日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

また、ネコがふえた

2016-06-30 23:22:37 | 日記

 茶トラの子猫、うちのおデブのコロさんにそっくり。まあ、よくある柄である。

 1か月前に拾ってきて、母の家で飼っている。私の家にはすでに3匹のオスがおり、母の家には2匹のメスがいる。去勢、避妊をしているとはいえ、やはりオス同士、メス同士飼ったほうがいいかなと思う。

 ネコはなかなかよそ者を受け入れない。単独で暮らしている動物である。最初は、子猫を風呂場に閉じ込めることにした。勝気な女の子で、5日間私を威嚇して、隠れて出てこなかった。ネコもイヌもヒトが好きである。少しずつ顔を出して、ゴロゴロ喉を鳴らして甘えるようになった。いつまでも風呂場においておくわけにもいかず、少しずつ、先輩ネコにお目見えさせて、慣らせていった。今ではすっかりうちの子になって、すごい勢いで部屋の中を走り回っている。女の子とは思えないほどのやんちゃぶりだ。動物もヒトも、子供は屈託なく、元気で、順応も速い。

 どうして気が付かなかったんだろう、里親探しにちょうど適したところがあるじゃないか。奥谷の「botan」というカフェ、店の外にネコがいっぱいいて、この間生まれた子ネコたち、みんな引き取られたそうだ。捨て猫なんかもらってくれる人はいないと勝手に思い込んでいた。ネコを飼いたい人って案外いるんだね。善は急げ、かわいい盛りに里親を見つけなくては。カフェに行って、里親探しの協力をお願いしてきた。ホントにかわいい子なので、すぐに見つかる気がする。


発表会

2016-06-29 16:46:50 | 日記

 貰ったネジバナを鉢植えで育てていたら、何時の間にか消えてしまった。そしたら、今は草だらけだけど、もとは母がきれいに手入れしていた芝生の中に、種が飛んだのか、数株成長して、花を咲かせている。日当りのいい、背丈の小さな草の中が居心地がいいようだ。以前は山の道端でよく見かけた。ただの雑草だ。今や、立派な山野草に出世した。

 私が通う二胡教室の発表会まで、もう一か月を切ってしまった。頭の中は二胡でいっぱいだ。毎回ソロで出させてもらっている。いつも「出ます」と手を上げては、少し後悔する。今回、曲の選択を間違えたか、難しくて、期日までになんともならないような気がする。何を好んで、自分にこんなストレスをかけるのか・・・。それは、レベルアップを目指すからである。こうでもしないと、真剣に練習しないからだ。練習時間を二倍に増やして真面目に取り組むと、基礎ができていないのに気付く。もっと練習しておくべきだった。こんな意味で、2、3年に一度、発表会をして、必死で練習するのもいいかもしれない。当日までの行程にたくさんの意味がある。自分の弱点を知ること、レベルアップに努力すること、二胡仲間と親交を深めること、など。

 今月のジャー先生のレッスンでは、私の隣の人がいい手本、私が悪い見本で、しっかり絞られた。先生の指導はたまに厳しく、皆の前で何度も弾かされたり、トクトクとお説教されたりする。悪い見本になったのはつらかったが、欠点を認識できてよかった。今後の練習の指針が見えた。ほかの二人の先生はとてもおやさしい。時に緊張感が足りなくなる。日本の有閑マダムのお稽古はこの辺で結構と、割り切っておられるのかもしれない。とすると、ジャー先生の忍耐力は凄い。先生の熱心なご指導に答えられるよう練習しなくては。


ゴミ捨て

2016-06-28 18:31:31 | 日記

 

 茶トラのコロちゃんは、次々と新しい寝場所を見つけてリラックスしている。なぜなら、新米のロクがコロの場所を横取りするからだ。自転車の荷台が、丁度体がすっぽり入って落ち着くのかもしれない。

 ここは、もとの炊事場、今は物置でネコの居場所となっている。旅館へは、数か月前から出入り禁止としている。すると、夏はやはりノミが涌いてしまった。普段人がいない、掃除しない場所に動物を入れると、どうしても虫が大量発生する。人と一緒に暮らすのが本当は一番いい。

 来月、この古い家を終に壊す。だから、ノミは家とともにきえてもらうが、ネコをどこで飼うか、悩んでいる。屋上にネコ小屋をつくろうか。動物を飼うには相当の覚悟が要ると実感した。

