を使いすぎたらしく、娘の番で湯が出なくなったりして、たいへん使い勝手が悪い。バスタブはあまり使わないこととしているのか。

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どこのホテルにもこんなファンがあって、エアコンなしで結構涼しい。今度新築する食堂に、こんなの付けたいといったら、あっけなく却下された。高めの天井にファンが回っていたら素敵だろうなあ。

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カフェ、レストラン、ブティック、スーパーなどが立ち並ぶ通り。リゾート地なので、歩いている人たち、品よく、お金持ちそうに見える。駐車無料のスペースが結構あるので便利だ。ケアンズのシティに入ると、やはり有料だった。

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昼食に入ったカフェでトイレをかりた。ウェイトレスがビーチサンダルを手渡す。トイレは店の外から裏のほうにまわりこんで、鍵を掛けてある。鍵は、上のビーチーサンダルのはなおのところにつけてある。トイレに行きたい人に、このビーサンを渡すのである。なんだか笑ってしまう。店はおしゃれなのに、トイレはきれいじゃない。お客さんはあまりトイレにいかないのかな。

オーストラリアはおおらかな国なのか。こじゃれた、結構高いレストランでも、全然服装に気を遣わなくていい。ラフな格好で食事にきている。下は、私が、メニューがよく理解できないまま注文した食事。フランスパンのような堅めのパンが盛られてあった。お値段もちょっと高いかなあ。メニューに写真も載せてあればいいのに。どのレストランやカフェでも、そういうのなかった。

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レンタカー

2012-06-29 22:20:18 | インポート

 ケアンズには電車もバスもあるにはあるらしいが、この国土である、車社会には間違いない。より自由に楽しく旅をするために、レンタカーを使うことにした。娘は6年もこの国にいたけれど、車は運転したことがない。日本に帰ったときだってそれほど運転はしていない。私といえば、横文字が苦手である。さっと標識がよめるかどうか不安である。二人で互いに「運転できるよね?」と譲り合ったり、「右ハンドルだし、何とかなるさ」と図太くなったり・・・。しかし、あの大陸の大自然の中を走るなんて、なんとワクワクすることか!

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 空港に降り立ってすぐ、レンタカー屋さんで日産の小型車をかりた。マーチって車かな。こちらでは、似ているが違う名前がついていた。ここではトヨタ、ニッサンなど日本車をよく見かけた。5泊6日で300ドルくらいといっていた。カーナビは節約の為、付けて貰わなかった。道路地図を貸してくれた。

 さて、「こわーっ!」と言いつつ、先ずは娘が運転席に。空港のパーキングから道路に出るまでにウロウロ、やっとポートダグラスの方向に車は向いて、快適なドライブが始まった。田舎道になったので私に交替、道路はまっすぐで広いけれど、ここの人はみな飛ばすから、トロトロはしる私の車の後ろにはすぐ4,5台溜まる。なぜか追い越してくれないので、しばしば道路の端に停まって先に行ってもらう。100キロの標識が出てくるとイヤーな気分になる。後ろから追い立てられるし、何か道路わきから飛び出してきそうだし。日本の道路みたいに狭くて交差点が多いと子供でも飛び出しそうだが、こちらではそんなことはないにしろ、カンガルーの死体は2度見た。

 交通ルールで気をつけるところは、ラウンドアバウトという信号のないロータリーを回る交差点である。慣れるにはすこし時間がかかった。信号で左折するときは赤でも行ける。歩行者優先なので、渡ろうとしている人がいると車は必ず停まる。日本でも歩行者、自転車は優先だけど、きちんと守られているとは言えない。この国は、人々はゆったりしていて、マナーが良いように思われる。

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カンガルー対策のガードを取り付けた車

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スペアタイヤをふたつもつけている。アウトドアで遊ぶのが大好な国民だ。

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とにかくこの国は広い。気持ちのいいドライブだ。

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高原にある湖

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何処をはしっても広大なサトウキビ畑がある。はじめ、牧草かと思った。あのとんがり山、登りたいなあ、登山口がどっかにありそうなんだが。

P1040746 サトウキビ農家、隣の家まで何キロ?

