みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

いのちの泉

2018年11月03日 | 箴言

箴言 14章20−35節

 タイヤ交換のために自動車を預けた後で、朝の散歩をしました。そこには素晴しい景色が待っていました! 朝霧です。けれども、5分も経たないうちに消えてしまいました。「朝霧は晴れ」だと言いますが、そのとおりの小春日和で暖かな一日を楽しむことができました。日本は「文化の日」ですね。

 この箇所には、貧しい者、富む者、罪人、悪を企む者、善を図る者、知恵のある者、愚かな者、真実な証人、欺く者、王(君主)、民(国民)、怒りを遅くする者、気の短い者、弱い者、悪しき者、正しい人、悟る者、恥知らずの者、が登場します。

 箴言が記されて時だけでなく、自分を含めて私たちの周りにもこのような人がいます。いろいろな人がいて、一人一人がどのように考え、決めることでその人自身を、そして社会を良くも悪くもするのだということが伝わってきます。

 選択の究極な結果は、いのちか死かということ。誰もがいのちを願うのですが、願いとは裏腹に正反対の結果が待ち構えている者もいます。27節の「主を恐れることはいのちの泉、死の罠から離れさせる」ということばを心に留めました。

 何を見ているか、何を考えているか、何を願っているのかということに間違いはないのだろうかと省みる際に、その知恵や判断が確かなものに基づいているのだろうかは大切。27節のことばは明快に答えています。


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