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連休も終盤になると少し余裕ができる。5月の初めごろは、徳島の国見山に花を見に行く。車を林道に停めて、いつものコースで山に入ろうとすると、どうも様子が変。道がなくなった。ヤブ漕ぎする時間はないので引き返す。毎年伸びている林道をテクテク歩いてみる。すると林道は登山道まで突き当たってしまった。花を見る為にはラクでありがたいが、こんなに開けてしまっていいのだろうか。ぞくぞくと人が入ってくるのではないだろうか。いったい林道は何処まで伸びていくのだろうか。刻々と変化する山に不安を覚える。
カタクリの自生地に去年はこのような柵はなかった。
ヤマシャク群生地の傍のカッコウソウ、今年も可憐に咲いている。なかなか見つけられなかったのは、目印のトリカブトの群生が消えてしまったからからである。
何者かに葉っぱを食べられている。この毒草をたべる輩がいるのだ。調べてみると、シカはこれを食べるらしい。日本全国でシカが増えて困っているが、ヤマシャクやカッコウソウ、クマガイソウがシカの食料にならないことを祈る。
オトシブミ、持ち帰って、虫かごに入れてしばらく様子をみていたけれど、何も生まれなかった。
車にいつも積んである高枝切りで、道路際のタラの木の葉をとりながら帰った。大きく背の高い木は、葉っぱもやはり太くて軟かそうである。いくつか失敗して谷に落とし込んだ。