詩篇 96篇
イースター休みに行ったマールブルクは、「大学の町」として知られています。市内には大学の建物(校舎、研究所、学生寮…)が散在していますが、神学研究の建物の隣にあるのが「大学教会」。説教壇のすぐそばに「子どもコーナー」がありました。神のことばが宣教される所に最も近くに子どもたちが座っているという在り方に感動しました。
詩篇96篇も礼拝のための招きのことばとしてよく読まれることばです。今回の通読で目に留まったのは、「国々」ということばが5回用いられていることです。主の栄光を国々の中で語り告げよとの命令、そして国々に対しては栄光と力を主にささげよと命令され、主の民とされた者は国々の中で主は王であると言えと命じられ、主がやがて国々の民をさばかれるお方だとして歌われています。
主の恵みとあわれみによって、主の民とされた私たちが縮こまることなく、主を国々の王として宣べ伝えるようにとの励ましに満ちた詩篇です。「みことばの光」が書くように、「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい」という復活の主イエスの宣教大命令に従う者でありたいと願います。
*子どもコーナーの写真:左は説教壇です