孫娘は「記憶力が抜群にいい」と両親が絶賛している。
しかし、それも大切なことだが自頭力(無から有を産み出す力)を鍛える
ことも忘れてはならない。
そのツールとして「将棋盤と駒」を春に上京する際に持参していたが、
あまりにもアナログ過ぎる古い対応だった。
ゲームソフトに興じている今の子供達に将棋盤や駒は必要なかったのだ。
今回、孫娘はオセロゲーム端末を持参し挑戦して来た。
今やタイトル戦の将棋中継もAIソフトが常時戦況の優劣を判定してくれる
時代となったが、娘のオセロゲーム機も着手可能位置を事前に表示し、しかも
「ヒントボタン」を押すと各位置の評価まで数値で表示する優れものだった。
それを見て、将棋にも子供向けのゲーム端末があるはずなので婿殿に早急
に入手するようお願いしておいた。

写真は大沢温泉でのオセロの対局風景だが、夢中だったので誰がいつ撮っ
たか全く気付かなかった。
八戸時代、近くの将棋道場に時々通っていたが、小学生低学年の「早ミエ、
早指し」に翻弄されコロコロ負かされた思い出がある。
いつの日か将棋盤を挟んで孫娘と対峙する日が来ることを待ち望んでいる。