日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

庭木のお世話

2024-02-26 18:11:16 | 日記

 

 ミモザの木の根元が割れて、倒れそうになっている。株の半分くらい伐らなければいけない。この木の葉を好む幼虫がいて、ミノムシがいっぱいぶら下がることがある。鈴生りにぶら下がった鞘に入ったマメも少しは発芽するようで、3センチくらいの子供を見つけては、移植して大きく育てたいと思うが、いつのまにか消えている。多分おいしい若芽は虫のご馳走なんだろう。

 ミモザの木の下に植えてある数本のサツキに虫がついて、丸裸にされ、いまにも枯れそうだ。消毒の必要があると感じている。母が存命の頃は、年2回、庭全部の消毒を庭師さんにお願いしていた。春の消毒が、いつもサクランボの実りの時期と重なるので、去年は断ってしまった。自分でやるにしろ、人に頼むにしろ、このままではいけない。今年はなんとかしなければ。庭の樹木のお世話も大変だ。植えっぱなしではいけない。

 

 先日、夫の叔母の一周忌の法事で菩提寺、蓮光院を訪れた。しだれ梅が満開、風に花びらがはらはらと散って、とても情緒があった。参列者の記憶に、命日と梅の花が結びつく。来年もここにきて、この花に感嘆することだろう。私の母の命日は、スモモの記憶。丁度スモモを取り終えてとところで、介護施設から急変の電話があった。

  

 法事の後は近くの料理屋で会食。床の間の見事なシンビジュームと陶器のような瓢箪、カメラにおさめたくなった。


もうダニの活動が始まった

2024-02-25 07:53:12 | 日記

  足首の上あたりが痒くて、夜中に目が覚めた。朝確認すると、少し腫れていて、中心がポツンと黒い。虫刺されか。しかし、この痒みと腫れ具合、ただものでないな。様子を見るうち、だんだん黒い点がはっきりしてきた。カメラで撮って拡大すると、なんとマダニではないか! なんと懲りないこと。

  

 自分で引っこ抜くか医者へ行くか、少し迷ったのち、当番医の内科クリニックへいくと、「それは外科に行って下さい」と。面倒だが、車で30分の外科当番医へ行く。こんな遠いところまで、毎日消毒に行かされるのは御免だ。道々、やめようかどうしようかと考えていた。

 外科医院では、待つ患者もなく、すぐ診てもらえた。「噛まれたの、5回目です」と言ったら、呆れた様子だった。この医院での処置は、切り取るのはなく、薬で窒息させて抜き取る方法だった。助かった、通院しなくていい。

 どこで噛まれたか、思い当たる節は、フキノトウ取りのヤブ漕ぎだ。やはり暖かいんだね。もうダニが動き出している。気温15度でダニの活動が始まるというからありうることだ。油断したなあ。山菜取りは私の趣味、草むらに入るときは足元をガードしなくてはいけない。


日本全国、異常に暖かい

2024-02-20 19:55:21 | 日記

 今日も暖かかった。四国の雪は随分溶けたろう。雪の山に登るのは好きだけど、庭に出ると春の暖かさにホッとする。

 私の山菜ノートでは、去年蕗の薹をとったのは20日、急ぎ見に行くと、あるある。蕾が伸びたのも結構あったけれど、まあいいタイミングだった。

  

 蕾がしっかり隠れた上等のものは、枯葉の隙間から僅かに黄緑色を見せている。土の下のタケノコが柔らかく美味しいのと同じだ。初めは見つけにくかったけれど、慣れてくると土から僅かに顔を出す若芽が目に入るようになる。

 沢山とったので、帰りに3軒、お届けした。

    

 ピンクの椿が満開。大木になってしまったが、椿の木はこれ以上伸びないのかな、どうだろう。メジロやヒヨドリがよくやって来る。ヤブ椿もそろそろ満開。

  

 この小さなガーデンシクラメンは二年目。もりもりと元気な葉っぱの中に、蕾がいっぱい隠れている。凄い、お買い得。今までこんなことはなかった。シクラメンは何鉢か買うけれど、枯れるか、生きながらえてもパラパラとしか花は付かなかった。

   

 今日頑張った剪定は、サザンカと松。庭師さんが整えてくれていたとおりに伐ったのだけど、四角柱がどうも鋭くない。難しい。松は、葉っぱの混んだところを空く感じで伐った。人の散髪と一緒だ。

 まだ伐らなくてはいけない木が何本もある。虫が目覚めて飛び回るまでには、終わらせないといけない。


筑波山

2024-02-18 07:17:03 | 日記

 二日目13日は筑波山。何処へ行きたいというあてもなく関東に出てきている。筑波山という決定も前日夜。妹は行ったことがあり、「低いけれど結構きつかったよ」という感想。電車バス乗り換え2回、難しくないのでここに決めた。何しろ百名山である。行ってみる価値あり。

 まず、武蔵野線新座駅から南流山まで行く。南浦和駅手前二駅くらいからラッシュに遇う。ギュウギュウ押されて胸が詰まりそうだった。韓国での大量圧死事故ってこのような感じかな。

 次につくばエクスプレスに乗る。車内に知的雰囲気が漂う。パソコンを打っている人が二人、先生か学生か?

