みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

消してはならない

2020年01月23日 | レビ記

レビ記 6章8節−7章10節

 外に自動車を停めていますので、気温が下がった朝は全体が霜で真っ白。そんなときのために常備しているのはガラス用霜取り器。ガリガリと霜を削っていきます。ところが昨日の寒さは曲者(くせもの)。エンジンをかけてデフロスター(霜取り)をオンにしてフロントガラスの霜が一時的に取れたのですが、走り始めると再び凍り出しました。それほど寒い一日でした。

 この箇所は「アロンとその子らに命じよ」ということばに始まります。ここからは祭司を務めるアロンと子どもたちのための命令なのです。全焼のささげ物、穀物のささげ物、罪のきよめのささげ物、代償のささげ物を祭司がささげる時に心するべきことが命じられています。

 この箇所全体に言えるのは、神が祭司が食べていくための配慮をしておられるということです。それは神へのささげ物の中から彼らが食べることができるという方法でなされます。これを新約聖書の教会のこととして考えてみますと、神へのささげ物によって神に仕える人々が養われるということに通じるでしょう。

 心に留めたのは、全焼のささげ物を焼く祭壇の火は消してはならないとの命令です。ここで言われているのは民全体のささげ物のことですが、それを焼く祭壇の火は消してはならないというのです。全焼のささげ物には、ささげる者の献身を表すという意味がありますので、それを焼く祭壇の火を絶やさないということは、神への献身はいつまでも続くものだというように結びつきます。また、神とひととのつながりも決して絶やさないということを象徴するということもあるかもしれません。「消してはならない」とのことばを心に留めます。


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