3月も最後の日、いつも思うのは、光陰矢の如し。メジロが集まっていた椿の大木も、ほとんど散ってしまった。モクレンは花盛りのはずが、ヒヨドリが啄ばんで、無惨にもボロボロ。肉厚の花びらは、確かに美味しそう。花はいい香りがして、かじってみると食べられないこともない。
里山歩きをしていて、車道の傍らでみつけたワサビ。さっとゆでて、醤油に付け込んでたべてみた。あまりおいしくない。もっとうまい調理法があるかもしれない。
去年3月半ば、野地峰と黒岩山のあいだの縦走路で2本のマンサクが咲いていた。それをまた見たいのと、四国山地トレイルのヤブ、黒岩山と登岐山の間をどうやって歩くか偵察するため、27日に登った。
尾根歩きでは、誰にも遇わなかった。黒岩山でランチしている方一人に出遭った。高知から毎年、少しヤブの、谷を稜線まで登るらしい。マンサクは?と聞いてみると、今年は花が少ないと言った。咲いているんだ。どうして縦走路には見つからなかったのだろう。不思議。
麓のトサミズキは、去年同様咲いていた。
左のルートで黒岩山まで行った。取りつきはわかりにくいので、適当に入る。植林は綺麗に管理されていて歩きやすい。五右衛門ぶろがあったり、神社跡があったり、集落の跡だ。
ログ、右のルートは3月13日に来ている。
落合という地区から、1時間の林道歩きのあと、地図に載っている山道を探して尾根を目指す。雪の用意をしてこなかったので、軍手はビショビショ、足元も冷たくなり、下川峠手前で撤退。目印のテープがずっとつけてあるので、次回は行けると確信。峠までは行けなかったけれど、行き方が分かったので、収穫あり。目標は、下川峠、登岐山、兵庫山周回だ。