霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

野菜作り

2014-02-23 20:41:48 | 野菜
 「おくたま農産」では機械のオペレーターには1300円/h、その他の下回り作業には1000円/hを
支払っていると先日の研修会で聞いた。
機械化による規模拡大に馴染む作物の場合はペイできるが、人手に頼らざるを得ない野菜作りの場合
は難しく、寒締め白菜の特産地ながら「赤字」になっているという、


(運搬車とバックホーを繰り出し堤に倒れた松の木を片づけた)

翻って我が家を見た場合、部門別収支は把握していないが米は多分赤字で野菜の方で少し黒字に
なっているものと推測している。
しかし、どちらも「労務費」はゼロカウント計算なので、日当を支給する形で計算したら大赤字になる
ことは間違いない。

機械化が難しく手のかかる野菜中心の農業で「自立経営」を達成するのは難しいのかもしれないが、、
そんな農業に、めげることなく今年もチャレンジする。
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鳴子温泉

2014-02-22 19:16:44 | 仲間
山形時代の職場の仲間が温泉に一泊しながら集う恒例の会が今年は鳴子温泉で行われた。
紅一点のYさんも変わらぬ美しさを維持しながら毎年参加している。

ホテルに着くなり終身幹事のKさんから「部屋はYさんと二人の特別室を用意してますので・・・」と
告げられたので「マァ、嬉しいこと。それならホテル代は全部私が持つから」と応じた。
一事が万事そんな軽口の応酬で、呑んで笑って楽しい時間を過ごすことが出来た。

昨日、鳴子に向けて出発する際に「山形時代の仲間とは文字通り裸の付き合い。温泉で衰えた
粗チンを見せ合ってくるよ」と話したら「鳴子でソチンオリンピックをするつもりなの」と切り返され
てしまった。


(鳴子観光ホテル8階の部屋から見た鳴子の温泉街)

車でホテルの正面玄関に乗り付けると、そこで鍵を渡しホテル側で駐車場に移動するシステム
となっていた。
今朝の出発の際、ホテルで玄関先まで車を運んで来ることを知り「ヤバイ」と思った。
鳴子までの「雪の山道」を心配し薄汚れた軽トラで来ていたのに、出発が一緒になった山形の
SさんはBMWだった。
車を一緒に並べられたら辛いのでBMWが来る前に早々に退散することにした。

以前、研修会の講師が「農家が外車を乗り回すようになれば後継者の心配は無くなる」と話して
いたが、その夢とは真逆の厳しい現実を見せたら「若者の農業離れ」に拍車がかかってしまうと
ころだった。
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NISA

2014-02-21 13:26:19 | 生活
昔の郵便貯金は複利計算で定期預金が10年もすると倍増することがあったが、今は預金の
金利はほぼゼロに近い。
それでも今まではデフレ傾向だったので利子が付かなくとも「元本を維持する」だけでも貯蓄の
意味があった。
しかし、アベノミックスが功を奏し「デフレ脱却」が実現すると物価が上がり預金や年金は「目減り」
の心配が出て来る。
そんな背景もあって銀行からNISA(少額投資非課税制度)の利用を勧められ新たに口座を開設
した。



株や投資信託について全く無知な人間が下手に手を出すと火傷をするに決まっているが、僅かな
預金が次第に目減りするのも癪に障るので勉強のため銀行で開催された投資信託の講習会に
参加した。

投資顧問会社から派遣された講師の説明によると「株・リート・債権・商品」に分散投資すると共に
投資配分比率を経済情勢に連動して変化させることにより「年5%程度は確保できる見込み」との
ことだった。

ハイリスクハイリターンは当初から望まないが、生活防衛策としてローリスクローリターンで構わな
いから「目減り防止策」を考える時代になったのかもしれない。
その意味からしてサラリーマン時代に入会した「社員持ち株会」の株式数を充実させることも「視野
に入れたい」と思った。

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薪割り

2014-02-20 18:46:33 | 生活
薪ストーブ用の木が少なくなり、乾きの不十分なものも利用し始めた。
当然のことながら着火しにくいので太いものは割って使うようにしている。
しかし、昔ながらのマサカリを振り回す「薪割り」は腕力だけでなく腰の強靭さも要求されるので
10~15分程度で腰がフラフラして来る。
今は当面必要な分量を確保するだけなので腰がフラツキ始めたら「止める」ようにしている。



木の種類にもよるがマサカリで簡単に割れる木もあれば難儀する木もある。
割れにくい場合はマサカリで付けた伐り口に伐採作業で使う楔をハンマーで打ち付けて割って
いる。
その楔を打ち付けるのも結構な力を必要とするので、肉体労働好きの自分でも「体力の限界」を
感じざるを得ない。

来年からは母屋の薪ストーブの分も確保しなければならないので「薪割り」をすべて人力で行う
ことは到底不可能なこと。
いずれ「薪割り機」が必要となるが、その種類が「ピンからキリまで多種多様」なので値段の安い
物の中から我が家に合った物を選ぼうと思っている。

コメント (2)
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「絶望」は愚か者の結論

2014-02-19 20:45:38 | 野菜
雪に覆われた畑で行った昨日の赤蕪収穫は悲惨だった。
寒い、冷たい、疲れる、汗ばむ、にも関わらず「仕事は遅々として進まず」だった。
最低でも運搬車一台分は収穫したかったが、そこまで我慢が出来なかった。
畑までの徒歩移動で時間をかけた以上は少しでも多く収穫しないと効率が悪いことは
重々承知しつつも途中断念となった。



明日、明後日と予定が入っていたので昨日に引き続き今日も後山の畑に向ったが、
内心は「行きたくない」というのが本音だった。



しかし、昨日の反省を踏まえ今日はやり方を変えてみた。
・小屋に置いてある運搬車は軽トラに積んで「持ち帰る」方式に変更
⇒ 深い雪の農道を運搬車にすがって進めるので徒歩よりも楽にしかも早く畑に着
  くことができた。 
  また、畑との間は一往復だけで済むので移動時間が半減した。



・畑の雪は下側の四分の一は固くなっていたが、スコップで割ると蕪を傷めるため手で
 砕いたが労力も時間も費やし、しかも防寒ゴム手をしていて指が冷たくなって辛かった。
 ⇒ 畝を避けて畝間にスコップを入れて割ると畝の雪も一緒に割れて剥がれることを
   発見した。労力を大幅短縮できただけでなく指が冷たくなることもなかった。
   また、面で雪を除去できるので葉も引き千切ることなく収穫できた。


(赤蕪を積んだままで運搬車を軽トラに載せた)

そんなことで今日は運搬車一台分を目一杯収穫し意気揚揚と家に戻った。


(秋に写した蕪畑。今は丁度写真の真ん中を収穫している)

昔、草刈機を初めて使った時に30分も経たない内に意識が朦朧とするぐらい疲れたことが
あったが「慣れない仕事」というのは得てして「そういうもの」。
それと同じで「ど素人が簡単に結論を出してはいけない」ことを今日また学んだ。
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