ヨブ記 33章1−13節
買い物を兼ねたウォーキングに出た途端、雨が降ってきました。冷たい雨です。どうしようかと迷いましたが、そのまま歩いてスーパーに。買い物を終えた頃には雨も小降りになっていました。チャーシューを作るために豚肉のかたまりを購入しました。今も、とても良い匂いが届いています。
「第四の男」エリフがいよいよヨブに語ります。始まりのことばからは、エリフのヨブへの気遣いが伝わってきます。前後関係を考慮しなければ、エリフのことばからはずいぶんもったいぶった感じが伝わってきます。3節の「私の言うことは、直ぐな心から出る」や7節の「私の脅しも、あなたをおびえさせない」がそれです。
そのような心構えでエリフがヨブに向き合って語ることばは、今で言うなら決して「上から目線」というようなものではないはずです。それがたとえ厳しいことばであっても…。エリフから学ぶのは、誰かに何かを語る時、伝える時にどのような姿勢を持つのかということです。
ことばが人に届くのは簡単なことではありません。特に叱責のことばを伝えるのは難しいと思います。そのために、言うべきことばを伝え損ねたり、必要以上に相手を攻撃したりするなどということが起こります。
6節に「神にとって、私はあなたと同様だ。私もまた粘土で形造られた」とあります。こんなふうに言ってくれる人のことばならば、心に届くのではないでしょうか。