窓辺でくつろぐネコ。眠気に耐えかねて、スヤスヤとご愛嬌のスタイルで眠ってしまった。なんと幸せそうな寝姿。
去年の冬までは、結構、airbnbを通してのお客様が来てくれたのに、12月から5月まで全く音沙汰がなかった。冬の間は、観光はシーズンオフだから、インバウンドと言ってはいるけれど、観音寺までくる外国人は少ないのかなと思っていた。けれど、ちょっとおかしい。「airbnb,観音寺で泊る」などのキーワードで検索すると、10件くらいずらーっと民泊の宿が出てくるのに、うちがでない。削除されてる。最初登録の手続きをしてくれた三女にこのことを知らせて、理由を聞いてもらった。うちは旅館としての営業を許可されているのだから、民泊の条件に合わないわけがない。
削除の理由は、airbnbから以前何か登録に関するメールを送ってきたらしい。そのことを私も娘も気が付いていない。その時宿のリストから抹殺されたようだが、こちらは知らなかった。そして、旅館業の営業許可証の写真を送り、また会員に登録された。
するとすぐさま、東京から、川鶴酒造の田植えのイベントに参加するためにひとりの若い女性がおいでた。わざわざ遠い所からイベントのために来たのかしら、と思ったら、お話を伺うと、日本酒を中国で売るというビジネスの目的で来たのだった。お一人でこのようなお仕事をしているらしい。すごいなあと感心した。パソコンを使えば人を省くことができ、一人でも世界中でお仕事ができるんだね。彼女の仕事の成功を、心から祈りたい。
そのあとも何件か予約がはいった。日本人が多い。以前は外国人のお客様が主だったが、このごろは日本人も民泊を広く知るようになり、若い人が利用するようだ。airbnbからの予約メールが英語で書かれていたのが、日本語で書かれたメールも一緒にくるようになり、こちらとしてはとてもありがたい。日本人の利用客が増えたからだろう。観音寺周辺の民泊の宿もふえたわけで、ホテル旅館業界も時代の変化に敏感になっている。