日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

キノコを大収穫

2008-10-28 23:14:25 | インポート

 10月半ば、石鎚頂上付近では紅葉がきれいだった。連休ということもあって、車、車、車。県外ナンバーもたくさん。瓶が森の駐車場は満車である。

101_0263 ドッシリとした石鎚の風貌。

 大保子谷から瓶が森へ登ってみたかったが、林道が通れない状態だった。とりつきから歩く気力もなく、行き先変更で、瓶が森林道をはしる。瓶が森を過ぎて、山小屋に駐車して、歩いた。目指すは、子持権現である。

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急斜面に、けっこう長い鎖が取り付けられていて、人が登っている。まきみちはない。待避所はないので、大勢で登るのは危ないだろう。私も挑戦してみて、ちょっと侮れないなあと思った。

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101_0257 登山道でブナハリタケ発見!!

朽木にびっしりついている。犬がシッポ振って興奮してワンワン吠え立てる感じ・・・。何年か前にもとったことあるけれど、こんなにたくさんみたの初めてだ。もってる袋いっぱい採った。家では量ると4キロあった。誰かにおすそ分けしようかな。いやいや、キノコをもらって喜ぶ人は、まずいない。こんなのたべるの私くらいのものだ。

 ブナハリタケと一緒に生えているのはムキタケ!!

すこししかなかったけれど、これまた小躍りしてしまった。美味といわれるムキタケである。昔、ツキヨタケと間違えて採ったことがあるが、これは間違いなくムキタケだ。根元に黒いシミはない。

 先ずはキノコ汁といこう。ブナハリタケを、一口食する。ウッ、マズッ・・・。独特の匂いがある。誰にもおすそ分けしなくて正解。ムキタケは・・・、ウフフ、美味しかったのである。

 さて4キロものキノコどうする?せっかく採ってきたのだから捨てたくない。茹でこぼして、しぼって、濃い目に味付けして、佃煮にした。まあ、食べられないこともない。


初めて孫をあずかる

2008-10-20 23:24:59 | インポート

娘がネイル検定とやらを受けるというので、お邪魔なコウちゃんを4日間あずかった。

 コウちゃんは、京都のおじいちゃんちで、一人でお泊りしたことが2回あるという。けれど、夜、お母さん恋しさに泣いたそうである。

 さあ、香川のおじいちゃんちで泊まれるかな?皆の心配をよそに、泣かずに眠った。私設の託児所にも、バイバイのときは泣いたけれど、お迎えでは機嫌もよく、なんとかのりきれるかなと思った。しかし、5日目にして、「コウちゃん、フミ子さんのところ(託児所)行きたくない。おうち帰る。」

 さて困った、ついに里心がついたか。昨日、検定は終わっているから丁度よかった。娘と次男のヨシハル君が夕方大阪からやって来た。やれやれ、これで解放される。

 コウちゃんはとてもお客さんが好きで、玄関の戸が開く音がすると飛んでいく。「こんにちは!」とか「お風呂はいりますか?」とか、私の真似をして愛嬌をふりまく。お客様のほうも、小さな男の子がおとな顔負けのしゃべりをするので、おもしろがっている。ここまではいいのだが、6時からの夕食の時間にも、傍にきて走り回ったり、ウルトラマンがどうのこうのとしゃべるので、お客様がうるさがりはしないかと、気が気でない。私はコウちゃんを追いかけて捕まえるのに必死だ。夕食の時間帯の子守と仕事は両立できない。それと睡眠不足である。夜中に、コウちゃんをさがして布団をかけてやる為に、私は、5,6回起きなくてはいけない。なんとも寝相が悪いのだ。おまけに部屋が広い。もう私の体力、気力も限界か、というところまできていたので、今夜はとても気持ちがらくになった。


ミーハーになった

2008-10-09 23:46:52 | インポート

101_0180  そうです!

 四元なおみさんの番組、ついに、昨日、観音寺にきました。

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この情報、一昨日、たまたまスーパーで出くわした友人から仕入れたものだ。

 こないだから、うちにお泊りになったお遍路さんから、「もうすぐこっちにきますよ」という話は2度ほど聞いていた。1週間くらい前、高千穂からおいでた区切りうちのお遍路さんは「わざわざ四元さんにあわせてでてきました」とおっしゃっていた。で、うまくテレビにも映ったらしく、ご家族がそれをみて電話してきたそうである。

 昨日は仕事もなくヒマだったので、8時からのナマ放送の前に写真を撮らせてもらおうと自転車をはしらせた。門前にピンクの法被の人だかり、ライオンズクラブか商工会議所か・・・。

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四元さん、さすが、きれいでした。

うちにはBS放送がみられる設備がないので、この放送見たことがないのです。NHK総合で、ひとつき遅れのをたまたまみかけたことはありますが。こんな田舎では有名人は滅多にみられません。それで急遽ミーハーになりました。別世界のきれいな人をそばでみられてよかったです。こころがウキウキしました。


お遍路すると健康になる

2008-10-01 23:00:19 | インポート

昨日、一昨日と、2日間お泊りのお遍路さんが、雨があがりの隙をみて8時頃出発された。でも1時間もたたないうちにジャージャー降りになった。うわー、気の毒に・・・。雨は次第に小降りになり、昼前には止んだ。

 このお方、脳出血で体の右半分が不自由である。足を引きずって歩いておられるが、速度は健常者とさほど変わらない。2,3年にひとりくらいの割合で、脳の血管の病気で後遺症をもった歩き遍路さんがいらっしゃる。そういった方々の心の強さにはいつも敬服する。

 山形からおいでたHさんという、年のころ60代くらいの男性、とても明るくお話好きで、お遍路道中のこと、ご家族のこと、病気のことなどたくさん話してくださった。東北の訛りは少し聞き取れないところもあったが。

「病気になってよかったと思ってるよ。ここくる前はさぁ、ほんと、つらかったの。体動かないしさぁ。寝ててね、フッとお遍路しようと思ったの。息子に言ったら、”なぁにバカなこといってる、ろくに歩けもしねえのに”、とおこられた。お遍路はいいリハビリになったよ。山登るの、楽しくてね、箸だって右手でうまく使えなかったけどこんなにつかめる様になったんだよ。もし病気にならなかったらいっつまでも仕事してただろうけど、おかげでサラリーマンしてた息子が跡を継いでくれたから、これからはなぁんにもしなくていいんだ。(Hさんは農業をしていた)お遍路がおわったら次何処行こうかな。屋久島登りてえなぁ、東海道も歩きてえなぁ。今、いっツばんスアワセなんだよ。」

 お話に圧倒されてしまった。同じような病気で、リハビリするも、からだの調子が思うようにならなくて、ふさぎこんでいる人を知っている。人が幸せになれるか否かは、その人自身の心次第だと痛感する。Hさん、もともと旅行が好きで、お遍路に行くと決めてからは、リハビリに精を出し、スクワットで足を鍛えたそうである。お遍路で歩くと、またそれがリハビリになって、今までできなかったことができるようにもなったという。昔からお遍路すると、からだが丈夫になるという。病気のひとが健康になり、メタボがスマートになり、足の不自由な人が歩けるようになる。納得!

 明るく前向きなHさんの体験談を聞かせていただいて、私の方が励まされた気分だ。あの方は、お遍路の道々で、たくさんの迷える子羊たちを救ってくれるのかもしれない。今日も誰かと賑やかにおしゃべりしてるンだろうなあ。部屋の片付けをしていて、ゴミ箱をみて笑ってしまった。焼酎の500ミリパックがすててある。ザックに酒を持ち歩いているんだ。さもありなん・・・。