ここ数年通りすがりにこの花を見て、ストックに似ていてもどこか違うと思い、これも植物サイトに尋ねて見ることにしました。ソープワートという珍しい花であることを教えて貰い、ようやくすっきりしました。
ヨーロッパ、西アジア原産の毎年花を咲かせる多年草です。日本には明治時代に渡来。当初は薬用植物として扱われていました。根を乾燥させたものは「サポナリア根」と呼ばれ、薬となるそうです。存外に花も可愛らしく今では庭植え草花として栽培されています。
草丈は50cm~90cm、地下茎を伸ばして年々外側へと広がっていきます。主な開花期は初夏~秋で、茎の頂点近くにある葉の付け根から短い枝を出してまとめて花を付けます。花色は白に近い淡ピンクで、園芸品種に濃いピンクや赤、八重咲きのものがあります。写真左は、八重咲き。
先週偶然、旅行先の恵那でこの花の一重を見つけました。右の写真がそれですが、同じソープワートとは思えず、これも植物サイトに尋ねて判明しました。
属名のサポナリアはラテン語のサポ(sapo:石けん)に由来します。和名のサボンソウも同様です。これは葉に配糖体サポナリンが含まれており、汁が出るくらいもむと石けんのような泡が出るところから名づけられました。ナデシコ科。

八重咲 一重咲
ヨーロッパ、西アジア原産の毎年花を咲かせる多年草です。日本には明治時代に渡来。当初は薬用植物として扱われていました。根を乾燥させたものは「サポナリア根」と呼ばれ、薬となるそうです。存外に花も可愛らしく今では庭植え草花として栽培されています。
草丈は50cm~90cm、地下茎を伸ばして年々外側へと広がっていきます。主な開花期は初夏~秋で、茎の頂点近くにある葉の付け根から短い枝を出してまとめて花を付けます。花色は白に近い淡ピンクで、園芸品種に濃いピンクや赤、八重咲きのものがあります。写真左は、八重咲き。
先週偶然、旅行先の恵那でこの花の一重を見つけました。右の写真がそれですが、同じソープワートとは思えず、これも植物サイトに尋ねて判明しました。
属名のサポナリアはラテン語のサポ(sapo:石けん)に由来します。和名のサボンソウも同様です。これは葉に配糖体サポナリンが含まれており、汁が出るくらいもむと石けんのような泡が出るところから名づけられました。ナデシコ科。


八重咲 一重咲