新聞を開くと旅行の広告が凄い。国内海外、一面をつかって募集している。春には、うちでもぼつぼつ、外国人の予約が入っている。この春は、外国人遍路さんをたくさん見かけることだろう。ようやく経済が上向きになるのかなあ。しかし、物価の値上がりはすごい。近所のスーパーでいつも買っていた特売の卵、98円で買えていたのに、だんだん上がって、198円になっていた。もちろんすべての食品が値上がりしているのだが。
さて、私もこの時期シーズンオフなので、旅に出ることにした。ピーチで仕事をしている三女が、飛行機のポイントがあるから台湾へ行ったら?と言ってくれた。まだ台南へ行っていないので、いつか行こうと思っているが、入国出国がスムースにいくかどうかまだ心配なので、安心できる国内、台湾のすぐ隣の石垣へ行く。
うちを懇意にしてくださるお遍路さんで、数年前まで石垣に移住していた方がいる。電話でその旨話すと、ガイド本、観光パンフレット、お勧めのホテルやレストランなどのコピー、私向けの観光スケジュールまで送ってくれた。ありがたくて感激した。しかし、あまりに内容がたくさんで、あそこもここもと目移りして混乱しそうだった。世界遺産であるので、観光スポットがいっぱいなのだ。あの小さな島々は様変わりしたのだろうなあ。いくら大勢の人が行きたくても、離島であるから、交通も宿も限りがある。ある人数以上は上陸できないのだろう。環境が汚染されるだろうかと心配しなくてもいいのだろうか。
残念ながら、2泊3日の忙しい旅となる。関空までいかなければならない。こちらを午後に発って、石垣を午前に出る。いったいこの限られた時間で何をするか。亜熱帯の島の太陽を浴びて、空気を吸ってくるだけか。