日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

胃カメラ、初体験

2014-07-14 11:34:51 | インポート

P1060352

今採れているのは、キイチゴとブルーベリーだ。キイチゴは、母の家の庭に、4年くらい前植えたものだが、今年はたくさん実をつけた。木が順調に成長しているのだろう。屋敷に成りものの木を植えると収穫がたのしみだ。ブルーベリーは6年くらい前に植えたが、土が固くて木が大きくならない。

 キイチゴは、真っ黒に熟して、触れると落ちるくらいでないと甘くない。たくさん採れているのに孫には人気がない。ジャムにでもするかな。

 台湾旅行の1週間くらい前、胃がシクシクする状態が何日も続いた。旅行までに治らなかったらおもしろくないのだが、医者に診てもらうほどでもなく、気にしながら過ごしていた。なんとなくよくなって、台湾でも普通に食べられた。ところが、帰ってからまた胃が重い感じが続いたので、これは一度検査を受けるべきと思い、医者の門を叩いたのである。人間ドッグで、あらゆる方面の検査をしなくちゃとずっと感じてはいたけれど、延ばし延ばしであった。

 まわりを見ると、癌にかかった人のはなしが多い。癌年齢なのだ。同級生が肺がんの手術をしたばかりである。自分はもとより、ご主人もたばこは吸わない。そして、親類の男性が前立腺がんにかかった。この間、ニュースで坂本龍一が咽頭癌だったっけ、大きく報道されていた。超有名人だからね。

 4年くらい前だったかな、一緒に中国語を勉強していた、少し年上の奥様が胃癌で亡くなった。レッスンに出てこなくなって何か月かののち、訃報で驚いたのだった。発見が遅かったのと、性質の悪い癌だったとか、数か月の治療だった。胃癌を切って、元気に暮らしている人は多い。お遍路さんにも、何人かそんな人がいた。昔と違って胃癌は治るといわれている。早期発見すれば、癌は怖くない。治療しながら、最期のときまで何年も生きられる。残りの人生の計画が立てられる。私の母のように、認知症を患い、自分というものがよくわからないまま、やがて死を迎える、そんな死に方より癌で死ぬ方がずっとましだ。

 最近の胃カメラはラクになったと皆がいうので、それほどの緊張感はなかった。それよりやはり、もし癌がみつかったらこれからどうするか、どうなるか、考えを巡らせていた。手術すると、一か月旅館は休業だ。手遅れだと、これからのこと真剣に考えなければいけない。

 さて、胃カメラ初体験、同じように検査を受ける人たちがベッドで待っている。やはり少し緊張する。口の中に薬を落とされて痺れてきた。喉にも麻酔がスプレーされ検査室へ。横になって注射針をさされ、薬を入れられる。少し頭がぼーっとして眠気を感じる。麻酔だ。簡単にカメラが入るといいなと、ぼんやりした頭で考えていたが、やはり違和感が気持ち悪い。一回、オエッとなった。検査はすぐ終わり、小さな点滴がはいる間20分くらい眠って、先生のお話。 

 「問題ありません。少し炎症があります。ポリープがあったので取りました。後日結果を聞きに来てください。」

 やれやれ、寿命が延びた気がした。悶々としていた心が一気に晴れた。喉元過ぎれば・・・、ではなく、緊迫して過ごした日々を忘れず、毎日を大事に生きなければいけないと思う。

 一か月も入院して過ごすことを思えば、ちょっと山行くくらい、いいんじゃない?と提案すると夫の機嫌が悪かった。


猫空、名前が面白い

2014-07-10 22:56:37 | インポート

P1060231

P1060229

台北郊外の「猫空」へ行く。猫空ロープウェイの水晶ゴンドラは、床も透明ガラスなので、真下がよく見える。小さい山二つ、三つ越えていくのに、たったの50元、3,5倍したら175円だ。台湾は交通費が安い。

P1060241

終点、猫空駅。インフォメーションでもらったパンフレットによると、この辺にはたくさんのカフェやレストランがあるはずなんだけど、小道をはいっていくと、やってるのか廃業したのかわからないような寂びれた家があったりする。どうなってるの。

Image_7_2

 駅に近い食べ物屋さん。繁盛している。まだお腹はすいていないので、茶館でお茶を飲むことにした。とにかく暑い、涼しいところで休みたかったのである。猫空はお茶の産地である。

 台湾では、乗り物でも、お店でも、一歩入ると冷房がよく効いていて快適なんだけど、外は蒸し暑いのなんの、30度以上はあったんじゃないかな。

P1060242

P1060259

P1060257

P1060250

台湾のお寺は派手だ。儒教、道教、仏教3つをそなえた珍しいお寺ということである。

P1060247

願い事をかいたもの、絵馬? 木の枝にびっしりぶら下がっている。

P1060256

街が展望できる。台北101がみえる。生憎の曇り、今にも雨がふりそう。

P1060258

P1060262

猫空のあとは、かの有名なディン・タイ・フォンで小龍包を食べる。デパート、ソゴウのフードコートで食べた。台北には何軒あるのだろう。日本にもあるはずだが。

P1060261

 これにありつくのに2時間以上待った。みんな凄い。私たちもよくやるよねえ。ま、みんな名前を書いてどこかへ行ってしまうんだけど。娘は猫空で疲れたのか、店の前の椅子に座ってずっと待っていた。