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この川をフェリーで渡る。往復22ドル、ちょっと高いのでは?向こう岸はすぐそこだ。しかし・・・、ワニが生息しているらしい。泳いで渡るには命がけだ。漢字で「警告」と書いてある。このあたりは、日本語はまったく見ないのに。泳ごうとした日本人でもいたのかな。

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このフェリー、2本のワイヤーで引っ張って動かす。

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この車輪みたいなので巻き取る。

 ある晩、レストランで食事をして帰る途中、後ろを走っていた車が突然赤と青の警告等を回してウーウーと騒々しくサイレンを鳴らした。「エーッ!私?」びっくりして停めた。きれいな女性のポリスがやってきてなにやらいってる。まず免許証を見せて、ブレスチェックだそうである。ワインを一口お味見したのでヒヤヒヤしたけれど大丈夫だった。「なんでまた?」娘曰く、「トロトロはしってたから飲んでいると思われたんじゃない?」

 面白い体験だった。日本にいたって、そんなには呼び止められはしないのに。


グレイトバリアリーフ

2012-06-27 14:20:01 | インポート

 ケアンズといえばグレートバリアリーフである。沖にグリーン島というのがあって、ホテルが何軒かあり、人気の観光地であるとインターネットで知った。しかし、娘はそれよりもマイナーなほうがいいだろうと、ケアンズから1時間ほど北に走ったところの、ポートダグラスというリゾート地の、沖に浮かぶロウアイルズという無人島ツアーを用意してくれた。費用はひとり160ドル台だったかな?

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帰りの飛行機からエメラルド色の珊瑚礁がみえた。上からみると最高にきれいだろうなあと思われる。ヘリコプターで遊覧するツアーもあった。しばらく空から楽しむことができた。本当に大きい。グレイト!!

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港を離れていく

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見渡すと山がいっぱいある。1000メートルくらいだろう。この国の人、海だけじゃなくハイキングだってするよね。 聞いてみると、登山道もあるらしい。あとで調べてみよう。

P1040517 デッキはさわやかな風だけど日差しはきつい。彼らはお日様が大好きだ

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上陸前にシュノーケリングの講習。私は初めての体験である。息はうまく吸えるのだろうか、パイプ部分から水がはいったらどうしようとか、すこし心配。やってみると、慣れるのにそう時間はかからなかったが、海水が口にはいったときは溺れるかと思った。水中の写真は残念ながらないが、珊瑚とカラフルな魚はたくさん見えた。ただ、写真でみるような鮮やかな色にはみえない。海がすこし濁っていた。だってひっきりなしに人が入るんだから。観光地ってこんなもんだ。

P1040526 船は沖に泊めて置いて、こんなちいさなボートで島に渡る。浅いところにさんご礁があるからだ。

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目指すはこの島

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島のビーチでまた日光浴。町で、帽子被ってサングラスかけて長袖シャツきているのは日本人だけだそうである。日本の女性の日焼け対策、すごいよね。

P1040529_2 ビュッフェスタイルのランチ、サラダ、ハム類、この地域でよく売られている大きな茹でえび、パン、フルーツ、たくさんいただきました。

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ハマヒルガオみたいな・・・

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海洋学者のレクチャーつきで島を一周 。何を言ってるのか、英語ではさっぱりわかりません。


水遊び

2012-06-25 13:01:17 | インポート

 6月1週目の週末、飛行機代、娘の奢りで、オーストラリア、ケアンズへ行った。それまで、日本は日照り続きだった。畑は、耕すにもカチカチで、土ぼこりが舞い上がっていた。留守番の次女に水遣りを頼まなくてはいけないかなあ、と思っていたら、出発の前日入梅の予報、安心して旅立つことができた。ケアンズは、連日燦々と日光がふりそそぎ、風はからりと爽やか、とても過ごし易かった。

