日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

温暖化

2020-01-31 22:07:20 | 日記

 昨日、NHKは、オーストラリアの大火災を30分にわたって報道していた。何か月も前から、至る所から自然発火した火災が終息しないと、ニュースで伝えられていた。今や広い範囲燃え尽きて、コアラやカンガルーなどの動物たちも多数死んだという。昨日の映像は可哀想で見ていられなかったけれど、もっともっと、実情を知らしめる必要があるんじゃないかな。漸く、レジ袋が減ることになったが、危機感がまだまだ足りない。日本はヨーロッパに比べて環境意識が低い。ゴミリサイクルは、お金も手間もかけて取り組まなくてはいけない。

 地球を護る為に、とりあえず、私は何ができるのだろう? 以前からやってきたことだけど、レジ袋はもらわない、お菓子など買ったときに入れてくれる綺麗な紙袋も遠慮する、これを続ける。

 衣類や物は最後まで使う。ゴミを減らす生活をすること。従って、私の家は既にゴミ屋敷になっている。衣類は、妹、母、娘たちから捨ててと依頼されたもの、私の若いころのドレスなど、将来リフォームして使おうという気持ちで、物置に積み上げられている。実践できてないのが辛い。見ては、ため息がでる。

 キッチンでは、冷蔵庫に傷んだ食品が忘れられて、しょっちゅう、ごめんなさいと、ゴミ箱に捨てている。冷蔵庫内の点検と余分な食品を買わないことだ。

 グレタさんは飛行機に乗らないでヨットで大西洋を移動した。私は車が必需品だし、飛行機で旅行もしたい。燃料節約と健康のため、普段はできるだけ自転車を使おう。

 ジェット機が地球の上を飛び回って、世界中の人々が豊かになり、自由に遠くへ行けるようになり、結果、今、未知の病気に苦しめられている。グローバルは危険を含んでいるんだね。ヒトの行き来が活発になり、怖いウィルスやアリ、動物たちが海を越えてやってくる。

 夏のオリンピック、この冬の暖かさを思うと、去年にも増して暑くなるかも入れない。病気が持ち込まれるかもしれない。年の初めから暗い話題だ。

 中国武漢の市民が気の毒。隔離され不自由な生活を強いられ、世界中から負のイメージで見られ、病気に怯えている。お金持ってる人はとっくに逃げているだろうけど。東北大震災の直後、一番怖かったのが放射性物質の拡散だった。東京から脱出しようとした人々が空港に殺到したり、西に延びる道路が混雑した。いち早く逃げられる人は恵まれた方々である。

 

 我が家の梅、咲き始める。このごろ、蠟梅を植えてある御家が多い。ひとつの流行かな。


雲辺寺スキー場は営業中

2020-01-21 21:16:49 | 日記

 

 トレーニングに雲辺寺へ行った。今日のコースは西よりの登山道だ。昔は、お正月は暗いうちからここを登って行ったのだ。私も十代の頃、2度ほど、お正月に登ったことがある。今はあまり使われていない道である。歩き遍路さんが増えて、奥谷の道が主流になった。奥谷はよく整備されている。ハイカーも多い。

 スキー場がどんな具合か、興味があった。毎晩尾根は明々とライトがともり、雪を作るのに忙しそう。日中は気温が上がり、融けてしまうのだろうなあ。スキー場横の登山道はかろうじてこの間の雪が残っている。ゲレンデを覗くと、なんとか滑れるくらいにはある。お客さんはパラパラ。営業すればするほど赤字じゃないかな。

 スキーを履いた人はお爺さんがひとり、あとは皆スノボー。見ていると私もやりたくなった。人が少なくて滑り易そう。お婆さんがスキー履いてたら目立つだろうか。笑われそう。 

 五郷ダムの畔に有木という小さな集落がある。村人が、昔、雲辺寺に登る為に使った道があるという。頂上手前に、意味ありそうな赤テープと荒れた道を見つけた。有木から登ってくる道かもしれない。そのうちやろう。


野性味あふれるうちのネコ

2020-01-19 19:29:55 | 日記

 真冬なのに暖かくて過ごしやすい。今年の夏は、いったいどうなるのだろう。危険な暑さのため、外に出られなかったり、病気を蔓延させる蚊などの害虫が発生したり、恐ろしいことが起こりはしまいか。