 漸く案内されて小龍包を一口、「おいしー、待った甲斐があったなあー」充分満足して帰ったのである。

 隣のテーブルは韓国人、隣の隣は日本人、この店は国際色豊かである。前々回、一日ツアーに入って観光したとき、別のディン・タイ・フォンで食べたことがあった。あのときはガイドが予約していたのか、順番待ちの列をしり目に、私たちは待たずに食べられた。ツアーのいいとろだ。個人旅行は、時間を無駄に遣って、ゆったりするのがいいのかもしれない。


梅雨を楽しむ

2014-07-08 19:43:33 | インポート

  梅雨なのに雨が降らなくて、早明浦ダムの取水制限がされるといっていた。台風の影響か梅雨前線か、このところよく降っている。雨の日は外に出られないので、うちのなかでゴソゴソ片付けをする。整理しなくてはいけないことがたくさんあるけれど、雨降りはゆったりした気分になる。

 服や履物にしても、文房具、切抜き、書類等にしても、日常使っているものはほんの一部、ほとんどはしまいこんだままだ。これらを捨ててしまえたら、部屋がすっきり気持ちよくなるはずだ。このあいだ「あさいち」で言ってた、娘が久しぶりに実家にかえると、親の持ち物で家の中がいっぱいしていると。捨てさせるにはどうしたらいいかと悩んでいる。まさにうちといっしょ!、うちの娘も夫と私に、古い家具や道具を捨てろとうるさくいう。夫は私に輪をかけて、ものをため込む性質だ。

 

  雨が降らない日には山にでも行きたくなる。

P1060318

雲辺寺のスキー場を通りかかると花畑になっていた。一面スカシユリが植えられてあった。花はまだ咲き始め、みんな咲いたらさぞや素敵な花畑になるだろう。かなりの本数だ。

P1060325

P1060322

あじさいもきれいに咲いていた。このような淡い水色のはうちにないので、一枝持ち帰って挿し木をした。うまく付けばもうけもん。

P1060329

P1060330

ロープウェイの駅の前にラベンダー畑ができた。雲辺寺は花園でお客を引き寄せようとしている。お遍路さんの少ない時期だから、花を見に集まってくれたらいいね。

剣山系、塔の丸、なだらかで登りやすい山だ。

 P1060338_2

P1060336

土を押し上げてキノコがカオを出している。

P1060339

ノキシノブみたいな・・・、岩にはえたシダ。

P1060343

天気は曇りから雨に。しかし、結構、ひとがいた。14,5人いたかな。数人のパーティがいて「どちらから?」と聞くと、「観音寺です」と言った。互いにびっくり。

P1060348

P1060349

夫婦池の片方、雌池だろうか、水はない。コケが みずみずしい。梅雨でも山登りは楽しい。


自由に暮らす台湾の犬

2014-07-07 11:37:13 | インポート

P1060207_2

P1060214_2

レストランでフカヒレ定食の遅い昼食をとったあと、有名な士林夜市を見学に行った。洋服屋さん、靴屋さん、食べ物屋さんがずらりと軒を連ねている。もとより、私は衣服には興味がなく、「屋台で食べ歩き」をしたかったのだが、「食べ過ぎて、何も入りません」という状態だった。タイミングが悪い、残念。「せっかく来たのだから、歩き疲れたし飲み物くらいなら」というので、小さなお店の前で椅子に座りこんで休憩。飲み物も種類が多くて、漢字で書かれた意味もよくわからない。注文の品がどんな味がするのか、面白いところである。

P1060208_2

 夜市をひとり散歩する犬。車や人の雑踏をうまくすり抜けて、匂いを確認しながら市場のような路地に入って行った。どうやら目的地はそこらしい。この犬の家は路地の奥にあるのかな。犬は首輪をしているし、しっぽをライオン風にカットしてある。

P1060210

台湾で見かけた只一匹の猫

P1060221

 人が往来するそばのベンチでゆったり昼寝している。ネコもイヌもヒトも、互いに気を留めることなく自然に暮らしている。国が違えばペットの扱いもいろいろだなあと思った。

 


梅漬け完了

2014-07-06 22:43:14 | インポート

P1060331_2

 今年は、母の家の梅の木が、14キロ強の実をつけた。キッチン建て替えのとき、モノを少し整理しなくちゃと、集めた海苔のビンをいくつか捨ててしまった。あちこちからかき集めてきて、なんとか14キロ漬けることができた。赤紫蘇も漬け終え、毎日ビンを揺すっては、だんだん色濃くなっていく梅に「赤くなあれ」と声掛けをするのである。あとは、梅雨明けを待つばかりである。

P1060332

 右が私作のじゃがいも、左は近所のかたからいただいたじゃがいも。私のはMaxで5センチ程度。ちっこいのは皮ごと揚げて食べようかな。