10月半ば、石鎚頂上付近では紅葉がきれいだった。連休ということもあって、車、車、車。県外ナンバーもたくさん。瓶が森の駐車場は満車である。
大保子谷から瓶が森へ登ってみたかったが、林道が通れない状態だった。とりつきから歩く気力もなく、行き先変更で、瓶が森林道をはしる。瓶が森を過ぎて、山小屋に駐車して、歩いた。目指すは、子持権現である。
急斜面に、けっこう長い鎖が取り付けられていて、人が登っている。まきみちはない。待避所はないので、大勢で登るのは危ないだろう。私も挑戦してみて、ちょっと侮れないなあと思った。
朽木にびっしりついている。犬がシッポ振って興奮してワンワン吠え立てる感じ・・・。何年か前にもとったことあるけれど、こんなにたくさんみたの初めてだ。もってる袋いっぱい採った。家では量ると4キロあった。誰かにおすそ分けしようかな。いやいや、キノコをもらって喜ぶ人は、まずいない。こんなのたべるの私くらいのものだ。
ブナハリタケと一緒に生えているのはムキタケ!!
すこししかなかったけれど、これまた小躍りしてしまった。美味といわれるムキタケである。昔、ツキヨタケと間違えて採ったことがあるが、これは間違いなくムキタケだ。根元に黒いシミはない。
先ずはキノコ汁といこう。ブナハリタケを、一口食する。ウッ、マズッ・・・。独特の匂いがある。誰にもおすそ分けしなくて正解。ムキタケは・・・、ウフフ、美味しかったのである。
さて4キロものキノコどうする?せっかく採ってきたのだから捨てたくない。茹でこぼして、しぼって、濃い目に味付けして、佃煮にした。まあ、食べられないこともない。