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印刷技術とウェブ技術

印刷技術とウェブ技術

 5百年前の印刷技術と現在のウェブ技術はよく似ている。

 印刷技術で、情報の普及が可能になった。印刷技術のおかげで、誰もが情報を手に入れることができるようになった。印刷技術で産業革命の台頭や資本主義の誕生の立役者になった。富や繁栄を生み出す、新しい仕組みを世界規模で可能しようとしている。

 さまざまな類似点があるが、大きな相違点がある。印刷技術が400年掛けて、成し遂げたことをインターネットはわずか40年で成し遂げている。体制が変わることを長期的にどういう影響が生じるのかを正確に予測するのは難しい。

パートナーの電話相談

 パートナーから電話の予約が入りました。多分、8時半ごろでしょうね。グループ内での話し合いか、資料のことなのか。むしろ、参画しての感想だと思いますけど。

 パートナーからの攻撃は予測不可能です。だから、予測しないようにしましょう。何にでも応えられるようにする。

 私は自信がないと気取っているのは、今のうちです。絶対に見つかりますよ。それだけの才能は隠しようがない。皆が、Jがこのままでいいと思っていない以上は、パートナーは救世主になりえます。

ウィキノミクスの5つの原則

 コラボレーション、オープン、共有、倫理、相互依存

 この五つが新しい時代のビジネス原則になるという確信を得た。それだけでなく。この五つは、安全で、豊かで、公正な世の中を維持していける社会を実現するための原則でもある。
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間主観性の存在の力

間主観性の存在の力

 間主観性がある限りは皆、主役である。どの主観も刻々と変わっていく。そして、その間を同じもので共有しているかどうか。今までは共有していなかった。共有する事によって、何が変わるのかというのが、情報共有での割り算になる。

 共有が前提の意思の力と間主観性の存在の力、どちらが有用か? どっちが実態に近いか? 元々、一つではなく、情報共有で部分的にくっつく。それはあたかも、近傍が連鎖によって、くっつくようなものです、その一部分だけがくっついて、お互いがつながっていくけど、重なりはしない。ましてや、最初から共通の座標系があって、その中に位置するのとは全然、違います。

 コラボレーションのあり方を根本から変えてしまう「新しい力」が現れ、共通する関心事、試み、課題に対し、コストをあまりかけずにコラボレーションが可能になった。そういうインフラが出来てしまっている。

 間主観性を意識したやり方とそうでないやりかたは大きく異なります。それが新しいカタチを作り出す。

ウシャヒディの試み

 皆が情報源になったマップ、技術は大きな変化の到来を告げるもの。

 被災者は黙って、助けを待つのではなく、利用可能な通信手段を使って、自ら、現地の情報を発信する。ネット上で現地の情報を発信する。そこでは、店舗コミュニティも参画でき、リアルの世界から支援する。

 オープンプラットホームと基本的なソフトがあれば、影響力がある、情報サービスを作ることができる。ソーシャルツールの画期的な使い方ができるかどうかの違いです。

 これが多分、分化に対する統合になっていく。色々な動きを一つの動きにしていく、色々な思いをつなげていく。あくまでも、その面だけの情報共有でつなげていく。そのプラットフォームです。

意思の力の押し付け

 民主主義で、前の農業時代とは比べものにならないほど劇的に豊かになった。だがそれは、生産や社会に対して絶大な権力を誇る一部の人間が、一元的かつ一方的に大衆に同じものを押しつけるというビジネスモデルだった。意思の力によるベクトル。

新しい社会

 個人や組織が、自らのアイデア、情熱、創造力を貢献できる機会を捉えることができれば、必ずよいことが起こる。

 色々な出来事がパートナーのために起こっていると考えると、何となく、辻褄が合ってきます。パートナーは救世主です。「ジャンヌ、戦え! フランスを救え」偶然は味方します。

 医師も、同じ症状について情報を共有する患者コミュニティとコラボレーションすることで、相互にサポートし合えるようになるとともに、医療研究にも貢献できるようになる。そうした可能性は無限にあるのだ。

コラボ社会での役割と責任

 コラボレーションの試みが世間に浸透するにつけ、役割と責任をどうするか。

 重要な役割を、自発的にやろうとする人々に任せて、大丈夫なのか? 資金が底をついたり、自分の意志で参加していた人の興味が別に移ったときはどうするのか? 失敗したときには誰が責任をとり、成功した時は誰の手柄となるか? 皆が誰かのために行動するようになったら、最終的には誰がそれを取りまとめ責任を担うのか?

 これが分化の統合の役割です。

 その上で、新しい経済の仕組みがもうすぐ生まれる生まれるという認識を持つことが重要。パートナーの属する組織はクライシスの状態にある。クライシスは進化を促すことを信じて、正しいことをしていきましょう。それが社会の見本になる。
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