日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

皆が少し我慢すればいいのでは?

2019-11-29 17:18:57 | 日記

 今朝は霜が降りていた。霜月ももう終わる。屋上で洗濯物を干すとき、いつも伊予の山々を眺めるのだけど、今朝は綺麗にくっきり、三角錐の赤星山、後ろに二ッ岳、東赤石が見えた。やや白く見えるのは雪だろうか。

 暖冬であるのは過ごしやすいが、やはり冬は寒くないと弊害も起こる。

 この頃、気球環境についてよく話されるようになった。あのグレタさんの影響かな。プラスチックを減らそう、ゴミを減らそうなんて、かなり昔から言ってるのに、漸く日本も重い腰をあげた。何事においても忖度が多いから。 

 私は30年くらい前から生協の会員だ。生協では、いち早く、レジ袋をもらわない運動をしていた。レジで「袋、要りません」と言って、よその店の袋を取り出して品物を入れるのが恥ずかしかった。そのうち、買い物袋を持っていく運動が始まって、布の袋をあちこちからいただけた。今では一部の店が有料でレジ袋を渡している。レジ袋の生産は減るだろう。いっそのこと、廃止でもいいのに。昔のように、籠をもって買いものへ行くとか。

 肉を買うとき、僅かではあるけれど、後ろめたさを感じる。肉は食べなくてもいいんだよねー。押さえられない食欲があさましい。増え続ける人口、将来必ず食料不足になる。森林を畑に変え、穀物を育て、家畜に与える。世界中の飽くことなき食欲を満たすため、気球は破壊される。

 オーストラリアの森林大火災で、火傷をおって逃げ惑うコアラの映像を見た。氷が融けて、住む場所がなくなっていく北極クマ。ヒトだって同じ、住める土地が無くなる。便利な生活からひと昔前の暮らしに変えるのは容易ではないが、ひとつからでもやってみよう。

  

 今年秋、栗を沢山いただいた。渋皮煮は、かなり昔に作ったことがある。一度だけやってみて、もういいやと思った。手間なのである。今年はあまりに沢山いただいたので、またやってみるか、という気持ちになった。右端、失敗して渋皮に傷がついたほうが、味がしみ込んで甘くて美味しい。

 今年収穫のサツマイモ。


小学校、学習発表会、レベル高いなあ

2019-11-23 17:58:18 | 日記

 恒例の、観音寺小学校の音楽部門の学習発表会。小学校とはいえ、なかなか見応えがある。毎年沢山の父兄が見に来て、皆が感動でウルウルしている。子供や孫の成長に感無量。決して、上手な音楽でなければ感動を与えられない、ということはない、と断言できる。こんな大人数が、力を合わせて音楽を作ろうとしている、その姿勢に感動する。毎日一生懸命練習したんだろうなあ。指導する先生も偉い。

 私は休憩をはさんでの第二部から見せてもらった。先ずは2年生、リズムを中心としたテーマだった。全員がいろんな小さな打楽器をもって合わせている。「ウン、チャ、ウン、チャ」の後うちのリズムもちゃんど合っている。凄い、爺ちゃん婆ちゃんにはできないぞ。

 

 4年生のサウンドオブミュージック。朗々とした演奏でよかった。エーデルワイスは二部合唱で、これも上手にできていた。サウンドオブミュージックはブラスバンドをやっていたとき演奏した曲なので、懐かしさひとしおである。感動で、ついポロリ。

  

 6年生は孫が出ている。うちの孫は多分音楽は苦手。放課後は運動クラブで走り回っている。

 琴が10本くらいでてきてびっくりした。琴も教えるんだ。不思議なリズムにのって越天楽のメロディーが聞こえる。難しいことやってる。

 私たちの年代が11歳や12歳のころを思うと、もう信じられないくらいのレベルだ。私たちは、ハーモニカとたて笛だけしか吹けなかった。だが、この子たちは、学校に沢山楽器があって、使いこなしている。パソコン、音楽もスポーツもハイレベルだ。

 彼らが発表会の練習を通じて、音楽って楽しいなあとか、気持ちいいなあとか、感じてくれたらいいなあと思う。

 


瀬戸芸、伊吹島

2019-11-13 22:46:09 | 日記

 瀬戸内国際芸術祭、11月4日で終わった。連休に入ると人が多く出るし、私の仕事も詰んでくるので、10月30日に行った。

 その朝、アメリカ在住のポーランド人、レスさんに朝食を用意し、「今日、伊吹島へアートを見に行く」と言ったら、「一緒に行く」と言われ、ちょっと慌てた。私は英語ができないからだ。会話が続かない。ま、何とかなるだろう。

 彼は自転車で旅している。日本は6回目というけれど、日本語はあまりわからないようだった。スマホに向かって喋り、日本語訳を私に見せる。

 9時半の船に乗るため、私たちは自転車で港に向かった。

 駐輪場がわかりにくい。そして汚い。ゴミが散乱している。どうして掃除しないのか、不思議だった。綺麗好きの日本人なのに。

   

 一時間の船旅、飽きることなく、ちょうどいい。レスさんが喋って私に見せたスマホ、日本語なのに、どうも言っている意味がわからない。傍に座っている若い女性に見せて「これどういう意味かな?」と聞いてみる。すると彼女、英語をしゃべりだした。日本人じゃなかった。台湾から来ていた。メルボルンに居たらしく、流暢な英語を話す。レスさんは「船からジャンプして泳いだら料金が無料になるかな?」と言ったようだ。ジョークを解せず、情けなかった。彼ら二人はしばらく会話を楽しんでいたので、間がもててよかった。写真、左がレスさん、右が台湾の綺麗な女性。

    

 さて、私たちは、時折二言三言会話しながら歩いた。私同様、どうもアートにさほど興味はなさそうだった。彼はスポーツマンだ。コースを歩くのは速い。1時間で港に戻ってしまった。私は、会期中、ここで売り出している「うらら弁当」が楽しみだった。レスさん、付き合ってくれて、弁当売り場まで、また坂を登って行った。念願のお弁当、ゲット。頼りないガイドだったけど、このお弁当、ご馳走してくれた。

  

 カモメが沢山、可愛らしく休んでいる。

 前回の伊吹の展示は真夏だった。暑くて涼をとる場所もなく、疲れた。今年は気候のいい秋だけど、人は少ない気がする。

 英語の勉強の必要性を痛感した一日だった。外国人とコミュニケーションできたら楽しいだろうなあ。

 近頃有名になった伊吹のアサギマダラ、この日は見なかった。フジバカマの花畑を探したら見つかったのかも。レスさんが教えてくれたことだけど、アメリカにも渡りの蝶がいて、モナクバタフライというのだそうだ。調べてみると、オオカバマダラという名前で、メキシコからロッキーまで渡るらしい。へぇー、そうなんだ。ひとつ勉強した。