 先週半ば、冬らしく山に雪が降ったりしたのに、もう融けてなくなったんじゃないかな。雲辺寺もうっすら白かった。

 今日、母の家の庭の手入れをしていたら、綺麗な声の小鳥が数羽木の上で遊んでいた。澄んだ、良く通る、耳に心地よい声で鳴く。春を感じさせる。

 すると、一歳半くらいのネコのダイが、小鳥を銜えて帰ってきた。驚いた、もう捕まえたんだ。この間は、大きなハトを銜えて得意そうに帰ってきたし、昨日は家の中に小鳥らしき羽毛と肉片があった。ダイの野生に驚いている。まだ子供らしさが抜けない子と思っていた。

 調べてみると、ソウシチョウだとわかった。綺麗な色の羽を持っており、玉を転がすようなさえずりがとてもかわいらしい。美しい姿とさえずりの為、昔、輸入して飼っていたそうだ。しかし、繁殖力が強く、有害外来種にされている。持ち帰ったときには既に死んでいたので、ダイの好きにさせておいた。しばらく動かない小鳥で遊んで、食べた。でも、羽を食べたからか、すぐに吐瀉した。

 私の家の2匹の肥満ネコは、とても狩りなんてできないだろうな。母の家の周りは田んぼ、ダイは天気がいい日は一日中外に居て、狩りの練習をしている。2匹が行方不明になって、室内ネコにしたほうがいいかなと思ったけれど、外に出たがって聞かない。ダイは、自由に気ままに生きている。

 落ち葉や切り落とした小枝は、敷地の隅で燃やす。パチパチメラメラ燃えると、冬は暖かくていい。ついでに焼き芋つくっておやつにする。うちのあまりおいしくないサツマイモも、これならまあまあだ。


新年登山は赤星山

2020-01-03 22:33:34 | 日記

 大晦日に、屋上から見えた伊予の山々が白かったのは樹氷だったのか。

 冬山トレーニングのつもりが、雪なし。まだ冬用タイヤを買っていないので、アプローチが楽な土居町の赤星山に決めた。一応アイゼンは携行した。冬山のザックは荷物が多くなるので少し重い。何より、冬靴はとても足に重たい。体力低下と相まってか、チンタラチンタラ歩いて、登りに3時間半もかかっている。小休止を一度とり、大休止はせずに、ひたすら歩いた。豊受との鞍部から下る周回コースで、6時間10分の行程だった。食べすぎと運動不足だ。時間かかりすぎ。

 

機滝。始めは沢沿いの岩の多いゴロゴロした道をタラタラ歩く。

 

 樹氷と霜柱

 ミツマタが花の準備をしている

 

頂上から豊受山に続く尾根を小一時間歩く。そして、赤星谷へ下る。始めは緩やかな植林の道で歩きやすい。その後急斜面を下ることになり、緊張。ブルーシートをかぶせて、土方道具をデポしてあった。そこから下は、かなりの距離、登山道を整備してあった。つい最近掘ったばかりという色の土で、落ち葉もない。所々大きな穴が掘られていて、岩を掘り起こして石段を作ったんだなあとわかる。重機もないのに、どうやって石段を作ったんだろう。結構長い距離だ。何人もの人が苦労したんだろうなあと思うと、頭が下がる。

 

 


雲辺寺初詣

2020-01-02 10:51:14 | 日記

   

 昨日、元日、無事雲辺寺初詣終了。

 20年も前から、Yさんという山ともと雲辺寺に登るのが恒例だった。数年前から一人増え、3人で登山している。Yさんの腰の調子が悪く、去年は彼女だけロープウェイを使った。徒歩組との時間差が大きすぎて、今年は途中で別行動になってもいいから歩きたいという彼女の希望で、麓から3人でゆっくり歩き始めた。かなりペースは遅いので、何人かに追い越されたが、それでも去年より歩く人が少ないと感じた。

 2時間半かけてお寺に着いた。お天気いいけど人は少ない。境内の焚火がなくなって3年くらいかなあ、歩く人が減ったのは焚火が無くなったからだろうと思う。風がなかったのがせめてもの幸い、やはり頂上は冷たく、長居はできない。

 参拝する人達をみて驚いたことは、外国人が多いこと。見た感じ、大部分アジア人だ。色が浅黒い男性のグループ、イスラムの布を纏った女性、欧米人が一人。この近くで働いている人達かな。時代とともに、初詣も外国人が増えてきているんだねえ。

 Yさん、登りきれたことにとても感激していた。彼女、途中で別れてひとりで弁当食べて、下ってくる私たちと合流する、と思い込んでいた。私も彼女には無理だろうと思っていたので、以前のように往復できたこと、とても嬉しい。沈みがちな気持ちが、新年早々明るく希望に満ちたものになればいいなあと思う。雲辺寺登山成就は、彼女にとって一大ニュースである。