ローマ人への手紙 5章12−21節
きのうはさわやかな秋晴れの一日。風が少し強かったので、公園歩きで胡桃の木の根元に注意しましたが、同じように考えている人が私のほかにもいたようです。残念なことに収穫はなし! でも、気持ちの良い汗をかいたので良しとしましょう。
パウロがここで取り上げているアダムとイエス・キリストは他のだれよりも大きな影響をこの世界に与えてきました。人類の二人の代表だと言えます。
ここには、「ひとりの人によって…、ひとりの人によって」ということばが繰り返されます。一方がもたらしたものは罪と死、もう一方がもたらしたものは恵みと神の義、いのちです。まったく正反対のものがこのふたりによってもたらされたことになります。
心に留めたというよりも、初めて接するかのように読んだのは16節の「さばきの場合は、一つの違反のために罪に定められますが、恵みの場合は、多くの違反が義と認められる…」ということばです。特に「多くの違反が義と認められる」というのは、よく考えてみますと、「そんなことってあるの? 」と思わせるようなことばです。このことばからさらにパウロは、「罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました」と話を進めます。
神の恵みの満ちあふれる様(さま)です。