三嶋和蝋燭店

　4年ぶりに飛騨古川に行きました。2002年、NHK朝の連続テレビ小説「さくら」の舞台(ヒロイン・さくらの下宿先)となった三嶋和蝋燭店は、前と同じたたづまいでした。当時は、テレビのおかげで大変な人だかりでしたが・・・
　創業200年。和紙、真綿などで作られている芯に、蝋を何度も何度も付け、太くしてゆきます。蝋は、ハゼの木の実を蒸してしぼった汁。すべて手作りです。
　風には強く、すすは少なく、切り口は年輪状。風がなくても炎は上下に揺れ動き、その姿は神秘的です。
　200年続いている三寺参りの巨大な和蝋燭も、ここで作られます。その場面はテレビでも放映されました。
　今年は、初めての積雪が3/12だったとか・・・その雪がまだ解けていなくて、観光客にはラッキーでした。古川スキー場も滑られないまま閉鎖したら、皮肉にも翌日降ったそうです。