日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

納めの登山は赤星

2023-12-25 15:32:30 | 日記

  今週はだんだん気温が上がるという。せっかくの雪が融けてしまう。昨日の赤星山、お客様を送り出して、急ぎ、遅めの出だしだったけれど、天気は抜群、山頂は私が最後で独り占め。

 雪は、観音寺から眺めて、膝くらいまであるかなとアイゼンピッケル携帯したけれど、意外と少なく、20センチくらいだったろうか。頂上直下の自然林では、樹氷の青さに、幻想的で感動だ。

 

 ビフォー、アフター

 それほど広くない駐車場は、出遅れの為、満車。かろうじて、私の小さな車を端に詰め込む。

 歩き始めて30分くらいのところで、新しい橋を建設中の5人に遇う。彼らの車も含まれていた。

 彼らのうち二人は知っている方だった。この登山道を一人で整備してこられた亡き篠原さんの遺志を継いで、ボランティアで活動している方々だ。帰りにこの場所に来たときは、もう出来上がっていて、私はまだ塗料の臭いのする出来立てホヤホヤの橋を渡らせていただいた。本当にありがたいことです。

 このような安全でしっかりした橋を架けるなんて、素人ではできないよな。多分、知識も技術も持っている人が主になっているんだろう。資材や機具を入れるような大きな箱を見て、これどうやって運んできたんだろうと思った。

 明日は年賀状が刷り上がってくる。3日間で宛名書きをするつもりだ。

 


今年一番の寒さ

2023-12-22 21:13:47 | 日記

 今日はこの冬一番の寒さだった。朝伊予の山々を見て、「おおーっ」と声を上げそうになった。空の大部分を占める雲の隙間から、赤星、赤石が、鋭い光線に照らされて白く輝いている。「彼方の光」という曲が頭の中に流れてきた。日曜日には、納めの登山したいなあ。

 雲辺寺も午後には白くなった。しかし、アレを越えておいでたお遍路さんは、岡田から雲辺寺の方が雪が深くて大変だったと。10センチか15センチくらい積もっていたそうだ。こちら側はそんなに雪はなかったらしい。山が白く見えたのは木立に雪がのっていたからか。今日は他に誰も歩いておらず、ひとりで足跡を付けてきたようだ。

 今日は冬至。友人からいただいた柚子を搾り、大根なますをつくり、皮を風呂に浮かべた。 


シクラメン2鉢貰った

2023-12-20 18:04:12 | 日記

 K銀行の年末の定期預金のキャンペーンで、シクラメンをもらった。何日か前、電話でこの商品のセールスがあった。そういえば、将来旅館の建物を壊す為の準備金が、普通預金のままだった。この預金を狙っての勧誘だった。一口100万?、〇口あるから〇個貰える。

 早速窓口に行って手続きをする。孫二人の名義で、〇百万ずつ。さあどれにしようかなー、アレとアレと、、、。色とりどりに咲き誇ったシクラメンを吟味する。

 名前を呼ばれて、証書と引換券2枚を受け取る。え、2つ? こんなことなら、全部定期にするんじゃなかった。来年まで普通預金でおいといて、またシクラメンもらえばよかった。欲深い私。

 この季節になると布施明の「シクラメンの香り」が流れてくる。曲のイントロや合間に、オーボエがよく出てくる。哀愁を帯びた音色が何となく哀しい。貰った白とボタン色のシクラメン、ボタン色の方が香りがいい。鼻を近づけなければ香らないほど、仄かで控えめ。

 隣の娘の家で飼っているプードルも、お正月に備えて散髪に。料金は私のカットの二倍以上だ。

 


コウノトリの群れ

2023-12-18 18:24:53 | 日記

 自宅と別宅を繋ぐ道中、水を抜いた池で泥をつつくコウノトリをこの間から見かける。いつも3羽なのに、今日はなんと20羽もいる。羽ばたくと、端っこが黒い大きな羽が見事。私はいつもここで徐行し、この池を見ながら運転する。時に停まって写真を撮る。他に誰も見ている人がいないのが不思議。皆さん気にも留めないのか。

 

 庭の木を手入れしていると、冬越しのアゲハの蛹があった。うっかり切ってしまったので、同じ場所に紐で結びつけておいた。無事チョウチョになりますように。

 イラガのまゆは、嫌いな虫なので燃やす。

 枯草の間に、もうすぐ命を終えるバッタが鈍く動いている。もう跳んで逃げる元気はない。

 漸く冬らしい気温になった。伊予の山は白く雪を頂いているが、雲辺寺は雪はないようだ。雪を降らせる雲が来なかっただけで、気温は充分に低い。白い雲辺寺を見たいなあ。


暑いほどの東赤石

2023-12-12 08:47:33 | 日記

 暖かい雨の朝だ。四国中央市に、まとまった雨が降っただろうか。日曜日、東赤石に登った。やはり金砂湖ダムの水は底をついていた。このところ、あまりに天気が良すぎる。ドライブ中、節水の表示が見られた。海沿いの製紙工場は水を沢山使うらしい。

 

 山で拾った松ぼっくり、アケビの蔓でリースでも作ってみようかなと。

 クサギの実がまだ残っていたのには驚いた。とっくに強風で落ちている、と思っていた。

 稜線近くまで登ると素晴らしい景色。平家平だ。

 

 東赤石の二つの頂上。

 風無く、シャツ一枚で過ごせる天気。行き帰りの製紙工場のエントツの煙は、まっすぐ上にのぼっていた。

 この日出遇ったのは、熟年ご夫婦と単独男性二人。遠くの石鎚を眺めながら、「今日は、石鎚はわんさか人がいるでしょうね」と隣の男性と話した。八巻山方面をみていると、すれ違ったご夫婦の一人が大きな岩によじ登り、すくっと立っている。決して若くない方たちだったが、凄いバランス。

 頂上から下ったところで東赤石を振り返る。

 瀬場から東赤石、尾根縦走、権現越えから床鍋ルートである。尾根ルートは初めてだ。岩場のルートファインディングを慎重に。まっすぐ進んでいいのか、下に巻くのか。樹林帯に入ると道がはっきりわかり、登山道に間違いないという安心感がある。兎に角、権現峠に近づくまでテープがない。

 

 大きく壮大な尾根、左の突起が上兜、右の突起は下兜。この両兜を繋ぐ稜線をまだ歩けていない。いつか行こう。

 峠から床鍋の道はあまりよくない。いたるところ崩れている。が、ロープを垂らしたり、安全に巻くルートが示されているので、気を付けて歩けば心配ない。ところが、私は一か所、道を外れてしまった。前方、目上にある鉄はしごに目を奪われ、そちらに向かって登っていったら道がなくなった。GPSで確認、正規の登山道に合流した。案内テープを見落としたんだね。

 道迷いはよくある。人が少ない山は標識が少ないし、道も整備されていないので迷い易い。迷ったら、はっきりしたところまで引き返す、これが鉄則だ。この頃はGPSがあるので、私は地形を調べながら正規の道を捜す。

 12月と思えないような暖かさ。今年も雪は少ないのだろうか。中国地方の山に行くのもいいかな。