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「列島強靭化」のための八策

『列島強靭化論』より

列島強靭化のためには、少なくとも次の8つの対策を、それぞれ同時並行で推進していくべきであると考えている。

 1、「防災・減災」のためのインフラ対策
 2、「リスクーコミュニケーション」の推進
 3、「地域共同体/コミュニティ」の維持と活性化
 4、「有事」に備えた「強靭なエネルギー・システム」の構築
 5、企業・工場の「BCP」の策定を義務化すべし
 6、「有事」の際の「救援・復旧対策」を事前想定すべし
 7、日本全体の「経済力」の維持・拡大に努めるべし
 8、「強靭な国土構造」の実現

 列島強靭化策その1‥「防災・減災」のためのインフラ対策を

  「列島強靭化」においてまず第一に必要なのは、地震や津波、台風などの各種の天変地異によって「被害」が生ずることをできる限り「防ぐ」ことをめざし(防災)、それが難しい場合には、その大きさを可能な限り小さくする(減災)ことである。

 列島強靭化策その2‥「リスク・コミュニケーション」の推進を

  つまり、天変地異の被害をできるだけ小さくするためには、「意識の高さ」と、それに基づく「迅速かつ適切な行動」がどうしても必要となるのだ。

  そして、そうした「意識」や「行動」を期待するには、様々な人々に、地震や洪水がこれだけ危ないものであり、だから、それが起こった時にはこうすべきなのだ、というメッセージを、様々な場面で伝え続けていくしかない。

  そうしたメッセージを提供する取り組みは「リスクーコミュニケーション」と呼ばれており、チラシやパンフレットで住民にメッセージを伝えるという取り組みから、小中学校の授業で教育していく取り組みに至るまで、実に様々に展開されている。

 列島強靭化策その3‥「地域共同体/コミュニティ」の維持と活性化を

  こうした「リスクーコミュニケーション」は、極めて地道な取り組みだ。しかし、それを大規模、かつ長期にわたって推進すれば、日本国民の精神そのものが、災害に対して「強靭」なものとなっていくだろう。

  そして、こうした取り組みよりもさらに「地道」ではあるが、さらに「強力」なものとして、「地域コミュニディの活性化」というものがある。

 列島強靭化策その4‥「有事」に備えた「強靭なエネルギー・システム」の構築を

  「万一の原発事故に対して、どのように対処するか」ということもまた、予め徹底的にシミュレーションし、そのために必要な対策を「迅速」に行うことができるような体制を、予め準備しておくことが必要であろう。

  そして、その事故の対処如何によっては凄まじい被害をもたらす可能性を秘めている点を勘案すれば、「危機管理」の問題については、一民間企業だけがその責を負うのではなく、「国家安全保障」の視点、あるいは「国防的」な視点から、「日本国政府」が重大な責を担う体制を想定することが必要であることもまた、間違いないだろう。

 列島強靭化策その5‥企業・工場の「BCP」の策定を義務化すべし

  高度に効率化したサプライ・チェーンが複雑化した今日にあっては、直接被災していないものの、取引先や関連企業が被災したことによって、事業規模が縮小したり、場合によっては、「ストップ」してしまった、という企業も、日本全国、さらには世界中にあったことは、第三章で指摘した通りだ。

  そんな「大怪我」を負うことを避けるために、「平時」において「まさか」のことを考えて、事前にあれこれと対策を講じておくのが、「BCP」(ビジネス・コンティニュイティ・プラン、あるいは「事業継続計画」)である。


・・・未唯空間では市民エネルギーで対応していく。そのためのコミュニティが必要だと思っている。
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販売店要望の確認にいきます

未唯へ。

 3ヶ月ぶりの出張です。1ヶ月ぶりのスーツです。腹回りがきついですね。行き先は徳島です。お土産で思い当たるものがありません。だから、買って来ません。

 来月から、土日出勤です。日曜日のバスは6;46分です。今よりの15分遅れです。7;45には間に合いません。その次は、1時間遅れです。そういう意味では出勤時は1/3の本数になります。土日だから、バスに乗る人は少ないから、時間に間に合えばいいけど。

販売店ネットワークへの思い

 今回の出張はネットワーク会社に付いていくというカタチで、内容は全然考えていません。というよりも、聞いていません。ネットワーク会社を主役にしましょう。

 販売店から、ネットワークについて、相談したいからということです。

販売店要望の確認

 販売店要望ヒアリングでは、販売店に裏切られた感覚が強いです。まあ、いいですけど、おとなしく、販売店要望を聞くことにします。

 メーカーの連中に言わせると、販売店は要望がないということだけど、それでこれからの社会を乗り越えられるはずがない。

 まあ、おかげで、販売店要望ではなく、社会の要望を探ることになり、大きな目で見ることができます。ThinkとActを分けます。

販売店にとってのネットワークコンセプト

 ネットワークコンセプトの内、次期システムと販売店の立場とネットワーク会社の立場では、異なります。優先順位が異なるのと販売店が自分の都合で、動く部分が異なります。今回同行した理由の一つはこれを聞くことがあります。

 単にコストが安いだけでなく、自分たちがしたいことを自分たちが行えるというものがあります。

 それらの上位のコンセプトのミッションとつなげます。ネットワークを元にライブラリ・コラボレーション・事務局とつなげます。対象範囲は販売店から市民活動レベルにも拡張させます

お客様との接触場面

 電算部が標榜しているお客様との接触場面が販売店に通じるかどうかの分析も行います。当室のコスト削減との距離があります。販売店にとっての優先順位です。

 今回のミーティングの中では、お客様接触場面にタブレットなどを使って、オール・イン・ワンでできるものを望んでいた。メーカーとはかなりの恩田差です。

ローカルからの提案

 私としては、お客様接触場面に興味があります。コスト削減では先がない。こんな「変化」が望まれている時には、ローカルから色々な提案をしていくことです。

市民レベルを上げる

 将来に向けて、市民レベルをどう向上したらいいのか、それをエネルギーにしていく。というのは、世界のレベルです。個人を強くして。あとはコミュニケーションです。それを最適化する。

 職業軍人から国民軍に変わることで、戦う人が増え、鉄砲のような武器を渡すことで、歴史が変わった。と同じように、考える人が増え、ライブラリとコラボレーションで武装化することで、歴史が変わります。

未唯空間の冊子

 未唯空間はいつも、後ろのポケットに入れて置きます。テーマはその日に決めます。これがICレコーダーがある限りは、考えるネタには事欠かないでしょう。

サーバーの配置

 なぜ、ネットワーク会社はネットワーク要件にサーバー提案を求めないのか。彼らのデータセンターを使わせようとしている。

 インターネットさえあれば、これでクラウドを接続させます。色々なところにサーバーは置きます。

未唯空間第一章の見直し

 第一章の見直しをしています。どう見ても、自分の心の叫びです。そこから、自分としての未来を見つけます。色々な概念をそこから作り出してきました。よく、これだけの存在で第八章まで持ってきた。自分の中で感心します。

 インナーから社会に出た途端にサファイアです。それしか表現できないでしょう。サファイアが全てではないけど、かなりの部分を占めています。この思考まで至った過程がすべてです。これをまとめたくて生きているという感覚はある意味では正しいです。

 本当はインナーだけで止めておきたかった。だけど、真理を求める心がここに至った以上は仕方ないです。
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