 一週間の旅行を終えて帰国すると、むしむしする日本の梅雨が待っていた。しかしお蔭で、久しぶりに畑を見に行くと、蒔いておいた枝豆が20センチも成長していた。雨と気温の威力だ。それと、驚いたことに、梅の木が一部折れて地面に付いていた。今年、うちでは梅が大豊作で、その重みと風で折れたと思われる。幹の一部分が折れているが、まだ繋がっているので、熟れるのを待ってすこしずつ収穫している。黄色くなってから採るので、梅干にすると最適の柔らかさになる。

 梅雨だから当然であるけれども、雨がよく降る。九州では豪雨だったらしい。この間の台風もたいした嵐でもなく、香川はこのところ大きな自然災害を免れている。

 

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 白人が、水遊びを好むのには、全くおどろかされる。山の方に入っていくツアーで、滝を見に行ったときのこと。10メートルくらいの滝をもつ滝壺き着いたとき、欧米人たちはこの冷たい水に入り始めた。日当たりは夏だけど、日陰にはいると涼しいし、当然谷あいの沢の水は冷たい。日本人は絶対はいらないよね、と私達は笑った。

 上の写真の人は私と同年代と思う。上半身は巨体、下半身は脚が2本の細い棒のよう。歩くのも覚束無く、病気かなと思った。しかしながら、嬉しそうに、よろよろしながら水に入っていった。ここの景色より何よりも、私はおもしろく、びっくりしたのである。心臓麻痺でも起こしはしないか、すこし心配だった。

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 イタリア人のカップルとアメリカ人の女性も泳いでいる。彼らは若い。

 ツアー客で、私達二人と80歳くらいのおばあさんと70歳くらいのおじいさんは見ているだけだった。

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モスマンゴージュも沢に沿って遊歩道を歩く観光地である。入り口で水浴びをする人たちは多いが、山の遊歩道を奥まで入っていく人は少ない。人気のない小さな沢で、きれいな人が水浴びしていた。傍にあと二人いた。ひとりでは危なかろう。

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アボリジニの風貌の女性が沐浴している。何か宗教的なものを感じる。

モスマンでも、お昼の時間帯なら気持ちがいいだろうが、午後になると寒そうなんだけどなあ。彼らは好きである。


新生活に慣れる

2012-06-07 23:55:00 | インポート

 孫と一緒に暮らすようになって、まる二ヶ月以上経った。おまけに最近、オーストラリアで4年生活した後、北海道で五ヶ月仕事していた三女も、契約が切れて戻ってきた。我が家はパンパンである。

 賑やかな暮らしにも次第に慣れていった。孫は学校生活に、娘は新しい仕事に、私はご飯作りに、夫は食後の孫のお相手に、皆が新しい状況に慣れつつある。家を建て替えるとすると、今の荷物が収まるわけがないので、取っておくものと捨てるものの基準を変えなくてはいけない。娘にしかられながら、泣く泣く整理している。新しい家ですっきりと暮らすために、気持ちも新たにしなくてはいけない。

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 我が家第一号の中国人のお遍路さん。アジアでは韓国人のお遍路さんが結構多く、台湾人もちらほらおいでるが、中国人はまだだろうと思っていたら、この間予約の電話がはいってきて驚いたのである。流暢な日本語を話される。彼は16年も日本にすんでいて、奥さんは日本人、最近仕事を辞めて起業する予定だとおっしゃった。成功をお祈りします。

 買い物ツアーに飽きたら、中国でもお遍路さんのガイド本が出版されてブームになるかも。

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 タケノコが終わって、ハチクの季節になった。友人が箱にいっぱい持ってきてくれたら、ネコのウェイはさっそく箱におさまる。

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 5月半ば、国見山のシコクカッコウソウ、山芍薬はとっくに終わって、彼らが今は盛りと咲いていた。

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 クマガイソウは葉っぱだけ、花は遅かったのかな。