日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

音楽が心を豊かにする

2019-02-24 21:54:14 | 日記

 人が、音楽、絵画、写真など、芸術的なものに触れ、感動して涙するのはどういったときだろうか。映画や小説で感動するのは、よくあることだろうと思う。私は、音楽と写真に心を揺さぶられる。もちろん、すべてのコンサートで感動するわけではない。過去に聞いたものを振り返ってみると、ピアノの音色、ジャー先生の二胡、オーケストラの響きに心がジーンとくるような感動を受けた。そして今日何となく聞くことになった「ジブリ」のコンサートが、予想外に感動したのである。感動せしめる要素って何だろう、といつも思う。過去の体験と重なる部分があるから?それだけでもないんだよね。

 オーケストラと、ブリーズアドベンチャーという6人のボーカルグループと、島本須美さんという声優が出演した。オーケストラは管楽器が一人ずつ、弦はバイオリン4人ビオラ1、チェロ1、コントラバス1、あとピアノとドラム、とてもちいさな編成だった。

 演奏が始まると、管楽器たちの音色が木管アンサンブルを思い出させてくれ、とても懐かしく、はやくも感動。私も昔いろいろな楽団と演奏させてもらったことがある。もちろんアマチュアとして。

 ボーカルのメンバーは、澄んだ綺麗な声でジブリの名曲を次々と歌った。島本須美さんのおしゃべりも楽しく、小さな子供さんの叫び声も「エールをありがとう!」とさらりとながす。子供向けのコンサートだから、あちこちから子供の声が聞こえてきたけれど、まったく気にならなかった。堅苦しいクラシックじゃなかったからかな。私もあの中に入って演奏に参加したい、なんておもってしまった。あつかましい。

 数日前、母の家で飼っている16,7歳くらいのネコが死んでしまって、落ち込んでいたところに、音楽が沁みわたって気持ちを穏やかにさせてくれた。いい気持ちにさせてくれた彼らに感謝して、CDを1枚買ってあげた。彼らとの出会いの記念だ。

 


新居浜でハイキング

2019-02-18 19:02:57 | 日記

 昨日は、「伊予の鈍亀さん」という方のレポートを参考にさせていただき、新居浜の山へ。

 山根公園に車を置いて、犬返、石ヶ山丈、魔戸の滝、種子川尾根を下る周回コースを歩いた。公園から南に向かって尾根を歩くコースは市民のハイキングコースとしてとてもきれいに整備されている。

  

 なるほど、犬返の先に小さな崖があってロープが付けられている。犬はよう下りないから返される。

   

 そこから少し登ると次々と別子銅山の遺跡が現れる。

 石ヶ山丈からやみくもに北に下り、西谷川沿いの道に合流、種子川道分岐を経て、魔戸の滝、林道に出る。林道を少し歩いて、種子川尾根に取り付く。テープがしっかりと付けられているのですぐわかった。快適な尾根歩きが続くかなと思いきや、道が消えたり、モジャモジャの羊歯の海になったり。まるで讃岐の里山のような、羊歯のなかのヤブ漕ぎだ。時々行くべき方向が分からなくなって、同行のH子さんにスマホで位置確認してもらう。私のヤマ勘と磁石と地図では全く頼りない。この尾根は夏は絶対来てはいけない。冬のみのハイキングコースだ。

 翌日の大腸検査を控えてにしては、強行登山だった。たっぷり8時間かかった。標高1050メートルくらいの里山歩きかな、なんて、考えが甘かった。未知の山を甘く見てはいけない。腰はだるくなるし、悪い方の膝をスリップして捻ってしまうし、疲労がとれないまま検査に臨むのも不安だし・・・。

 腰も膝も、今のところ大丈夫みたい。大腸も小さなポリープは一つあったけれど、取らずにおいといてもらった。腰や膝がどうして不具合になったのか、因果関係がわからないので防ぎようがない。末永く山へ行けるように、日々適度なトレーニングを続けるべきと思う。たまに襲ってくる不具合は、老化を意識せよという警告かな。

 

 


期待したほどにはなかった伊予富士の雪

2019-02-03 08:46:36 | 日記

 昨日一日限りの晴天、土曜だし、山に登った人は多かったのでは? 私もその一人、何処に登ろうかと色々考えた。第一希望は笹ヶ峰を南から登る。林道の雪の状態では取りやめて、伊予富士にする。林道に到着すると、やはり誰も走ってない。雪の深さは大丈夫、進める。100メートルくらい走って、少し不安に。落とし穴に落ちて出られなくなったらどうしよう。雪の下に側溝があって脱輪するかもしれない。やめた、伊予富士だ。

 駐車場は満車。大体私は出るのが遅い。家を8時40分に出て、着いたのが11時前。早起きすれば高速代1000円浮いたのに。

  

とても富士さんには見えない、伊予富士のモコモコ。雪は残念ながら少ない。樹氷もわずかに山頂直下に残っていた。

 

遠くに見えるは石鎚山、反対には剣山もうっすら見えた。

 2月も暖かい日が多いそうな。この雪もすぐ融けてしまうんだろうなあ。