日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

盛夏の時期の旅行

2017-07-31 14:58:21 | 日記

 毎日暑い。エアコンなしでは暮らせない。日中の居間は27度前後、夜寝るときは29度に設定している。

 明日から下の孫が学童保育に行くので、少し静かになるだろうか。毎日弁当を作らなくてはいけないが、夕方まで面倒みてくれるのだからどうってことない。ありがたいことである。子供たちがいると、いつも家中散らかっている。片付けようにも、四六時中居られたのではそのスキもない。イライラすると更に暑い。

 二日間泊った東京に住んでいる留学生、3時間くらい外出したけれど、汗びっしょりで帰ってきた。おとなしい、口数も少ない男の子で、ビーチで日焼けするタイプではない、小柄で華奢な体つきをしている。アメリカ人だけれど、顔は日本人、たぶん日系アメリカ人だろう。熱中症で倒れはしないかと心配になるほど、大汗かいて戻ってきた。今日は京都まで行くそうだが、真夏の京都も暑かろうねえ。8月半ばあたりに、外国人の予約が何件かはいっている。「今の時期、蒸し暑い日本で何をするんだろう」なんて、外国人はタフだと感心するけれど、私も夏の台湾に2度旅行したな、確か・・・。同じか、暑くても寒くても旅は楽しい。

 


変化に乗り遅れる宿

2017-07-28 09:33:39 | 日記

 7月も、もう終わろうとしている。子供たちは学校が休みをいいことに、したい放題して言うことを聞かない。親の言うことさえ聞かないのだから、婆のお説教など上の空、馬の耳に念仏、まったく無視している。私の子育て中はどうだったっけ?こんなに手強くはなかった気がする。子育ては真剣にやったつもりだが、孫に関してはムキになれない。イライラして血圧があがるだけだ。

 この間から、65番三角寺に複数の宿泊所を掲載した看板をだすのに、一口乗らないかと業者さんから誘われている。それと、お寺など、お遍路さんが目を停めそうなところに置く宿の紹介のリストに載せないかという勧誘もある。こちらは、薄い冊子のようなものである。ガイド本への掲載もふくめて、だいたい宣伝料の相場は年間1万円だ。現在私のところでは、車遍路用の地図に載せてもらっているだけだ。

 宣伝方法について、どうしたいいか悩んでいる。インターネットが広まったころ、いくつか宿泊所のサイトから勧誘があったが、10パーセントも手数料を取られたのでは割り合わないので断ってきた。アニメや音楽などの若者向けイベントが近くで催されたとき、町をよそから来たような人がぞろぞろ歩いているのに、うちはガラガラだったりする。みんなどこに泊まっているんだろう。私、乗り遅れているなあと感じている。若い人たちや外国人は、ネットで宿を捜すのが主流になってきている。うちを知ってもらうにはどうしたらいいのだろう。なにか、経費のかからない方法で宣伝する必要がある。

 お遍路さんがめっきり少ない8月、予約のお客様はAnbからがほとんどである。この頃は日本人もこのサイトから予約してくる。外国人はやはり香港、台湾、中国が増えている。大抵は観光目的である。Anbは娘婿が登録してくれたのだけど、パソコン周りに暗い私には自分で処理できるはずもなく、娘たちに助けてもらいながら運営しており、感謝している。

 県観光協会から、宿泊業者、飲食業者あてに、通訳、翻訳サービスを開始する旨のファックスがきた。公も外国人観光客の誘致に力を注いでいる。このサービスは大阪の業者がするのだが、最初の1年は県が利用料3000円を負担してくれるようだ。少し考えたのち、私はサービスを希望しないことにした。通訳の内容は日常会話、専門的なことはできない。受話器をお客様とやり取りして通話する。又は3者通話、これが私には良くわからない。とまあ、こんなややこしいことなので、パソコンの翻訳機能を使ったり、スマホの音声通訳でなんとかなるんじゃないかと思い、契約しないことにした。世の中、どんどん変わっていく。


猛暑

2017-07-17 12:33:28 | 日記

 毎年7月半ば週末に、銭形まつりが行われる。きのうは踊りの日だった。

  

