日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

烏ヶ山、今シーズン最後の山

2013-03-23 23:38:42 | インポート

 今年、桜の開花がとても早い。今日は土曜日、気温も高くピクニックびよりなので、二分咲きくらいの桜の木を愛でながら漫ろ歩く人も多かった。春の訪れはうきうきするけれど、雪山は名残惜しい。

 3月にはいってやっと、庭師さんが母の家の庭の剪定にきてくれた。棲む人がいない家は後回しになる。こちらもむずかしいことはいわない。「何時でもいいですよ、手が空いたらやってください」と言う。一年間延びた草木をさっぱりと散髪して、木の下に潜り込んでの草引きがしやすくなり、頑張ってやっていたのだけど、カラスノエンドウのほうが伸びるのが速い。ちょこっと暇を見つけて引いていたのでは、とても追いつかない。まるまる一日、庭のお世話をしたいなあ。一面草だらけになってやる気がなくなる前に、できるだけ頑張って草抜きをしよう。

 去年の9月末から滞在してくださっている方達、いよいよお仕事も終盤になったようだ。来月10日くらいで大阪に引き上げるらしい。真冬の暇な時期にずっと泊まってくださってたいへんありがたかったけれど、私もかなりきつかったのだ。4,5人のグループであるが、食べ物の好みが皆違っているので、毎食かなりの残飯ができる。大抵の方が野菜を食べない。刺身が苦手な人もいる。煮魚、焼き魚を食べない人もいる。肉類を出していれば間違いないようである。しかし、トンカツ、焼肉、から揚げ、あと何があるかなあ。肉の料理でも付け合せに野菜を付ける。なんとかして野菜を食べてほしいと願っているが、残すのわかっていて盛るのも辛いところがある。うちでは、野菜と魚が中心である。お遍路さん向きの献立である。私自信も、年を取ってきて、肉をより魚や野菜を好むようになった。自分と好みの違う人のおかずをつくるの、ちょっとたいへんなところがあるけれど半年間なんとか頑張ってきた。そして遅い時間の食事にも、お仕事とわりきって対応してきた。お客様のほうにも、おかずがマンネリ化してるなあ、なんて不満もあるだろうから。

 それもあと少し。風邪をひいたこともあったけれど、元気でやってこれた。朝、ご飯が炊けてなくて大慌てしたこともあった。お客様のうち一人、体調を悪くされた人がいたけれど、皆さん元気で仕事が続けられた。感謝、感謝。

 この間、土日、連休を取らせていただいた。鳥取、大山山系の烏ヶ山(カラスガセン)へ登った。ずっと行きたかった山だ。

P1050036

カラスが羽をひろげたような格好の山だ。真ん中の黒いのが頭で、左の羽の上を歩いていく。10年くらいまえ、地震で登山道が崩壊して入山禁止になっている。大山のエリアマップにも登山道は載っていない。けれども、インターネットによると、登る人は結構いる。

P1050039 樹林帯を抜けて尾根に出ると、スノウボーダー、スキーヤーが数人いた。

P1050045 皆が興味津々で見つめるなか、女性が滑り出した。この先で転ぶ。これは中級程度の斜度かな。私でも滑れそうだ。

P1050055 カラスのあたま、頂上に着いた

P1050060 烏ヶ山から見た、雄大な大山の姿

Dsc00595やせ尾根を下る、うちのパーティ

P1050065 帰り道、大勢人が登ってきていて驚いた。みんなスキーをする人達だ。先ほどの斜面より急だ。

P1050064 汗かいて登ってきても、一瞬でくだってしまう。あっけないなあ。

P1050079鏡ヶ成スキー場のそばにある国民休暇村で泊まった。少し剥げたスキー場より山スキーを楽しむ人のほうが多い。この頃のスキー場は何処も閑散としている。

翌日は、森の中のブナの巨木を探しにいく。

P1050081 ここにも山スキーをたのしむ人が・・・。ここなら誰にでも滑れそう。年寄りでも危なくない。

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20人のツアーがやってきた。巨木をみるためにガイドが案内している。スノーシューズをはいて、軽く遊ぶのに最適な山だ。

各自の体力、好みの遊びができる、楽しい山域だと思った。

P1050068 岡山の労山のメンバーが雪崩講習会にきていた。