日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

梅仕事、ラクに終えた

2022-06-11 19:45:20 | 日記

 九州が梅雨入りしたとか。ここ四国は来週あたりかな。

 梅仕事が終わった。今年は、2本の梅の木のうち、小さいほうしか生らなかった。7・5キロ採れたが、去年は大きいほうの木が豊作だったので、今年は楽だったといえる。梅酒1キロ、梅漬け4.5キロ、シロップ漬け1キロ、友人宅に1キロ、このように配分した。去年は15キロもの豊作だったのに、今年はたったの5個なんてことがあるのだろうか!1月にピンクの花が見事に咲いたので、今年もたくさん実るぞと思っていたのに。一方は不作でも、他方が豊作、ちょうどよかった。

 先日、冬に植えたジャガイモを掘ってみた。地上の茎や葉が枯れたようになり、これ以上は成長しないなと思われたので、掘って、夏野菜を植えようと思った。隣の畑のジャガイモは、力強く葉がほこり、花も付けている。植え付けたときは同じくらいだったのに、どうしてこんなに差が付いたか、不思議だ。枯れた茎の下に小粒の芋がコロコロ出てきたのには驚いた。バケツ一杯弱の収穫。元は取れなかった。皮を剥いて料理するような大きさのものは数個、あとは皮ごと揚げて食べるしかない。

 

 アマガエルが葉っぱの上で昼寝している。可愛らしさに、つい見とれる。

 

 


銅山ヒュッテ訪問

2022-06-03 17:52:18 | 日記

 2年前から気になっていた、銅山ヒュッテの奥様に抹茶をお持ちすること、これが漸くかなった。何度か近くまで行っているのだが、単独行動でなかったため、ヒュッテに寄れなかった。

 何せ、80歳を超える超える大奥様の一人暮らし、ご在宅かどうか心配だった。小屋のエントツから煙が上がっているのを確認し、一安心。

 次に緊張。この前、「カフェのようなことはしないのですか」などど不躾なことをいってしまい、奥様はお抹茶とお菓子をご馳走してくださったのだ。ぐるりと見まわしても、ひっそりと暮らしているの、分かるではないか。失礼のお詫びに、次に来た時には、お茶とお菓子を持参しようと思っていた。

 「ごめん下さい」と3回声をかけると、奥から出てこられた。私の事は覚えていないようだったが、それはそれでいい。そして、人生の先輩としてのご指南、お話を30分間拝聴することになった。山とものH子さんは、子供の時からこの奥様を知っているが、ヒュッテに寄ると話が長くなるから寄らないと言っていた。ウン、分かる。H子さんの名を出すと、奥様は懐かしそうに声を震わせた。H子さんのお父さんと奥様のご主人は友人関係だった。お二人とも、もうこの世の人ではないが。

 ヒュッテをあとにするとき、私はいつも泣きそうになる。なぜだかわからない。山の中で、たった一人で気丈に一生懸命生きている、そんな姿に感動するのだろうか。このような暮らしは私の憧れでもある。

 一人暮らしは寂しいこともあるだろう。だから話が長いのだ。30分の余裕をもって、またお話を聞きに行こう。

 

 銅山ヒュッテのたたずまい

  

 左 ツガザクラ、四国でここにだけ在る、高山植物。去年盗掘騒ぎがあった。H子さんのお父さんは、ツガザクラの研究をされていた。ご存命ならば、面白いお話がいっぱい聞けたのに。

 中 一番のコメツツジ

 右 山はアケボノツツジの賑わいが終わり、濃くなった緑のトンネル。

 数年前、広い範囲で笹の花が咲いた。西赤石頂上手前で、また咲いている部分があった。60年から120年に一度花が咲いて、枯れるのだそうだ。不吉の前兆と言われてきた。咲かせる時と場所をずらして自然を維持してるのかな。