霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

斜面の枯草焼き

2024-03-26 20:25:21 | 草焼き
   吉ケ沢から玉割りした木を運搬車で 都合40往復し、その全部を割り終えた
のが一昨日だった。
 不本意ながら、2~3年分の「薪の確保」のために2カ月も要してしまった。



 
 そして、昨日から中断していた「斜面の枯草焼き」を始めた。
 風も吹かず作業は順調に進んでいたが、残念ながら今朝は10時過ぎから雪が
降り始め一日中降り続いた。
 間も無く4月だというのに気温変化の激しい日が続いている。
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破綻状態の核燃料サイクルに膨大な予算 その二

2024-03-25 19:04:41 | 社会
 理不尽な事業に国の膨大な予算がつぎ込まれる背景には「原子力ムラの
住人」が暗躍していることは容易に想像がつくが、核燃料サイクル推進を
決めた経緯については、今朝の「風知草」で初めて知った。
  そして、政府の呪縛に苦しむNHKが「その内幕」を暴いたことにも少し
驚いた。
 裏金キックバック事件等で足許に火が付いている自民党は、報道規制まで
手が回らない状態なのかもしれない。


 (今季初収穫の原木シイタケ。原発事故による放射能汚染で販売が出来ない
 状態が今も続いている。)

 毎日新聞「風知草」(2024.3.25)
「原発リスク、忘却の構造」の後半部分

 米欧は、技術的にも経済的にも困難と見て核燃料サイクルから撤退。
 日本も今世紀初め、政府の有識者会議で撤退論が出た。
 すると自民党、官僚と電力会社が<裏会議>で脚本を練り、データを操作して
有識者会議を核燃料サイクル支持へ誘導。その内幕を暴いたのが2日に放映された
NHK・ETV特集「膨張と忘却」である。

 NHKは、核燃料サイクル政策継続を決定づけた05年の裏会議の文書をスッパ
抜き、表と裏、両方の会議の中心にいた近藤駿介東大名誉教授(82)=原子力
工学=を問い詰めた。
 ――結論ありきだった?
 近藤は狼狽(ろうばい)し、言葉を探しながらこう言った。「何の会議でも
事前の整理は必要。やらなきゃ会議が長くなるだけなんで……」

 ETV特集の副題は「理の人が見た原子力政策」だった。理の人とは2018年、
64歳で亡くなった科学史家、吉岡斉(ひとし)(元九大副学長)である。
 有識者会議の委員で、理詰めの脱原発論者。NHKは吉岡が残した資料を手掛
かりに秘蔵の内部文書を発掘した。

 有識者会議が核燃料サイクル政策継続を容認した05年10月、吉岡は手帳に
こう書いた。「原子力長期計画委(原子力委・長期計画策定会議=有識者会議)
をつらぬく無責任の思想」
 核燃料サイクルは電力や機械、土建業界を潤す。立地自治体は交付金と雇用
に沸く。企業献金も、選挙の票も自民党へ流れる。つまり、核燃料サイクルは
政治権力の問題である。

 目先の利益をむさぼって原発リスクを軽視する政治が、次の過酷事故を招く
ことを恐れる。

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尊富士優勝

2024-03-24 21:29:44 | 趣味
 相撲王国青森復活。
 吉幾三に続く五所川原のスター誕生。
 とブログに書こうと思っていたらネットでは既にその言葉が躍っていた。
 11連勝した際のインタビューで「記録よりも記憶に残る力士になりたい。」
と新入幕力士が話すのを聞いて「何と大口をたたく生意気な力士がいるものだ」
と呆れていたが、実力は本物だった。


 千秋楽の注目の一番は、「尊富士対豪の山」と「大の里対豊昇龍」戦のみ。
 ラジオの相撲中継を聞きながら薪割りを続け、注目の一番の時だけTVの前
に座った。
「尊富士は強い」と感じさせる一方「大の里」は勝負を急ぎ先場所と同じ轍を
踏んでしまった。
 いずれにせよ、将来の横綱候補二人が相撲界に新風が吹き込んでくれた。
コメント (2)
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破綻状態の核燃料サイクルに膨大な予算

2024-03-23 19:06:05 | 社会
 毎日新聞が原発問題を連載している。
「原発・出口亡き迷走」と題し、その下には「政府は原発の活用に舵を切ったが、
進まぬ再稼働や核のごみ問題など課題は山積みだ。袋小路に陥っている原発の実態
に迫ります。」と説明してあった。

 以前から、破綻している核燃料サイクル事業に膨大な予算をつぎ込み続けている
馬鹿さ加減に呆れていたが、記事を読んで改めてその感を強くした。
 長文なので、核燃料サイクルに関する部分の一部のみを紹介したい。

 (六ケ所再処理工場)
        「原発・出口亡き迷走」
「国民をなめている」信もない、出口もないツケだらけの国策
                   (毎日新聞2024.3.23)
 事実上破綻状態にある核燃料サイクルに膨大な国の予算をつぎ込んでいる。
 原発で使い終えた核燃料を再処理する「核燃料サイクル」は政府の原子力
政策の柱だ。高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の量を減らすなどの利点が
あるとして、六ケ所村の再処理工場は1993年に着工した。97年の予定だった
完成時期は26回延期を繰り返して今に至る。当初7600億円を見込んだ建設費
は3・1兆円に膨らみ、操業や廃止なども含めた総事業費は14・7兆円に上る。
           (中略)
 事実上破綻状態にある核燃料サイクルに政府や電力会社がこだわるのは、
各地の原発内でたまり続ける使用済み核燃料が1万9000トン超となっている
からだ。特に、関電は高浜原発(福井県)の使用済み核燃料を一時保管する
貯蔵プールが早ければ4年で満杯になる。関電幹部が「うちの原子力は再処理
工場に懸かっていると言っても過言ではない」と話すように、原子力の持続性
そのものに直結する。
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春の風

2024-03-22 20:33:57 | 天気
 「春風」は暖かくてのどかな趣きを持っているが、「春の風」となると
強風のイメージが強くなる。
 春が近づき気温が上昇するに連れて吹き出す「春の風」は田畑を乾かす
「恵みの風」ともなる。
   今年は2月と3月が逆転したような妙な天気で「遅い春」となっている。
   保留していた堆肥散布が可能となるのは来週後半になるのかもしれない。


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