 町は、趣向を凝らした衣装を着た人たちが闊歩している。見ている方からすると、「この暑いのによくやるねえ、ご苦労様」と、踊る人達のエネルギーに感心しながら、ジリジリと射してくる暑さに10分も辛抱できずに、家に向かうのであった。確かに、少し動いただけで汗が流れるこの時期に、部屋の掃除をしたり、庭の草ぬきをすると、汗が頭の中から顔をつたって、タラタラと滝のように流れ、一種の快感さえ覚える。暑いときに大量の汗をかくと、かえってスッキリする。若い人達に交じって、結構なお年のおじさんおばさんもいて、元気さに敬服する。

 この頃の銭形まつりは、ダンス発表会のようなものである。私の若いころは、浴衣を着て商店街を練り歩く、盆踊りみたいなものだった。たぶん、どの町の夏祭りもこのようなダンスに変わってしまったのじゃないかな。振付には、これは動きがきつくて若者向けだなというものがあったり、比較的楽におどれそうなものもある。グループの大きさもいろいろであるが、10人やそこらより、何十人もで揃ったほうが圧巻で見応えがある。とはいえ、私は、一日中踊られていたうちのほんの一部を垣間見ただけである。

 家ではネコさんたちもバテバテだ。猛暑は始まったばかり、どうしても食欲がおちてしまうけれど、面倒がらずにスタミナ食を作らなければいけないな。

  


権現さんへの道

2017-07-04 21:57:29 | 日記

 やはり梅雨だ。家の中はジトジト、湿度計は80パーセントを超えている。この間まで、取水制限が発令されるほどの晴天、50パーセント以下という日が続いていた。そんな時、雨でも降ってくれたなら、しっとり落ち着いた気分になれるのにと思ったものだが、こう湿度が高いと家中ベタついている。

 この間の日曜は、雨が上がって、変わりに高温注意報が出た。山の麓の蒸し暑いこと。ムンムンした水蒸気が体にまとわりつく谷合の平行道を、1時間半も歩く。草叢を歩くのはマムシが居そうでいやだ。厚手の靴下とスパッツを着けて、決して休憩中のマムシを踏んづけることのないように、足元には細心の注意を払って進む。

 これは、以前、沢登りのときに出くわしたマムシさん。普通の蛇と違って、逃げない。ヒトがそばを通ってもそ知らぬ顔。

 さて、またもや、黒森山目掛けてマニアックな登山である。新居浜在住の相棒は、笹ヶ峰信者コースにえらく興味を持っていて、誘われるうちに私もだんだん面白くなってきたのだった。新居浜大生院(おおじょういん)の正法寺(しょうぼうじ)の信者さんたちは、7月に笹ヶ峰お山開きとして参拝する。昭和の初めまで、大野山、傾山、黒森山、沓掛山を経て、宿で泊り、笹ヶ峰へ登ったらしい。一般道で登るようになってからは、この参道を歩く人もなく、廃道になっているようだ。誰か物好きな人がレポートしてくれていないかネットで探したけれど、愛媛労災病院の山岳同好会のホームページで、17年前の報告が見つかっただけだ。傾山経由ではなく、鉄塔整備道を利用してのまあ行き易いコースと思う。報告書には、GPSの軌跡もなく、文章を頼りに、想像力とカンで登って行った。文章内のいくつかの事物、愛媛鉱山跡、住友林業小屋、「権現さんへの道」の古い木札が3つ、見つかり、整備道を示す杭もあり、そこまではよかった。整備道をはずれると、道は消えたり又現れたり、崩れたガレ場も3,4か所あり、崖も登ったり、なんとか吉居から登った時の見覚えのある稜線に這いあがったのが12時。ここで、相棒が、「スマホが出てこないんです。どうしてかなー?」なんていうので大慌て。

  

 バッテリー切れとか、何らかのアクシデントを想定して、念のため、少しは赤テープを巻いてきた。しかし、数が少なすぎる。下りは迷いやすい。無事帰ることだけを願って、食事も早々に下り始めた。すると幸い、スマホはうまく作動してくれ、何度か迷いかけたピンチを救ってくれた。

 7月のお山開きには私も登って、是非山道に詳しい信者さんに情報を教えてもらいたい。久しぶりの長丁場、10時間の行動時間で、下りで腿内側の筋肉がつった。足がつりかけたことは以前にもあったけれど、ここまで辛い症状ではなかった。ストックはもってないし、薬もない、適当にテーピングしてサポーターで締め付けて凌いでみた。なんとか治まってゆっくり歩けた。滝のように汗を流し、水は補給したものの、ミネラルが不足したかな。これからは皆が持ってる例の漢方薬、名前は忘れたけれど、アレ持っていこう。