みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

敬虔にふさわしい真理の知識

2014年04月22日 | テトスへの手紙
テトスの手紙1章


 きのうは、ピロリ菌除去の結果を見る呼気検査を受けに、宇都宮に行きました。ピロリ菌とはユーモラスに聞こえますが、胃の中で悪さをする厄介な細菌。妻は除去が成功しましたので、私も…と期待しています。

 帰り道、高速道路の渋滞に遭遇。「抜け道派」の私は早速北関東自動車道に入り、足利を通って戻ることにしました。足利といえば「あの最中!」と気持ちが一つになって、売っているはずの支店に向かいましたが、そこはすでに和菓子店の工場になっていました。あきらめて帰りかけましたが、「本店に行こう」と道を戻りました。
 久しぶりでゲット!。長いのと四角いのがありますが、改めてよく見ると同じ大きさなのです。「当たり前!」と言われるようなことに、やっと気づきました。

 きょうから三日間、「みことばの光」ではテトスの手紙を読みます。
 「テトスだけが読んだ手紙だからいいようなものの…」と「みことばの光」に書いてありますが、今や世界中の人が読んでいるのですから、クレテの人々はどう思っているのだろうかと心配になります。

 心に留めたのは、パウロのはじめの挨拶にある「敬虔にふさわしい真理の知識のために」ということば。ここをある英訳聖書は「敬虔にみちびく真理の知識」と訳します。
 12節にあるような人々の中に福音を伝え、教会が誕生しますが、気をつけていなければすぐに飲み込まれてしまいます。教会の指導者にも、いや指導者だからこそ影響は大です。

 イエス・キリストを信じるということは真理の知識を得たということ。イエスへの信仰は、人を敬虔な歩みへとみちびき、実を結ばせます。世の中が大変だから福音は届かないと考えるのではなくて、世の中が大変だから福音を届けると発想を変える必要があることを、12節のことばが教えています。
      


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