みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

何を入れ、何を出すか

2018年11月09日 | 箴言

箴言 18章

 

 ヴィザ更新。現パスポートの有効期限までのおよそ7か月の滞在が認められました。新しいパスポートに切り替えてから再度手続きをするようにとのことで、予約も受付けてくださったので、近々再度の手続きをすることになります。お祈りを感謝します。

 きょうの箇所を読んで思ったのは、人は何を入れ何を出すのかによって人生の方向が全く変わってしまうということです。1節には入れたくないと心を閉ざす人がいます。自分を変えたくないのです。その結果、自分が愚かであるのをさらけ出すことになってしまいます。

 4−8節には、ことばについての格言が続きます。良いことばを語る人が「湧いて流れる川」のようになぞらえられ、愚か者はその口から出ることばは自らの滅びを招きます。陰口とは、そこに居合わせない人のことをあれこれと話すこと。面と向かっては言えないことでも、その人がいなければ口のチャックが開いたようになります。幼稚園でお話の前に、「お口にチャックしようね」と言うことがあったことを思い出しました。

 そのあとも、ことばについての格言が続くのですが、とどめを刺すのは「死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる」という21節のことばでしょうか。今は自分のことばが瞬時に世界中を駆け巡ります。このブログも礼拝ではありません。トップリーダーの200文字足らずのことばが世界を揺さぶるような時代です。この章の一言一言は、現代の私たちにも強く語りかけているのです。

 自分の口から出ることばが、何に基づくのかということに、そしてどのような影響を及ぼすのだろうかということに、注意深くある必要があるのです。


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