 家の中身をどうするか、大量の、娘に言わせたら「ゴミ」をいったいどこに運ぶのか。少しずつ整理してはいるが、3時間くらい作業を続けると、疲れて気力が萎えて、いやになってくる。引っ越しの経験がないのと、ボロだけど家が大きくて収容場所があったので、物はどんどん溜まっていった。はやりのゴミ屋敷である。最近、家をリフォームした友人に愚痴をこぼしたら、「たくさん捨てたよ。写真も卒業証書も捨てた。」そうだね、それくらいは捨てないと荷物は減らないよね。常々写真は要らないと思っていたが、この機会に更に捨てよう。

 大量のモノを前に、いっこうに捗らず、呆然とするばかりである。


梅雨の一日

2016-06-25 20:25:46 | 日記

 このところの雨続きで、収穫期後半は不良品ばかりだ。熟れる手前で雨が降ると割れる。大きく割けたのでなければ、もったいないので、ナイフで切り取って私が食べる。ジャムより生が、甘くておいしい。

 梅雨の時期には、道路を横断するカメさんがよく見られる。車に轢かれてペチャンコになったカメさんもいる。先日のんびり横切るのを見かけたので、車を脇に停めて観察させてもらおうと、近づいて行った。私に気づくと、慌てて走って逃げていった。カメも逃げ足は結構速い。

 

 先週末は、粟井神社、別名あじさい神社というが、ここの毎年の催し「あじさい祭り」があった。雲辺寺を下りてきて里道を真っすぐ下り、大興寺方面にカーブするところ、岩鍋池という美しい景色が見られる場所である。神社は池の向こう側なので、お遍路さんは、よほどゆとりのある方でなければ、立ち寄ることはないだろう。このあいだの祭りのときは、幟や鯉のぼりが派手に飾られて、人もたくさんあじさい見物にきていて、とても賑わっていた。私は、この遍路道になっている車道をよく車で走るが、岩鍋池の景色は好きである。対岸に静かに佇む、こじんまりした八尾の民家と池と里山が好きなのである。

 懐かしい粟井神社にもちょっと立ち寄ってみたいと、いつも思うばかりで、実行できていない。


スモモが豊作

2016-06-19 21:01:20 | 日記

 暫くブログをアップしていなかった。言い訳ではあるが、時間がなかなか取れなかった。今、漸くパソコンの前にすわっていられるのは、2週間仕事で滞在されていた方たちが帰ったからである。たかがこれくらいの仕事量で息切れしそうな自分に驚く。4年前、なんと、8か月滞在のお客様のお世話をしたことが、懐かしく思い出される。よう頑張ったね、とほめてあげたい。若かったんだね、わたしも。たった4年前のことなのに、随分前のことのように感じる。

 大気が不安定なのか、雷がゴロゴロ言ってる。土砂降りにならなければいいけど。なぜなら、スモモが割れたり落ちたりするからだ。今が収穫の全盛期なので、今日は雨降る中、早朝、昼、夕方と、3回取りに行った。夕方は晴れていたので、熟す一歩手前のものは明日取るつもりで残したのが悔やまれる。雨の予報のときは早めに収穫するのがよい。私の家のたった一本のスモモでも、できるだけたくさん収穫したいと願うのだから、農家さんにとって天気予報はとても大事なことなのだろうなと思う。

 さきほど、午後10時前、雷が落ちて、停電した。小さくゴロゴロ鳴っていただけなのに、急に飛び上がりそうなくらいの「バリバリドカーン」という大きな音がした。雷って怖いなあ、まだ大丈夫と思っていたのに。丁度、ブログを書いていたところだったが、内蔵のバッテリーが作用して、問題なく続けられた。

 

 2年くらい不作だったスモモが、今年は大豊作である。数が多いだけに、やはり実は小ぶりだ。5日前から朝昼2回、母の家に収穫に行く。軽く触っただけで落ちるくらいの完熟を取るので、とても甘く、みなさんに喜んでいただける。サクランボ、ビワ、イチジク、カキは、鳥がすぐ見つけて先に食べてしまうのに、スモモはなぜか気が付かない。カナブンが時々お相伴しているだけだ。カナブンくらいならわけてやってもいい。東北で、ネマガリタケをめぐってクマとヒトが衝突しているらしいが、おいしいものは皆んな欲しがる。分け合って暮らして行けないものか。クマの領分と人間の領分、互いに侵すことのないように、事故が起きる前に対策はなかったのだろうか。射殺されたクマは雌だったらしいが、コグマたちはどうなったろうか。