日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

サボりの年末

2018-12-31 22:17:50 | 日記

 今年はお遍路さんが少ないと、皆が口をそろえて言っていた。災害のせいだろうと。これまで出してきた年賀状の枚数を見ると、10年くらい前から徐々に減って、去年ガタっと減り、今年は去年よりちょっと減ったくらいである。つまり、うちでは去年と同じくらいの宿泊人数なのだ。私がお遍路さんが少ないなあと感じるのは、気のせいだった。むしろ、去年ガタっと落ちたのはどうしてなのか、それが問題だ。わからない。

 仕事で滞在するお客様が少なくなった。ほとんどお遍路さんだ。ひとりでこなせる仕事量には限りがある。忙しすぎると失敗する。体も言うことを聞かなくなった。神様がお休みをくれているのだろうか。

 この間、岡田さんから紹介があったフランス人のお遍路さんは、待てども待てどもいらっしゃらなかった。2年くらい前にも、外国人の無断キャンセルはあった。日本人だって、予約しておきながら来ない人は時々いる。外国人の場合、日本語が堪能でなければ、自分で電話でキャンセルできないだろう。岡田さんに頼んで予約してきたくらいだから、きっと日本語が上手ではないと想像する。外国人旅行客が増えると、このようなトラブルも増えるはず、割合的には日本人と同じと思うが、外国人は、良きにつけ悪しきにつけ、目立つ。

 あと1時間もすると年が変わる。年々暮れの仕事に手を抜くようになった。若いころは、一生懸命、計画通り、掃除と御節作りをした。真面目に! 今は、掃除は年明けでもいい、御節料理は縁起担ぎで美味しいものではないからやめた、とか、サボる理由をつけている。やらなくてはいけない、と思わないのだ。今年は、なんと、オシメサンを買うの忘れた。お正月でも売ってるかな。

 けれども、明日の雲辺寺初参りは絶対行く! いい天気になりそう。


締めくくりの仕事

2018-12-21 21:07:42 | 日記

  漸く年賀状の下書きを書き終え、印刷屋に持っていくことができた。いつものお客さん達は、とっくに印刷が終わっているらしい。私のところが最後とか。もう21日だもの。

 出来上がりは 来週25日なので、宛名書きに追われるまでの3日間は自由に使える時間だ。妙に開放感を感じる。年賀状書きが今年最後の大仕事であるからだ。

 今年一年のあいだに泊ってくださったお遍路さんと、リピーターのお遍路さんには、毎年年賀状を出すことにしている。この頃、「賀状のやり取りを止めます」という葉書が届く。一抹の寂しさを感じる。と同時に、どういうことなのか、どうすればいいのか分からなくて考え込んでしまう。「賀状を受け取るけれど、返事は書きません」ということなのかな。それとも、「賀状を下さらなくていいです。縁を切ります」ということかな。

 私はまだその境地に立っていない。年寄の気持ちが少しずつ分かってきたけれど、年賀状を止める心境にはまだまだ至らない。出すべきか出さざるべきか、悩みそう。


ふっこう周遊割、香川でも終了

2018-12-16 17:14:39 | 日記

  一昨日、「ふっこう周遊割」が香川県でも終了、と県の方から通知があった。18日の消印による事務局到着分まで受け付けるそうだ。

 その日、久しぶりに、仙台からの若いお遍路さんがお泊りだった。彼は徳島と高知で申請したらしく、やり方もよく知っている。「香川では、日にちが差し迫っているけど、2泊か3泊の申請ができるだろうから、やってみますか?」と聞いてみると、少し考えて、「やります」という返事。若い方は、決断、行動が速い。彼は今まで2度やっているから慣れている。申請するときに提出する何枚かの書類をみて、年配のかたは面倒と思うかもしれない。パソコンから必要な様式の書類をダウンロードして、作らなければいけない。そう簡単には補助はおりないようになっている。旅行会社などが、この割引を利用して、安い宿泊プランで売り出すのに都合がよい。個人では面倒に感じるかもしれない。

 ネットをよく見ている若い方の反応は素早い。私も、「ふっこう周遊割」を、旅館組合のほうから、早くにしってはいたけれど、訳がわからなくて、お客さんから請求があるまで何も対応しなかった。11月終わりごろに、お遍路さんや、アニメイベントの参加者から要請があり、慌てて宿泊証明の書き方を教えてもらった。以来、お遍路さんには、説明して、おススメしている。

 11月の連休のアニメイベントに参加したお客さんたちは、かなりたくさん申請したと思う。このころから、お遍路さんにも周知されたようだ。なので、先日、予算が余っているから1月終わりまで期間延長なんて言ってきたけれど、今月半ばで終了となった。

