つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

新年初謡会 9

2015-01-07 | わが家
 今年もいつものメンバーで、新年初謡会を開催しました。昨年夏から全員揃うようになり、お話もはずみました。
 今の謡曲本の句読点(ルビ) は、昭和初期に3人の著名な能楽者が相談して決めたもの。それ以前はまちまちで、何もついていない本もあったとか・・・メンバーの中で古本を買ったら、そういう時期に発行されたもので全く謡えないので、新しいものと交換されたようです。骨董的価値はないので・・・

 信長は死ぬ前に、「人間五十年夢幻の如くなり・・・」と幸若舞で敦盛を舞いましたが、今は幸若舞はすたれてしまいました。信長の時代は、決まった教本もなく、自分流。今の五流にまとまる前は教本はあってもそれぞれ違っていて、口伝で師匠から伝えられたようです。戦国時代は幸若舞がさかんでした。信長は敦盛が好きでよく舞っていたそうです。
 夫は、3/21に敦盛を観世流で舞いますので、昨日は皆さんが伴奏しておけいこに協力して下さいました。


       
        昨日のプログラム

    
     いつもと違う形態で練習

        
         演能にはどの能面がよいか相談中
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする