日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

中国人団体を受け入れる

2016-11-30 20:38:12 | 日記

 この間、看板ネコのウェイが、満身創痍、怪我をして帰ってきた。首の下にも大きな傷がある。やさしい顔をしているけれど、勇敢で、後ろに引かない。以前の棲み処がなくなったので、一応は小さなスペースをこしらえてやったが、どうもあまり気に入らないようだ。この寒空に、何処で過ごしているのか。夏の間は、涼しい場所を見つけて、それぞれ昼寝していたが、寒くなると可哀想である。

 先週の「深読みニュース」で、タイムリーにも、増える外国人観光客について取り上げられていた。実は、来月半ば、中国人団体客を受け入れることになっている。air.bnbで中国人男性が予約してきた。娘が対応してくれ、英語は堪能ということだった。彼は、私にも直接、詳細な問い合わせの電話をかけてきたが、彼の片言日本語と、心もとない私の中国語では、用が足せない。でも、目の前にして、ボディランゲジと筆談が加わればなんとかなるだろう。中国人の個人旅行のお客様はこれまで3人いたけれど、皆さん日本人と全く同じであった。団体客は初めてだ。予約してきた方はガイドかなと想像する。この方は普通の感じがしたが、お客様はどんな人たちだろう。ガイドさんが、きちんと日本の習慣やマナーを伝えてくれればいいのだが。彼らは総勢17人で、4泊する。17人といえば、うちでは受け入れできないので、他の旅館と分宿する。その宿探しがちょっと大変だった。中国人が4泊も?何する人? 面倒に思ってか、断るところもある。彼らの要求は、日本旅館で、安くて部屋が広いこと、うちから遠くてもいけない。何軒かあたったのち、近くの老舗旅館に適当な部屋があって、引き受けてくれた。私の面子もあるので、どうかおとなしく、マナーよく滞在してくれることを願っている。

 外国人観光客はこれからもどんどん増える。観光立国にするという政府の方針である。が、受け入れ体制がととのっていない。都会のでは、宿不足で大変らしい。なので、足は田舎のほうに向いてくるんじゃないかな。外国人は苦手、なんて言っていられない。受け入れの準備をしなくてはいけない。

 テレビで言ってた、増える外国人観光客の困ったこと、「買い物をした客が、包装の紙類を大量に空港に捨てていく」、「商店街で食べ歩きをして、商品を汚す」、「温泉での、刺青をした人の入浴をどうするのか」等。アナウンサーが「忘れたとは言わせませんよ!」と連発するのがおもしろかった。日本人が一斉に海外旅行に行った時期、ヨーロッパの人々から批判され、蔑視された。今、世界で一番マナーが良いのは日本人、と評価されている。何年もかかって良い方向に変われたのだから、外国人にも少しずつ日本の習慣や文化を理解していただけるように、努力と忍耐が必要かなと思う。


いつまでも野菜の値が高い

2016-11-21 19:54:37 | 日記

 ここ2,3日、気持ちが悪いくらい暖かい。畑の野菜もグングン成長しているはずだ。ブロッコリーや大根などの葉が力強く空を向いている。しかしながら、スーパーの野菜はまだ高いままだ。大根200円、白菜300円、キャベツ300円、レタス200円、これらは、もう少しの辛抱かな。私がポットに種まきしたルッコラ、サラダ水菜、サラダミックスの芽は、適度の気温と雨で、ワクワクするほど成長が早い。苗を買ってきてポットで育てている、サラダ菜、チマサンチュ、サニーレタスなども、一枚一枚葉を摘んでやると、次から次へと補充してくれる。うちの、少しのお客様のサラダには、十分すぎるほどだ。主婦は、野菜高騰のさなかでも、知恵を絞って遣り繰りしなければいけない。

