つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

吉野 2

2015-04-13 | 国内旅行
 10年ぶりに、明石にいる短歌の友人と、近鉄京都駅で待ち合わせ、吉野に行って来ました。目的は奥千本。10年前はケーブルで下千本まで、歩いて中千本までで、奥千本には行っていなかったからです。ウィークエンドのため、大変な人出。中千本、奥千本までのバスの待時間はそれぞれ40分もありましたが、10年分の話が山のようにあり、長くても苦にはならなかったです。(前回の吉野の記事は、2006.4.12)

 奥千本の桜の古木は殆どは枯れ果てていて、切株ばかり。その隙間に苗木が植えられ、ようやく花を咲かせていました。もう50年くらい早く行った方がよかったようです。切株の上で、新幹線岐阜羽島駅で買った駅弁を食べました。彼女は京都駅で購入。

 雨上がりで寒く、道がぬかるんでいて、西行庵は行かなかったのですが、雨傘も日傘もいらず、写真もまずまず撮れたし、友人と、「冥途のみやげもできたわね」と感謝の一日でした。3度目の吉野で、金峯山寺蔵王堂はすでに前回行っています。最初に行ったのは、30年前。後醍醐天皇の御霊殿特別拝観の日でした。
 夫は自分の両親を連れて、45年前に行っています。その頃は切株はなかったことでしょう。

 行きしか近鉄の座席指定特急券はとれず、帰りは満員電車と満員バス。バスは、ヴェトナム人らしき青年が、近鉄急行電車では白人青年が席を譲ってくれて、英語で応答。これも楽しい思い出となることでしょう。
 午後六時、JR京都駅で、「もし生きていたら再会しましょう」と約束し、西と東に別れました。

         
          中千本は散りはじめ

              
               中千本遠景

     
     奥千本は切株ばかり

                  
                   雨上がりの水蒸気が上ります

     
     奥千本金峯神社前のしだれ桜


       
        家人へのおみやげ
       春季限定 桜くずきり餅
コメント (14)
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