日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

トライアスロンも今年で最後?

2011-08-26 16:39:01 | インポート

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今年も観音寺で、トライアスロンの学生選手権大会が、今週末に行われる。もう5回目である。今年で最後かもしれない。競技の会場は、国内でいろいろ変わるのだそうだ。

うちは、例年、国士舘と慶応の学生さんが泊まっていた。慶応の学生さんたちが、どこか他所の宿泊所に行かれたので、今年はゆったりしている。本当は、このくらいのゆとりがなければいけなかったのだ。どういう経緯で、大幅に定員を超える人数を受け入れてきたのか、事情はあるのだが、去年の半数になったので、お客さまにも、静かにのんびりと休養していただける。疲れのとれない旅館では意味をなさない。いつも申し訳なくおもっていたのである。

 この方たち、食事が要らないので、私も、信じられないくらい楽である。折りしも、母の介護という仕事が急遽はいったので、食事の支度がなくなったのはとてもうれしい。

 お盆のころ、サッカーの試合がこのあたりで行われたのか、うちも満員状態になった。予約は手前から受けていたので、地デジ移行までに、買い換えたり、チューナーを買ったりしたけれど、のんびりかまえていたら、なんと、店にテレビもチューナーもないではないか。みんな考えることは同じ、あとすこし待ったらもうちょっと安くなるかな、なんて様子みてたらとんでもないことに!

 まったく、慌てました。どのお店も、「いつ入ってくるかわかりません」

いったい政府は何考えてるんだろう。テレビを買えない人だってたくさんいるだろうに、どうしてチューナーを用意しないのだ。私はテレビを全室買い換えるつもりはない。古いのを壊れるまで使ってあとはそれまで。もう、大きな仕事はうけいれるつもりはない。私も建物も、そう永くはなさそうだ。

 さて、どうするか。ケーブルテレビを契約すると地デジがみえる、ときいて問い合わせた。しかし、工事費、月々の使用量金、あと3年しか見られない、など、むこうさんが勧めない。というわけで、これはボツ。

 あるところで、月末までにチューナーを5台用意できるというので注文している。もうすぐ8月が終わる。約束違反しないかな。トライアスロンに間に合わなかった。

 もうひとつ方法があった。総務省のデジサポである。これは、世帯で見られるテレビが1台もないというところにチューナーを貸してくれる。私の家は借りることができない。母の家にはテレビが1台ある。めったに見ないので放っておいた。これは借りる資格がある。市役所に行くとすんなり貸してくれた。受信料は勝手に引き落としているんだから当然でしょう。しかし、貸し出し期間は3ヶ月、その後は自分で送料払って群馬県のどこやらまで送り返してくれという。呆れた。市役所まで返却すればまとめて送ってくれる、というのが筋だろう。勝手にデジ化しておいて。「3ヶ月後にはチューナー買えるンですね?返す手間より、安く売ったらどうですか?」と言ったら、ニヤリと笑っていた。腹立たしい限りだ。お土産に、地デジの宣伝のウチワと携帯ストラップをくれた。こんなところに税金を使わないでほしい。

 とまあ、掻き集めて、テレビが見えない部屋は2部屋となった。自宅のテレビは後回しなので、今、私はテレビがほとんど見えない。トライアスロンが終わったらチューナーを自宅に付け替える。


エアコン停まる

2011-08-16 21:45:17 | インポート

 中学生の団体の宿泊の大仕事が終わってほっとしている。

 総勢28人の2泊だった。最近、定員20人としているのに、8人もオーバーということは、とっくにキャパシィティを超えている。団体の仕事で一番つらいのは、お風呂もトイレもスムーズにまかないきれないし、食堂も部屋もギュウギュウで、お客様に迷惑がかかることである。しかしながら、お客様のほうがそれでいいとおっしゃるし、うちもずっと暇で開店休業状態だったので、頑張って受け入れることにした。

