みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

作った、作った…

2014年04月12日 | 出エジプト記

出エジプト記36章20-38節


 土曜日。きょうは1日にスタートしたグループホームの「オープンハウス」。
 ご近所やこのために祈って支えてくれた教会の皆さんに来ていただきたいと思っています。

 「みことばの光」にあるように、この箇所は26章15-37節の繰り返しです。けれども、注意して読みますと、26章では作るようにとの指示でしたが、ここでは「主が知恵を授けられた、心に知恵のある者すべて、…感動して、進み出てその仕事をしたいと思う者たち」(2節)が、指示どおりに作ったとあります。

 きょうの箇所の中から動詞を拾い上げてみますと、「作った」「作った」「このようにした」「作った」「作った」「作った」「作った」「作った」「作った」「そのように作った」「作った」「作った」「作った」「かぶせた」「織り出した」「鋳造した」「作った」「作り」「かぶせた」とあります。
 これでもか! というほど、「作った」とのことばが繰り返されます。

 民が喜んでささげた貴金属、色とりどりの糸が幕屋で主を礼拝することのために作り整えられていくというのは、私たち自身のことを描いているようにも思います。
 それぞれが、自分のためにと用いていた富や時間、才能を、主イエスを救い主と信じてからは,救ってくださったお方のためにもっぱら用いていただくようになった、そんなことを思いつつ、改めて「作った」「作った」…を読み返してみましょう。
     


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