日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

東京へ行く

2012-02-29 23:56:00 | インポート

 休眠口座のお金を震災の復興費にあてようというもくろみがあるそうな。寄付するのはよいとして、断りもなく人のお金を動かされるのは心外だろう。

 お金を引き出したり、保険金を受け取るのも、最近は煩雑な手続きが要る。昔は子供名義で貯金して、引き出すのも自由だった。この間、娘の定額預金が満期したのでもらおうと思ったら、委任状やら住所変更の証明やら必要で、いつもは海外にいる娘が東京に滞在している間になんとか手続きが終了した。母の手術と入院の保険金を貰おうとすると、私と母の関係を証明するために、戸籍謄本が必要だった。娘が配偶者の銀行口座を解約しようとしたけれど、できなかったとか。めんどうくささに、口座が放置されるはずだ。

 成年後見人制度を悪用して、人のお金を横取りするへらこい輩が多いという。本人でなければ簡単には出金できないのは安心といえるかも。

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六本木ヒルズから撮った写真。

1月末、1泊2日で、東京の娘婿の新しいマンションを訪問。大阪の娘と孫2人、私たち夫婦の5人での小旅行である。東京は5年ぶりくらいかなあ。孫達に「迷子になったらいかんよー」といいつつ、羽田からのモノレールを降りたところで、私だけはぐれてしまった。まさか左右両方のドアが開くなんて思わなかった。ボーっとしてて、皆と違うドアから降りてしまったのだ。携帯電話はホントにお助けグッズだ。やっと会えて、娘にあきれられ、ここから、東京見物は全面的におまかせする。老いては子に従え。


氷結の滝

2012-02-27 20:37:06 | インポート

 ゴミ屋敷をなんとかしようと、ボロ箪笥やその他諸々を外に放り出していたら、ゴミ処理します、とか、家のリフォームします、というチラシが戸に挿まれていた。この不景気のさなか、どこかに仕事がころがってないか、皆必死なのだろうなあ。こちらもできるだけ出費を押さえたいので、家庭ごみとして、市の収集車に出したい。玄関先で、人目を少し気にしながら、金槌でトントンガンガンやって、箪笥をこわした。木切れは可燃ごみには出さない。紐でくくって、友人の家に運ぶ。彼女、庭先にかまどを造って、はがまでごはんを炊くのを趣味としている。木切れは立派な燃料となるのだ。

 

 石鎚山系、高瀑の滝。氷結の滝を見に来る人が結構いる。登る人もいるようだが、残念ながらこの日はそのような元気な人はいなかった。若い男性がひとり、ここでテントすると言ってた。

 1週間ほど前、これを撮りにきた熟年登山者が滑落して、奥さんが亡くなったそうだ。新聞には100メートル落ちたと書いてあったが、雪はやわらかいし、木も生えているし、死ぬようなところあったかなあと、不思議な気がする。山はいつでもどこでも危ない。気をつけよう。

 私が登った日、新たに積雪があって結構雪が深かったが、初めは先客さんのトレースを辿り楽であったが、最後の急斜面で追いついたので、以後私がラッセルすることになった。斜面にフィックスされたロープが埋もれてみえず、進む方向がわからなかったり、雪深い急斜面を登るのはなかなかスリルがあった。帰りは、数人歩いたあとで、しっかりと道ができていたので、天と地ほどの差、鼻歌まじりだ。滑ったり、ころんだり、雪の下りは最高に面白い。

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