 野菜の値段があまりに上がったからといって、給食を休むなんて、職務怠慢、言語道断。パン屋さんが、サンドウィッチにレタスを入れないわけにはいかないではないか。レストランが、サラダメニューを中止するなんてこともなかった。主婦も企業も頑張っている。給食センターは努力が足りないのではないか。公務員はこれだから・・・と呆れる。

 旬の野菜が手に入らなければ、冷食を使えばいい。給食休止で弁当持参になって、お母さんが弁当に野菜を入れるかというとそうは思えない。かえって給食よりバランスの悪い内容になるだろうと思う。そして、このような異常事態、非常事態を助けるお金は行政にないのだろうか。議員さんが経費を水増し請求する恥ずかしい行為は後を絶たない。

 

 今、実家で紅葉が一番綺麗なのは、サルスベリである。ブルーベリーも後を追ってきれいに色づくだろう。山はもう冬の景色だろうが、里ではこれから紅葉を迎える。 


高齢ドライバー

2016-11-16 19:50:16 | 日記

 昨夜は雲が結構多かったけれども、月明かりがうっすら辺りを照らしていた。スーパー十六夜だからかな。さすが、明るいなと思った。

 この頃、高齢ドライバーの事故がとても多い。何の落ち度もない人たちが、突然轢き殺される。痛ましい限りだ。

 「どこそこの〇〇さん、93歳でまだ運転してるんよ」「えーっ?こわーっ」どこかの奥さんがこんな話をしていた。

 寿命が延びた分、ドライバーも高齢化しているんだよね。ここ田舎の道路には、高齢者マークを貼った軽乗用車がたくさん走っている。なんで、制限速度以下でトロトロ走るのよ!迷惑千万!イライラしてスキを見て追い越すと、お爺さんかお婆さんである。「自分も行く道」と思うと、思いやりを持って見守らなくてはいけないと思うのだが。

 年をとると、運転していてヒヤッとすることも増えてくる。そんなとき、「自信ないなあ、免許返上しようかな」なんて自覚して、止める決意をすればいいのだけど、なかなかそれもできず、事故に至るんだろうなあ。タクシーに乗りやすくしたり、地域バスを増やしたり、交通の便を良くしないと、やはり車を手放せない。

 母も80過ぎまで運転していた。決まったスーパーと行きつけのお医者と私の家、それだけしか運転しなかった。ある時、何を思ったか、違う道を走ったらしい。すると、何処を走っているのかわからなくなってしまい、パニックになったようだ。漸く私の家にたどり着き、疲れ果てた顔をしていた。そろそろ、運転をやめさせなきゃあと思った。その後、ずるずると現状のままだった。しかし、終に、ちょっとした事故を起こした。車を脱輪させた。幸い、誰にも怪我を負わすことなく、自分も無事で、これは止めるいいきっかけだったと言える。母は近くのひとに助けを求め、家に帰り着いていたが、車の在り処がわからなくて往生したのである。すでに認知症だったので、いうことが通じない。見つかったところは、細い農道。よくもまあこんな道走ったね、うまいじゃん。

 車をとられた母は、歩くしかなかったので、近いところの田舎の商店によく買い物に行った。そのうち、どんどん歩いて行って、4キロ先の実家にいくようになり、やがて、変なところに行って時々迷子になるのである。

 テレビを見ていると、大事故を起こす前に止めてくれてよかったと思う。私はどのように年を取っていくのだろう。明日は我が身である。


瀬戸芸、よるしるべ

2016-11-07 19:58:05 | 日記

 先月、伊吹島のアートを観るためにうちで一泊された女性のお客様を、観音寺港までお送りした。どのくらい瀬戸芸が賑わっているか、私は港の様子をみたかったのである。3年前の夏休みの混みようとは比べ物にならないくらい、静かな船着き場であった。しかし、先週の連休は、瀬戸芸最後の週だったので、伊吹でもかなり混んでいたんじゃないかな。

