今日を入れてあと二日で9月が終わる。なんと、9月は一度もブログをかいていなかった。月4回は書こうと決めていたのに。
仕事はもちろん暇だったし、家庭内でも忙しくはなかった。何してたんだろう? このごろしばしば思う。一日が終わる夜、「今日私は何をしたっけ?何もしていない気がする」と、ここで真剣に記憶をさかのぼる。「ああそうだ、午前中あれをして、午後からはこれをやった」
バタバタ忙しい日はそんなバカげたことを考えることはないのだけど、ゆったり過ごした日は何も成果を出さないまま、あっというまに日が暮れたような気になるのだ。いつも何かしていないと落ち着かない、まっこと損な性分だ。
というわけで、9月もいろいろ出来事はあった。
お隣さんから、うちの庭の大きく伸びたカイズカイブキの葉っぱが樋に詰まるので、切ってほしいと言われていた。この庭は客室に併設されていて、お客様にとても気に入っていただいていた。事情があって、この客室を物置として使うようになり、「あの部屋に泊まりたかったのに残念」という声もあった。観なくなった庭は荒れ放題、伸び放題、日当たりの悪い狭い庭に植えられた3本のカイズカイブキは天へ天へとスクスク育った。苦情が出てからは、夫がチェンソーを買ってきて下の方からボツボツ切り始めたが、カイズカイブキは大きすぎて手に余る。シルバー人材センターも断られた。庭木のプロに頼むしかない。
ようやく先日、きれいさっぱり、明るい空間になった。切りクズの処理代を倹約して、私が家庭ごみとして少しずつ出すことにした。山のように積まれた枝、片付くまでしばらくはかかる。
ビフォーアフター。でも、私は、窓を開けたとき、カイズカイブキの芳香が大好きなのだ。これこそフィトンチッド。
枝クズ、集積