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未唯宇宙第4章歴史編

4.3.1「意識」

 4.3.1「意識」」。変革する意識、一緒にやろうとする意識、民族意識、宗教意識。社会意識はちょっと違う。近代で一番大きな意識は国民意識です。これが戦争と平和をもたらした。ここからどう抜けるのか。どう位置してしていくのか。これも平和に抜ける方法。

 そして、小さな意識。これは何から何を見るかで異なります。個人から国を超えるところを見る場合、自分の地域を見る場合、自分自身を見る場合。歴史というのはそういうもので活かされます。

4.3.4「歴史の歴史」

 最後は「歴史の歴史」。歴史そのものをどう捉えるのか。歴史における偶然、歴史における仮説、歴史を動かすものが何か。4.3はもっと、シビアにしないといけない。

4.4「歴史の動き」

 4.4「歴史の動き」。これも微妙な項目名です。歴史そのものが変わるというのは、社会が変わるとか、世界が変わるようももっとおおきな概念です。流れそのものが変わるのだから。そこで始めて、存在の力が出てくる。本当の底辺が変わってくる。存在の力はどこから出てくるのか。

 歴史の目的は色々なベクトルを持っている。最初は民主主義の目的である自由と平等。これを民主主義だけでなく、もっと大きく捉える。次の目的は、多くの人が幸せに暮らせる。空間的に見たときには、周辺と中核との関係がどうなっているかをしることで、四番目が何しろ、全てを知るためという私の世界の目的です。

 歴史は変わらなければいけない。変わるはずと言うことで、存在の力に目をつけました。存在の力でどう変えていくかと言うことで、サファイア循環が出てきます。

 ここでは、サファイアの内容よりも、登場人物を出しています。地域が主体になることと、そこでの中間の存在、それでそれぞれの項目、問題を解決するのか、問題そのものをどう決めるか。

 存在の力で変えるときの最大の要素はハイアラキーから配置にシフトさせます。分化と統合に変えて行きます。完全につくり方を変えます。数学モデルで理論化すると同時に、それぞれ何が変わるのか、分化するのは何か、支えるものは何か、統合させるものは何かというカタチで持って行きます。まだまだ、ここは抽象的です。

 4.5以下は、歴史の中の重要なファクターについて、説明しています。4.4までで歴史の流れの概要を示しています。

4.5「未来方程式」

 4.5「未来方程式」。名前に凝っています。小さな変化が大きな変革になっていく力がどのように発生するかを表しています。情報共有が重要なパラメーターです。

 これを思いついたのは情報共有です。仕事のプロセスから生まれた。上からの指示ではなく、皆が気づきを共有していく。それを循環させていく。その底辺の力は何なのか。やはり、共有が一番大きい。

 ここで意思の力の世界と存在の力を対比させます。それらが歴史を変えていくこと、歴史が進化することはあるものが淘汰されて、残ったものが新しい世界を作り出す。歴史というのは。恐竜の時代からそういうカタチで進化してきた。意思の力にしても存在の力にしても、現時点では、思いついたものを並べた二すぎない。そこにシナリオを付けないといけない。皆、関係性です。

 未来方程式そのものは数式で表せるようにしましょう。これが一つのハイライトです。

4.6「歴史哲学」

 4.6「歴史哲学」。これはヘーゲルからもらった言葉です。考え方としては、18・19世紀のヘーゲルがそれまでの国民国家・フランス革命から描いた絵と20・21世紀の私が描く絵では、その2世紀にあったもの、二度の世界大戦、全体主義、アラブの春、移民問題のようなものが異なります。特にムスリム関係がヘーゲルの視野にはなかった。

 ヘーゲルは自由を大きく取り上げた。平等が欠けていた。全体主義が出てきたのは、平等を追求したからです。ムスリムのように神に対して、平等な世界、コミュニティ、それが今の混乱を招いているという感覚。歴史哲学そのものが次のページをどう開くのかというところです。

 分化と統合と存在の力を挙げています。言葉を換えた方がいいかもしれません。インフラが変わると言うこと、それの変え方と変わった姿。ハイアラキーでは単純なものが、配置の世界では、トポロジー的変化を起こすと言うこと。

 分化の部分は楽かもしれない。アラブの春でいうと、SNSでのコミュニケーションで、各人の生きる意味で分化は起こります。そのままでは、アラブの春以降では、さらなる混乱を招きます。ロシアではないけど、以前の姿の方がいいと言うことになります。その次のシナリオができていない。新しい形での統合の部分が。

 その統合をどういうカタチでやっていくかが、未来の歴史です。つながりをどう持って行くのか、大きなファクターとしてのグローバル化と多様化にどう対応させていくのか、その元で国家をどういうカタチにするのか。まあ、日本は最後だけど。

4.7「新しい循環」

 4.7「新しい循環」。これは名前が違いますね。どちらかというと、それぞれのファクターがどう変わっていくかです。その一つが地域、二番目が企業、三番目は国家、四番目は超国家としての国家連合」です。だから、「新しい変革」の方がいいかもしれない。それぞれがバラバラだけど、つながっています。特に企業の役割は大きく変わります。

 今となっては、企業は全体のエネルギー源です。企業と中間の存在とつながって、国家自体をバラバラにしていく。国家連合と個人をつなげていく、三層構造。

4.8「市民=超国家」

 4.8「市民=超国家」。これはトポロジーの未来形から出てきたものです。地域と国家を軸にして、市民と地域(中間の存在)、国家と超国家がつながる。最終的には市民と超国家がつながる。荒唐無稽だけど、ムスリムはこの形態に近づいています。

プレゼンから作り上げる

 今回はICレコーダーを使って、プレゼンを見ながら、感想を述べる。プレゼンを変えて、次のシナリオを描く。それらを回していく。一気に変えていくと、空中分解をおこす。根気強いカタチになる。

詳細と概要が同時進

 そして、詳細編まで行かないといけない。こちらの方がはるかに変わってきます。歴史は詳細と概要が同時進行します。詳細のところは多くの人がそれぞれのアイデアで収集してきます。それは自分の代わりでやってもらっているという感覚。それをまとめるだけでなく、一緒になってまとめるのが、歴史学者としてのあり方でしょう。

1日の使い方

 1日の使い方もそれに沿って行ないます。七つのステージをどう使っていくのか。決めたとおりに行動できない。それはなぜか。どっちみちやっても、小さいことと思っている。積み重ねではない。

持って行き先

 持って行き先がない。持って行き先は他者ではない。他者自体が居ないんだから。どうでどうすればいいのか。こでの時間は残っていないですよ。
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