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「“製造業王国”東北は立ち直れるか」を聞いて

未唯へ

 日曜日に産直で買ったしいたけを焼いて食べた。しいたけは不正解かもしれない。焼けているかどうかわからない。腹を壊しそうです。

ネットワークの独立性

 パートナーとは本当に合いません。すべて反発している。私が言いたいのは、販売店ネットワークの独立性を守って、5年後の提案をしたいだけです。それに対して、五年後はだれも分からないとのこと。五年後が読めなくて、なぜ、システム設計ができるのですか。読む努力しているのか。

お客様の安否確認

 コンビニで震災関係の記事を読んでいたら、仙台の石巻の販売店・店舗では、自然発生的に「お客様の安否確認」したそうです。これを組織的に、システム的にできるようにしていきたい。

ダイヤモンド型の構造

 帰りのバスの中で、先週の土曜日放送のNHKスペシャル「“製造業王国”東北は立ち直れるか」を聞きながら、考えていた。

 クルマの製造はピラミッドではなく。ダイヤモンド型になっているそうです。見るからに不安定なですね。震災で下部がやられたので、ダイヤモンドが崩れた。

 ダイヤモンド型のところでは、コストを上げるしかない。クルマはなぜ、安くなければいけないのか。安くする理由は売るからです。皆で一緒に使うのであれば、安くなければならない理由はない。こんな脆弱なことで、「一生懸命」やるのは、正しいことなのか

 極めて、特殊な技術という名の幻想。コスト削減のために、下部が統合されている。それを上部は理解していなかった。

 ダイヤモンド型は脆弱さが増します。上下を同時に減らして、真ん中の膨らませるカタチにしていくことがいいですね。集中と分散、グローバルと逆グローバルです。

クルマに対するこだわり

 クルマ自体をもっとシンプルにしていくことです。今のかたちではダメです。細かい制御よりの多くの人が関われるカタチです。そうしないと、皆、世界に出てしまいます。暮らしていけない。

 半導体の中心は日本ではなくなっている。そうなったのも、変なこだわりがあるからです。新しいものが好きな所から変わって来た時に、コストとリスクが高まっていきます。あまりにも、精密になり過ぎています。少ない人間でしか、扱えない。学問も精密になると、自己満足の世界になります。

ピラミッド型の利点

 板金工場のように、皆が生きていける世界があるから、クルマ産業は世の中に認められてきたのです。大きな工場でないとできないというものではない。売る方も、全世界のネットで集中化させるのではなく、地域の販売店が生きる世界です。そして、地域に貢献できるものです。

 日本の「モノ作り」を見直す時でしょう。やはり、ピラミッドであることが、皆が生きていくために必要です。多くの人の知恵を集約できるカタチにしていかないと、先が見えない。

 トポロジーで考えると、超精密な部分はメーカーで製造する。そうなると。ダイアモンドを真ん中で折り曲げて、新しいピラミッドができる。当然、コストが上がる。クルマのシェア部分を増やすことで、タクシーのように新規性を追わなくてすむ。

ネットワークに当てはめる

 ネットワークを人と人をつなぐコラボレーション、さまざまな知恵とつなぐライブラリ、それを可能にしようとする人々を有機的につなげて、お客様と一緒に暮らしていける社会を作り出していくことです。「いい町、いい社会」は単なるキャッチフレーズではなく、実現可能なんです。

環境問題に当てはめる

 環境問題を考えた時に、ポイントは、一人ひとりが生かされる世界を作っていくことでした。グリーンディールも高度な技術よりも、ローカルで可能なことをやっていくことです。技術が高度化して、それが成り立たなくなってきた。

 コペンハーゲンで環境学習設備で環境政策のポイントを聞いた時に、一番重要なのは、皆でできることだと言っていた。二重窓の取付なら、「誰でもできる」。それが重要だと言っていた。

一人ひとりが生きていける世界

 これらはあいち環境塾でもテーマにしましょう。多くのアナロジーが存在するけど、根っこは同じみたいです。一人ひとりが生きていけるのはどうするか。そういう人を主役にするにはどうするか。
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