 最後の宿泊証明書を書いた、仙台からいらしたお遍路さん、番外までお参りしている。お若い方には、お遍路は贅沢な旅である。遍路経費を少しでも軽減できればいいなと思う。

 食事のときに、観音寺がアニメの聖地であるとお話ししたら、「結城友奈は勇者である」は見たことがあり、あれは面白いとおっしゃっていた。それを聞いてわたしもビックリ、一度見てみたいものだと思った。

 1月26日は、その「ゆゆゆ」のイベントがあり、ボツボツ予約がきている。若い人達で街が賑わうのは嬉しい。楽しそうな彼らをみるのは私も楽しい。


腰痛は快復した

2018-12-11 15:46:15 | 日記

  腰痛に3日間苦しんだとき、飲み食いもほとんどできなかったので、当然体重も落ちていた。重度の風邪をひいた時も体重の減少を喜ぶのだけど、それは一時のこと、現金なものですぐに取り戻してしまう。

 徐々に体力が回復するときには、無性にうどんが食べたくなる。香川県民の嗜好だろうか。あっさり味の、かけうどんのスープを啜るとホッコリするのだ。しあわせが五臓六腑に沁みていく。この頃、いりこや昆布で出汁をとった美味しいスープを残すのはもったいないと思い、殆ど飲んでしまう。多分、塩分摂りすぎかな。でも、味噌汁、澄まし汁、スープなど、食事の一品として添えられる汁物、残さず飲むのが当たり前ではないか。うどんがご飯と同じ炭水化物で、スープは汁物と考えれば、全部飲めばいいと思う。

 今日は4回目の腰の施術を受けた。電気をあてて、軽いマッサージをして、超音波とやらを施術してくれた。700円程度だった。安いからいいけれど、いつまで通うのだろう。もうかなり普通なんだけど。

 母の庭でいちばんきれいな紅葉はブルーベリーの葉っぱだ。山に紅葉を見に行くことは、まずない。山は登りに行くのであって、紅葉が綺麗だったらオマケだ。車を走らせながら、景色を見ると、今、家の周辺では、サクラのオレンジがかった紅葉がとてもきれいだ。観音寺の街路樹のハナミズキはとっくに落葉した。

  

 庭には、マンリョウの種が落ちて、小さい子供が沢山生えている。占領されても困るので、可哀想だが抜いている。センリョウは、赤と黄色の2種類ある。こちらもマンリョウほどでもないけれど、種から増えるようだ。花のない冬、赤白ピンクの山茶花が冬景色に色を添える。

 


腰痛

2018-12-01 20:49:33 | 日記

 漸く腰痛の快復を実感している。多分23日、24日の忙しさが原因で発症したのだろう。腰に違和感を感じてから3日目に、どこか専門家に診てもらう気になった。これまでは、違和感を感じても知らぬ間に治っていたけれど、今回は痛みが増してきた。

 さて、整形へ行くのか、接骨院がいいのか、近くの整形外科の名が思い浮かばないし、大きな病院は紹介状がなければ5400円も余分にとられる。ある方が、S接骨院でいつも肩の治療をしてもらうと言ってたので、場所も聞いていたし、その治療院へ向かった。

 とても流行っている接骨院ではあるが、あまり待たずに診てもらえた。痛みの原因は筋肉の炎症である。世にいうぎっくり腰かな。骨でなくてよかった。

 治療は、まずマッサージから。これが恐ろしく痛くて息が止まりそうだった。その晩、布団に横になったら、着の身着のまま、起き上がることもできず12時間じっとしていた。腰が痛くて微動だにできなかった。熱も出ていたはず、3日くらい、色の濃いオシッコが続いた。

 今日で5日目、3回目の施術をしてもらった。マッサージは強くしないように念をおしてある。長い時間立っていると腰が重く辛いけれど、痛みはよくなってきつつある。本当は、あの接骨院に行かないで、安静にして、自分で治した方が良かったんじゃないかと思っている。治ると信じて痛いマッサージに耐えたけれど、あれが良くなかったと思う。強いマッサージを好む人もいるらしいが、私には考えられない。自分で肩を揉んでも気持ち悪いのだから。

 1年前膝を痛めて、捻じらないように動かせば、今は以前とほぼ同じくらい快復している。山の下りは決して走らない。ストックで補助して下る。あの時も痛みが何か月も続いて、落ち込んだ。今度は腰痛だ。年とると、次々と新しい経験をさせてもらって、右往左往する。次は何が待っているのか。楽しみなことだ。

 とりあえず、明日ご予約のお客様の仕事はこなせそうだ。本当によかった。S接骨院、12月は予約が取りにくい状態で、次は10日も後に行くことになっているが、そのころはすっかり治っているような気がする。