 先週は、うちにも瀬戸芸が目的で来られたお客様が2,3人おいでた。直島や本島といった大きな島では、船に乗れないほどたくさんお客がいたそうだ。

 「伊吹島・・良かったですよ。食堂も感じよくて」

 私はアートにはあまり興味はないけれど、伊吹のおばさんたちが作ったご飯、言わば郷土料理は食べてみたい。平素は食堂もカフェもコンビニもない、年寄りばかりの島であるが、会期中は雰囲気よい空間に変身して、おもてなししていたみたい。けれども、わざわざ船に乗ってランチしに伊吹までいけまい。都会からやってきた人たちは、アートより島の景色と食べ物とおばあちゃんとのふれあいが楽しかったようだ。

 観音寺の町中でも「よるしるべ」という瀬戸芸のイベントがあったが、夜の外出は億劫で、近くに住んでいながら行かなかった。影絵のようなもの、明かりのアート、お寺での声明、地元歌手のコンサートなど、いろいろあったらしい。よそから来た人は、せっかくだから見てみようと思うのだろうが、地元の人はどうだろう。


自己PRは大事

2016-11-05 18:24:14 | 日記

 10月末、2泊3日で東京の孫の子守に行った。丁度父方のおじいちゃんも観光でこちらに来ていて、夕食をご馳走になった。待ち合わせてすぐ、レゴの店に行った。おじいちゃんは、孫たちにレゴを買ってやるというのである。5歳の妹に約1万円のレゴ、7歳のお兄ちゃんには5万円もするのを買って与えた。14歳以上対象の、大きくて重たいヤツを、私が持つしかなかった。

 家に帰るなりレゴの箱を開けてあそび始めた。設計図を見ながら小さなパーツを組み立てていく。すごい集中力だなと感心する。子供部屋はレゴでいっぱいだ。ひと昔前の子供がプラモデルを作って遊ぶのと同じかな。

 帰り、新幹線が名古屋に着くと、おおきなスーツケースを持った人たちが乗り込んで来た。どうやら中国人のようだ。名古屋の空港からきたのかな。京都、大阪でほとんど降りた。大阪から乗ってきた若い女性が私の隣に座った。やがて、女性は手帳と沢山のレシートを取り出し、なにやらメモし始めた。上から覗き込むと中国語である。大阪でたくさん買い物を楽しんだようだ。お話しするチャンスがあればいいなと思った。電車が揺れると、後ろに置いた、彼女の大きなキャスター付きスーツケースがあちこち動き出した。「荷物が勝手に動いてるよ」と中国語でしゃべったら「中国人ですか?」なんていわれて、おしゃべりが始まった。彼女、日本語がとてもうまい。日本は3度目で、ひとりで旅行している。その日は広島で泊ると言っていた。ネットで安い宿泊所を捜すらしく、2800円である。うーん、安いなあ。このごろ増えているゲストハウスは、安く泊まれて、外国人や若者向きである。おしゃべりのついでに、四国にも面白い所がたくさんあるよと宣伝しておいた。四国にも、最近、外国人が好んで来ていることは確かである。私の素性もアピールしておいたので、次回来日したときには来てくれるかもしれない。

 一昨日泊まられたお遍路さん、Oさんは、7月に雲辺寺の登山道で出遭った方だ。7月末のブログに、そのときのことをアップしている。私が旅館をやっているのを覚えていて、来てくださった。今回は、伊予三島のホテルで、番外の、先達の講習があるとおっしゃっていた。このように、効果がでると、やはり、恥ずかしがらないで、積極的にPRするべきだな、と思った。

 食事の時間に、話が弾んだのは、Oさんもかつては登山をガンガンやっていたからである。今は…ちょっと想像がつかない。ふくよかな体型をしておられるからだ。失礼しました。7月にお見掛けしたときも、暑い時期だったので、汗タラタラでしんどそうだった。大丈夫かな、岡田さんまで行けるかな、と心配したが、やはり昔取った杵柄、底力がある。

 先達さんになってお客さん連れて来てくださいねー。