みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

みこころをそこなった

2011年05月27日 | 歴代誌第一
1歴代誌21章1-17節


 神からの恵みと平安がありますように。

 雨模様の関東地方です。雨に似合う花といえば紫陽花ですが、どくだみもステキ。今朝のワンショットです。Photo_2


どくだみの花といえば、星野富弘さんの「どくだみ」という詩を思い出します。どくだみは臭いのですね。でもその葉を乾燥させてお茶にすると匂いはどこへやら、おいしいし健康にも良いのです。
 星野さんの詩は、「おまえの花 白い十字架に似ていた」ということばで終わります。

 ダビデが命じた人口調査は神のみこころをそこない、そのためにイスラエルのうちの七万人が倒れたと、きょうの箇所にはあります。
 なぜダビデは神のみこころをそこなうようなことを企てたのだろうかと、考えてみました。
3節には思いとどまるようにとのヨアブの進言がありますので、この命令が周囲の者から見れば愚かなことであり、民の王に対する信頼を損ねることになるということは、心ある者たちには自明のことだったと思うのです。
 もしかしたら、勝利が彼の心を麻痺させ、悪魔がつけ入るすきを与えてしまったのかも知れません。34キロの金の王冠をかぶったのがいけなかったのかも…。
 
 愚かな命令が支払う代償はあまりにも大きかったのです。

 「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。」1ペテロ5章8節





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