みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

主に向かって叫び求めよ

2018年12月03日 | ヨエル書

ヨエル書 1章

 アドヴェント第一主日。お借りしている教会のクリスマス祝会に招かれたので、礼拝の後で合流させていただきました。皆さんが持ち寄った美味しいお菓子がたくさん。若かった時にはあれもこれもと食べたことでしょうが、限界あり。それでも、何を食べたかを数えてみたら、いつもよりも多かったです。

 ヨエル書と言えばいなご、と私の中では結びついていますが、改めて1章を読んでいなごのすさまじさに驚かされます。

「噛みいなごが残した物は、いなごが食い、いなごが残した物は、バッタが食い、バッタが残した物は、その若虫が食った。」

 ヨエルから「恥を見よ、…泣き叫べ」と声をかけられている農夫たちは、やり切れない思いで、せっかく育てた物が裸にされていくのを眺めていたことでしょう。彼らはどこに、何に、誰に、助けを求めればよいのでしょう。ヨエルは言います、「断食を布告し、きよめの集会を招集せよ」と。それは、断食をすれば…きよめの集会をすれば…というのではなくて、「主に向かって叫び求め」るためにでした。

 キリストを信じる者は、「何事かがあったら神に祈ること」という対処の仕方法を知っています。「窮(きゅう)すれば通ず」ということばがありますが、「お手上げ」の中でこそ、「主に向かって叫び求めよ」ということばの力強さを覚えます。


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