 つくば駅も人が少なく綺麗。おにぎりを買うつもりがコンビニもない。妹宅から持ってきた食料でなんとかなるだろう。筑波山は観光地だから何か売ってるだろう。

 地上に出るとビルはいくつも建っているが、静かで知的。駅前に見られる雑踏はない。ミスタードーナツ、その上の階の有名な雑貨屋、別のビルのサザコーヒーが目についた。なんか、だいぶん前、テレビで視たことあるぞ。帰りにここに寄ってコーヒーを飲もう。と楽しみにしていたが、時間が急いていた。残念。

 バスは筑波大学の傍をはしったが、林に囲まれてキャンパスは見えない。静かで広々とした、勉強にもってこいの環境だ。このあたりをひたち野、というのだろうか。だだっ広く山のない、私の住むところとは全く違った景色だ。

 

 バスを降りるとおおきな鳥居。登山口の標識を探し、歩いていくと神社に到達。何処の山もそうだけど、山道に入るまでが分かりにくい。

 名所旧跡が沢山ありそうだけど、私は先を急ぐ。ケーブルの傍の道、表参道を登っていった。登山者はパラパラとだが、絶えず誰かに遭った。

    

 頂上に近づくにつれ、雪が現れ、ビチャビチャしている。私はスニーカーである。水が入らないように気を付ける。

左 頂上手前の長い丸太の階段

中 御幸ヶ原

右 男体山への道

 御幸ヶ原のカフェや土産物店は、殆どが閉まっている。ここまでケーブルで来るなら随分楽だ。結構きつかった。男体山までの標高差は600メートルくらいだ。

   

 左 神社に、帽子まで被ったプードルとおじいさんが。モモちゃんは元気にあちこち歩き回っている。下から歩いてき      たそうだ。

 中 男体山

 右 女体山

  

 左 白雪橋コースで下りる。雪が残っていてシャーベット状で危ない。岩に鎖も設置されている。雪がなくなるまでは慎重に。

 中 奇妙な大岩。この山の中には、多くの見るべきポイントがあるようだが、3時のバスに乗らなくてはいけないので、親切な説明も一瞥するだけで、一目散に下る。通勤ラッシュはどうしても避けたい。

 右 発車15分前にバス停に到着。トイレをすませ、インフォメーションの建物の、素敵なテラスでホッと一息。テルモスの湯でインスタントコーヒーをいれる。

 慌ただしい山行だった。信仰の山は太古からの自然が残っている。表参道は、杉の大木が登山道から沢山見られ、素晴らしかった。珍しい樹木があるんだろうけど、残念ながら分からない。「山カフェ」で筑波山の梅林を紹介していた。広大な梅林らしいが、次の機会があればゆっくり見たい。でも多分、二度来ることはない。まだまだ、行きたいところが山ほどある。

   


日光白根山

2024-02-17 10:25:55 | 日記

 建国記念日の連休で、関東の山へ行ってきた。この連休、かなりの人が動いたと思う。私のところでも10日は忙しかった。なので、11日出発の3泊4日である。その間、予約もあったが、申し訳ないけれどお断りさせてもらった。

 帰りの新幹線から晴天の富士を撮る。富士山は何度見ても素晴らしい。品川駅から乗っても、いつも充分自由席は空いているのに、今回はギリギリ座れた。横浜からは大勢乗ってきたので、座席は足りなかった。そして、外国人が多い。まだ春の行楽シーズン前と思うが、本格的シーズンには、かなりのオーバーツーリズムになりそうだ。お遍路さんは宿を取ることができるだろうか。

 12日は、日光白根山だ。関東北部で天気が良くない予報だった。ならば、西の方の、木曽駒が岳、四阿山、北部の武尊山、どれにする? と少し迷って、前日夜、初めの計画どおり白根山に決めた。妹と二人の個人登山である。途中で行き先変更もありだ。

  

 ゴンドラとココヘリ料金が要る。ココヘリは1000円返してくれたので3600円の出費。スキー場を下に見ながら、晴れた景色に興奮。

       

 頂上駅に着くと目の前に白根山が。鳥居をくぐって、樹林の中の踏みしめられた歩きよい道を行く。3時15分の、ゴンドラ最終便に間に合うように歩かなければいけない。私達は出遅れている。後ろには誰もいない。頂上に近づくにつれて、下りてくる人に遇い、多分10人余りの登山者がいたのだろう。

 雪をかぶった針葉樹の森、お地蔵さんの小さな祠に積もった雪、控えの山々の雪景色、頂上から見えた独立峰男体山、久しぶりに大雪に囲まれて大喜びの私。

 さて、下りは無難にピストンするか、座禅山鞍部に向かって下り、周回するか。「もう少し先まで行ってみよう」と妹がなぜかやる気満々。実は去年夏にここに来ており、周回しようとして道がわからず諦めたらしい。それで、リベンジなのだろう。しかし、誰も周回する人が見えない。

 20メートルほど歩くと、なんとスキーを担いだ男性が前方から上がってきた。湯元から来たという。えーっ!とんでもなく強い。すかさず、トレースについて訊くと、3人下りて行ったという。じゃあ、私達も行ってみよう。

 トレースはあるものの、3人でが踏んだくらいではふかふか雪だ。深い雪に足をとられ、太腿まで落ち込んでは抜け出るのに難儀し、これはえらいことになったと不安を覚えた。まさか故意ではなかろうが、妹が急斜面で尻セードをしたので、「おいおい、ここじゃあ危ないよ、私でもせんわ」と叫んだ。

 足に相当な疲れを感じつつ、ゴンドラに遅れないように急いだ。結果、10分くらいの余りで駅に到着。もし乗り遅れた場合、ゲレンデの端の方を尻セードで滑って降りたら楽しいだろうな、とも考えていた。

 私のスマホが低温で動かなくなったのには驚いた。妹のは大丈夫だった。カッパの内側に入れていたのだけど、これではいけないと教訓。

 登山中、犬のクリスは車の中でお留守番。狭いところで何時間も過ごすの、辛かろうと思うが、いつもこうだって。