日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

マンサクの花、見つからず

2022-03-31 05:19:45 | 日記

 3月も最後の日、いつも思うのは、光陰矢の如し。メジロが集まっていた椿の大木も、ほとんど散ってしまった。モクレンは花盛りのはずが、ヒヨドリが啄ばんで、無惨にもボロボロ。肉厚の花びらは、確かに美味しそう。花はいい香りがして、かじってみると食べられないこともない。

 里山歩きをしていて、車道の傍らでみつけたワサビ。さっとゆでて、醤油に付け込んでたべてみた。あまりおいしくない。もっとうまい調理法があるかもしれない。

 去年3月半ば、野地峰と黒岩山のあいだの縦走路で2本のマンサクが咲いていた。それをまた見たいのと、四国山地トレイルのヤブ、黒岩山と登岐山の間をどうやって歩くか偵察するため、27日に登った。

 尾根歩きでは、誰にも遇わなかった。黒岩山でランチしている方一人に出遭った。高知から毎年、少しヤブの、谷を稜線まで登るらしい。マンサクは?と聞いてみると、今年は花が少ないと言った。咲いているんだ。どうして縦走路には見つからなかったのだろう。不思議。

 

 麓のトサミズキは、去年同様咲いていた。

 左のルートで黒岩山まで行った。取りつきはわかりにくいので、適当に入る。植林は綺麗に管理されていて歩きやすい。五右衛門ぶろがあったり、神社跡があったり、集落の跡だ。

 

  ログ、右のルートは3月13日に来ている。

 落合という地区から、1時間の林道歩きのあと、地図に載っている山道を探して尾根を目指す。雪の用意をしてこなかったので、軍手はビショビショ、足元も冷たくなり、下川峠手前で撤退。目印のテープがずっとつけてあるので、次回は行けると確信。峠までは行けなかったけれど、行き方が分かったので、収穫あり。目標は、下川峠、登岐山、兵庫山周回だ。

 


慢防解けて関東へ行く

2022-03-29 06:19:57 | 日記

 観音寺でも、ソメイヨシノではない種類のサクラがこの間から満開して、ドライブを楽しませてくれる。ソメイヨシノもあと少しで満開だろう。

 今週末は寒の戻りで寒いらしいが、都会は花見の客で街はごった返すのではなかろうか。そんな時期にどうして?、なのだが、1日から4日まで関東へ行く。仕事の予約状況、私的行事の都合上、この期間になってしまった。グズグズしたり躊躇していると、いつまでたっても実行できない。私の山友のひとりは、連休があると即座に山行を決めている。そのフットワークの軽さに、尊敬と驚きと嫉妬を感じる。彼女を縛るものはないのだろうか。いや、そんなわけない。行動力や気持ちの問題だろう。私を縛るものは、ペット、鉢植え植物。もちろん仕事最優先だ。けれども、一番の問題点は、気力なんだ。だんだん遠くに出かけるのが億劫になっている。都会の雑踏に緊張する。

 今回の目的は、新築の娘夫婦の家を訪ねてお祝いすること、埼玉の妹と関東の山を登ること、オーボエを売ること、である。成田空港に迎えに来てくれるし、土日は仕事が休みなのでわたしの用事に付き合ってくれるということで、安心ではあるが、やはり都会で自分で行動するトレーニングをしたい。ぼーっと付いていくわけにはいかない。

 かなり前から、奥多摩奥秩父の登山ガイド本を購入している。本棚の奥にしまっていたのを取り出して、真剣に見ている。東京、千葉、埼玉、3か所も宿泊所があるのに、山へ行かないのはもったいない。これを機会に積極的に関東奥地へ行けたらいいなあ。先ずは、偵察だ。

 

 押し入れにしまい込んだオーボエを出してみた。ケースはカビが生え、楽器はタンポやコルクがいたんでるし、メッキは黒ずんでいる。私が死んだあと、捨てるにも娘たちが困るだろうから処分したい。顔面神経麻痺を患ってからオーボエは吹けなくなった。何十年も触っていないのだ。査定してもらいに業者のところに持って行く。これでは買ってもらえないかもしれないなあ。「記念に飾っておいたらどうですか」と言われそう。

 オーボエに触っていたのは、学生時代の7年間と結婚前の3年間、長い人生のうちのたった10年間だった。カラカラに乾いたリード、光を失ったキー、オーボエとともに笑ったり泣いたりした。これが私の青春だった。東京に行く前にちょっと磨いてみよう。


蕗の薹

2022-03-10 22:16:55 | 日記

 三寒四温、今は四温、山々がぼーっと霞んで見通しがきかない。暖かいのは過ごしやすいけれど、雪が名残り惜しい。三寒はやってくるだろうが、もうまとまった雪は降らないだろう。山から帰ってきて、道具を片付けながら、「これで今年は最後かな」といつも思っている。

  

 私の記録をみると、雲辺寺の麓で、去年蕗の薹をとったのが2月15日

 「しまった、うっかりしてた。取りに行かなきゃ」

今年は寒かったせいか、時期的には丁度よかった。レジ袋いっぱい採れたので、好きそうな友人に配る。山菜調理の苦手な人には、私の手作り蕗味噌をさしあげる。

 今日のお遍路さんの朝ごはんの一品は、蕗味噌をのせた厚揚げ。美味しいと言ってくださった。私のような年頃になると、山菜のような、香りのよい、あっさりしたオカズが好みとなる。

 ロープウェイ駅の下の駐車場に、話題の車両の宿があった。営業しているのだろうか。

 

 


支援金

2022-03-01 11:47:41 | 日記

 

 畑の隅に植えていあるピンクの梅の花、開花したのはもう随分前なのに、まだ先端に蕾がある。桜と違って、長い時間楽しませてくれる。畑に居ると、チュピチュピチュピと、音量は小さいけれど忙し気に囀るメジロの声。梅と椿の花につがいでやってくる、常連のお客さんだ。

 屋敷の隣の小さな神さんのケヤキの木が、三分の二ほど切られた。去年春、建設されたカラスの巣も、一緒に燃やされた。私の畑に葉が落ちて、大きくなりすぎた木が迷惑ではあったけれど、枝に止まってカアカア鳴くのを見ると、ちょっと可哀そう。大きくなればなるほど、切るのが難しくなるので、今がいい時期だった。

 2月半ば、観音寺商工会議所から香川県営業活動加速化支援金の申請締め切りが、2月28日というお知らせが来た。こんな感じの支援がテレビのニュースで聞かれることが度々あったが、体力も資力も、持続できなければこのまま先細りして、自然消滅してもいいか、という考えだったので、申し込みに積極的でなかった。調べてみると、思ったより簡単に申請書が作れそうだったので、商工会議所のスタッフに見てもらいつつ、先週末、締め切りギリギリで送った。受け付けてくれるかどうかはわからない。

 急速に第6波が拡大して、2月のお遍路さんの予約はキャンセルになった。でも、アニメ関係のイベントはこの街で開かれているようで、先日は若い方が大勢、他県から来ていたようだ。若い人たちはそれほど気にしていない。私も密にならない程度なら歓迎している。3月末、4月の、お遍路さんの予約はそのままである。このころになったら、きっと落ち着くという期待感がある。春になったらお遍路さんも動き出すだろうな。