 思い出してもゾッとするようなシンドイ一日だった。

 中学生達はサッカーの試合にきていたので、部屋を涼しくして迎えなければいけない。これまでも真夏に満室になるとブレーカーがおちていたが、要らない電灯は消してもらってなんとかやってこられた。ところが、この日、誰かが浴室でドライヤーを使ったのがいけなかった。館内の半分くらいの電気が切れた。暗いだけならまだ許せるが、この暑いときにエアコンがみんな止まってしまった。体調のすぐれない夫と、運よく泊まりにきていた娘婿が、家中ブレーカーを探し回ったけれど、落ちたところがない。今までにないケースだ。いつもの電気屋さんに電話をかけても、お盆の夜、出てはくれない。ちょうど夕食の仕度で汗だくのうえに電気はこない。頭はパニックになって途方にくれた。こうなれば四国電力しかない。「電柱から取り込みまでは調べるけれど、家の中の修理はできません」といわれた。「そんな・・・、誰か修理してくれる人、紹介してください」四国電力にすがりつきたい思いだった。

 クーラーのきかない暑い食堂で食事が終わって、電力の職員が来て、建物の外のボックスを点検していた。早くも原因がわかった。ヒューズが熔けていたのだ。すぐに取り替えて一件落着。子供たちは涼しく快適に眠ることができたはずだ。

 今日、いつもの電気屋さんにヒューズではなく、ブレーカーに付け替えてくれるようお願いした。8月最後の週末は、トライアスロンのお客様がみえる。あと一回がんばらなくっちゃ。いつも、これ限りで団体の仕事はやめにしよう、と思うくせに、また受け入れてしまう。しかし年齢には抗えない。こんなアクシデントが起こると、からだがもたない。心身ともにぐったりしている。ストレスも相当なものである。少しのお客様だけ泊まっていただいて、ゆったりとくらしたいなあ。

 停電騒ぎの翌日、母が大腿骨を骨折した。休む暇もなく病院に駆けつけた。いつかこうなるだろう予測はしていかものの、なんとタイミングの悪いことか。踏んだりけったりのお盆だった。


ウェイの狩

2011-08-01 13:07:38 | インポート

 ウェイ(愛猫)が夕方、なにやら黒い動物を玩んでいた。よくみるとコウモリだった。まだ生きていて、「ギイーッ、ギイーッ」と大きな口を開けて鳴いている。素手で触る勇気がなかったので、ボロ布をさがしてくるんで取り上げると、かわいい顔をしているではないか。耳はピンと上を向いて立っており、とても小さな鼻と口をもっている。全身柔らかい毛で覆われている。哺乳類そのものである。体長4センチくらい、子供なのか大人なのかわからない。コウモリの飼い方についてネットで調べると、なんと飼育している人がいる!果物や虫をたべるようだ。でもこの小さな子がそんなものを食べられそうに思えない。コーヒー用ミルクを指先につけて口にもっていった。すると指を舐める感触があった。この子は赤ちゃんみたいな気がする。何度かそうして僅かばかりのミルクを与えた。こんなことでコウモリが育つわけがないと思っている。遠からず死ぬだろうとはおもっていた。

 布にくるんで箱にいれておいたら、ウェイに再び捕まった。部屋の戸を、ウェイは入れないだろうと、ほん少し開けておいたのが失敗だった。夕方、コウモリはごそごそ箱から這い出て、部屋を歩き回ったにちがいない。ウェイは、それを隙間から引っ張り出したのだろう。せっかく生きようと頑張っていたのに、可哀想なことをした。もし元気になったら、この子がやってきただろう天井の穴に返そうと思っていたのに。

 こうしてこうもりの飼育はあっけなく終わった。その不吉なイメージから、皆に嫌われるコウモリが、あんなにかわいい愛嬌ある顔をしているとは知らなかった。夕方こうもりを見かけたら、今までとは違った目で眺めるだろう。

 ところで、ウェイはネズミも捕った事がある。冷蔵庫と壁の隙間に必死に手を伸ばして、何か捕ろうとしていた。ライトで照らすと、小さなネズミが怯えてこちらを見ていた。ま、ウェイは捕らえられないだろうと思ったが、ウェイの根気勝ちだった。しばらく待ち伏せしていて、出てきたネズミをものにした。ウェイの手にかかるなんて、なんとノロマなネズミか、じっと隠れていればいいものを。しかし、10分くらいウェイのおもちゃをさせられて、ネズミは逃げた。ウェイも遊び飽きたら全く執着しない。この頃のネコは・・・。