つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

怖い米国

2024-09-09 | Weblog

丸谷元人さんのメルマガからです。

突然ですが、
今の世界の人口は何人か
ご存知でしょうか。

正解は77.5億人

国連が発表した
『世界人口推計2022年版』によると、

今年の11月15日には80億人に
達する見込みだそうです。

そして、現時点において、
最も人口の多い国は
14億人を抱える中国、
ついでインドとなっていますが、

来年、2023年には
インドが中国を追い抜くと
予測されています。

そんな2つの国の人口の増加を
快く思っていない国がありました。

第3位のアメリカです。

今日はそんなアメリカが長年
隠し持ってきた人口政策について、
危機管理コンサルタントの
丸谷元人さんにお聞きしました。


「成長の限界」が発表されて、
今年で50年が経ちました。

これは、1972年に
世界経済フォーラムの元になった
ローマ・クラブというところが発表した

「このままの人口が増え続ければ、
 地球はあと100年持たない」

という考えですね。

これが優生学に一定の根拠を与え、
グローバリストたちによる
生命の選択、人口の削減を
後押ししてきたわけですが、

ちょうど同じ時期に
アメリカが発表した政策も
無視することはできません。

なぜなら、約50年経った
今でも有効な政策だからです。


これはアメリカの
国家安全保障研究メモランダム
別名「キッシンジャー報告書」
などとも言われている

「世界的な人口増加の米国の安全保障と
 海外利益への影響(NSSM200)」という
報告書で、1974年12月10日に完成しました。

そして、翌1975 年11 月26日には
「覚書314号」として、
フォード大統領により、
正式にアメリカの政策として
採用されています。

しかし、この報告書は
その内容から、しばらくの間は
機密扱いになっていたようです。

それでは、内容を見ていきましょう。

この報告書では

「人口抑制は、発展途上の第三世界や
 後発開発途上国を犠牲にして、

 米国の戦略的、経済的、軍事的
 利益に資するものである。

 この計画では、地球人口の増加は
 4つの点で有害であり、

 アメリカの国家安全保障に対する
 重大な脅威である」

としています。

つまり、世界の人口の増加は
アメリカにとって害となり、
発展途上国などでの人口の抑制は
アメリカにとって有益である。

ということですが、
では、この4つの有害な点とは
一体どんなものなのでしょう。

1つ目は
「人口の多い大国が政治的
 権力を得る可能性がある」
ということです。

2 つ目は
「アメリカとその同盟国は、
 それらの国からの戦略的
 材料を必要としている」
というものです。

人口が多くなった国が力を持ち
その戦略的資源を出さないと
いうようになっては困るので、
何とか押さえ込まないといかん
ということですね。

人口というのは強さでありますから、
それを押さえ込む必要がある
ということですね。

3つ目は
「出生率が高いということは、
 高齢者よりも世界の権力構造に
 挑戦する可能性の高い
 若者が多いということである」
というものです。

若者は元気で力がありますし、
能力も可能性もどんどん
育っていきますので、
そういうやつが力を合わせたら
怖いということなのです。

そのため、私はこういう政策が、
当然日本を精神的にも肉体的にも
徹底的に弱体化させて、

同時にアフリカを徹底的に
攻撃するという理由の根拠に
なっているのではないかと思っています。

そして最後、4つ目は、
「比較的不利な国における人口増加は、
 アメリカの投資を危うくする」
ということです。

つまり、アメリカと競合していたり、
将来性が期待されるような国で
人口がドンと増えてしまうと、
アメリカが築き上げた利権を
揺るがしかねないということです。

アメリカはこのような4つの点から
地球の人口の増加は
国家安全保障上に対する
重大な脅威であると捉えています。

そして、これが現代に至るまで
アメリカの政策の根幹として
生き続けているということを
私たちは忘れてはいけないと思います。
写真は7月に撮影したギボシ




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます (oko)
2024-09-09 12:17:10
はじめて学ぶことばかりです。
何回も読み直しておりますが、いろいろと難しいですね。

「ギボシ」↑ 素敵に拝見させて頂きました。
返信する
okoさま (matsubara)
2024-09-10 08:37:08
日本はもともと善良な国ですので、他国の恐ろしさに
いつも驚きます。

ギボシは世話をしませんのに毎年咲いてくれます。
返信する

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